第10回毎月短歌に投稿した現代短歌のAI評です。
記事に引用するのは自分の作品のみですが、WEB投稿参加作品のうち、文語・旧仮名部門短歌と連作部門以外の現代口語短歌すべてにAI評者のコメントがあります。
AI評を分析されたefさんの説明によると、今回のAI選者は2名
(2種類のLLMを使って2種類の評が出力されています)
① command r+
② GPT-4o(先日公開されたopenAIの最新モデル)
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開けたての珈琲ドリップぷくぷくと今朝はとっても機嫌がいいね
この歌は、「日々の中でなんとなく光って見えること」というテーマ詠で、「第1回スペース短歌」に応募した短歌です。
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昨日今日毎日が記念日でハナミズキ咲く道で君と手をつなぐ
こちらの歌は、「うたこいこい」という有志で作ったネプリに5首連作で参加したときの1首です。
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以上、第10回毎月短歌のAI選者2名による評コメントです。
コメント内でかなり褒められていますが、これは他の詠み手のどの短歌も褒めるのがデフォルトみたいです。
どちらかというと、歌意や内容の解釈をどの程度まで掘り下げてくれているのか、比喩や暗喩を理解しているのか?などに興味があります。
特に選者により多少解釈が異なる点が注目されます。
ただし、今回の2首はストレートな詠みで、いつもに比べるとあまり比喩や暗喩は使われていないので、選者の読みの違いはあまりなかったように思いました。若干、GPT-4o評のほうが詳しくてより丁寧なコメントになっていたように感じます。性能の違いなのでしょうか?
毎回思うのですが、AI選者の読みは誠実に?言葉を尽くしてくれています。時折、思ってもいなかった興味深い内容で、楽しく読めます。
最後に、企画とAI評コメントの抽出・解析・おまとめ等々いつもありがとうございます。
深水さん、efさん、その他関係者の方々に感謝いたします。
毎月短歌が、電子書籍になりました。
今回記事に掲出した現代短歌(口語短歌)以外の文語・旧仮名短歌や連作短歌含めて、応募した作品がすべて掲載されています。
Kindle Unlimited会員の方なら無料で読めます。
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