3分「しか」ない、3分「も」ある
練習時間を捻出するのが、社会人は大変だと思います。
社会人でなくても、中学生、高校生。
部活もある。塾もある。宿題も。
でも、練習「しなきゃいけない」ことは分かってる。
分かっていても、時間を取れない。
鬱だ。
と、思って私もピアノから遠ざかっていた時がありました。
自宅にピアノがなく、外へ借りに行くというのも思いつかないほど余裕がなかったときも。
レッスンを受けている方の中には
「練習をする時間がなくて出来ていないのにレッスンを受けたら、先生に悪い」
そんなふうに考えて、やめてしまう方もいらっしゃるのではと思います。
レッスンをやめてしまうと、自分で弾き続けることって結構大変です。
だって「やらなきゃいけないこと」ってたくさんありますから。
その中で、たった三分しか時間が取れないとなったら、こんな短い時間で何ができるんだろうかと悩んでしまうのって当然なんじゃないかと思うのです。
さて。
あなたにとって、3分の練習時間というのはどんなものでしょうか。
3分「しかない」と捉えるのか。
3分「もある」と捉えるのか。
一度、「3分間、タイマーをかけて練習」をしてみてください。
その3分の与えられた時間の中で、あなたはどういうふうに練習時間を使うのか、使えるのか、それとも使えないのか。