
#休息メモ ムダこそ合理
こんにちは。
現代の休息をアップデートする活動をしているさきしまです。
現代の休息のヒントを探す#休息メモ (3)です。
今回話を伺ったのはサイエンスライター(作家)の「鈴木祐」さん。
鈴木さんの新しい著書「YOUR TIME」に関するとある講演イベントに参加しまして、その中の質疑応答の時間でお話させていただきました。

「最高の体調」「科学的な適職」等、様々なヒット作品を生み出す鈴木祐さん。
そんな鈴木さんに休息に関する質問をしましたので、その内容をこちらにてちょっぴり公開です!
無駄こそ合理
さきしま問い:
「日常の中で生産性や合理性を意識し過ぎてしまい、休んでる時間が無駄に感じられ、うまく休めないという人もいるかと思います。その場合どうすれば生産性や合理性を無視して休めますか?」
鈴木祐さん:
合理性を無視する必要はないです。
「無駄こそ(長期的にみれば)合理」ですから。
その無駄と思える休息は合理的であるという感覚を持つことでしょうね。
何をするにしても今の自分の状況をコントロールできているという感覚を持つことが重要だと思います。休むという選択についてもそれが合理的であるから、それを積極的に選んでいるという感覚が大切です。
しかし、いきなりそのようなマインドで休息時間を確保していくことは難しいかもしれません。
その場合は小さな工夫で乗り越えましょう。
・「休息時間」として先にスケジュールをブロックしておく。
・休息を一緒に楽しむ仲間をつくる。
そうやって少しづつでも、自分から休むことを選択しているという感覚を持つことを大切にしていきましょう。
実際に現地で聞く「ムダ(休息)こそ合理」という言葉、痺れましたね。
短いスパンでの仕事という枠組みで休息を考えると、それは時に非合理かもしれない。
しかし、人生という長い枠組みで休息を捉えると、それは合理的な選択になりうる。
どの時間軸で休息を捉えるかでその解釈は変わる。
そう考えた上で「自分の休み」について考える。自分の休みをコントロールする。
そのような自己コントロール感覚が、より納得感の高い休みに繋がるのではないかと考えた講演会でした!
ぜひあなたも、ここからあなたらしい休息を!
それではまた~!
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