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短歌集

38
三十一文字でなにしようかな。練習中です。
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#現代短歌

短歌 36

短歌 36

イケメンが ふんわりちょっかいかけてきた
良い夢を見た今日はもう寝る

短歌 35

短歌 35

君の鳴く声をあの子に聞かせたい
聞かせたくない聞かせてあげない

短歌 34

短歌 34

気だるさと君の匂いに包まれて
冷めゆく布団ひとりあたため

短歌 14

短歌 14

君の手が
触れたは昨日か
一昨日か
わたしの身体
だけが知ってる



短歌 13

短歌 13

黒伏に
抱かれ眠った
あの日々が
わたしのなかに
いまなお眠る

(2017年初夏。山形の黒伏山にて)

短歌 12

短歌 12

秘め事を
ひとつふたつと
増やしては
君の居ぬ間に
花 咲き匂う

短歌 11

短歌 11

絡み合う
手足は不思議と
ぴったりで
型を合わせた
生まれてくるとき

短歌 10

短歌 10

モラルなど
つまらぬものは
ドブに捨て
君とふたり
貪り合いたい

短歌 09

短歌 09

詰まる息
抱き絞められる
苦しさが
わたしの生を
象ってゆく

短歌 08

短歌 08

ヒョウ柄の
ふと手にとった
くつしたに
あなたの吐息を
感じました

短歌 04

短歌 04

泣くことも
嘆くことも
なくなれど
今日もあなたと
丸まってたい

短歌 03

短歌 03

見映のため
並べたおむすび
たいらげる
ぽっこりお腹の
いとおしきこと

短歌 02

短歌 02

制約が
あるからこそと
勧められ
疼く心と
踊る言の葉

*
10年ぶりに
短歌を
はじめました
^^*