遊びながら量感を身につける!
こんにちは さきこです!
みなさんのお子さんは、量感が育っていますか?
私は小学校で授業をしているときに
様々なとんでも量感に出会ってきました!
例えば、教室の長さを測る前に予想させると…
「たて600メートル、よこ380メートル!」
といったようなものです。
大人ならありえない!と思える感覚も
子どもは、量感が育っていないと
とっても難しいんですよね。
イメージできるかできないかで学習にも差がつきます。
今回は、我が家で楽しんだ
量感が育ちそう!な遊びをお伝えします。
就学前で単位量の概念がわからなくても
なんとなくの量感は育つと思っています!
学習に入った時に、ある程度の量感が
ある方が理解も進みますよ!
ただし!我が家は基本的に
大人も子どもも無理しない
ゆる知育がモットーなので、
今回は「量感が育つ!」ではなく
あえて「量感が育ちそう!」な遊びにしています!
ご注意を!(笑)
<この記事がおすすめな人>
●子育て中の人
●ゆる知育が知りたい人
●遊びながら量感を身につけたい人
●学習への種のまき方を知りたい人
●子供に関わる仕事をしている
ゆる知育を承知の上で、
読んでもらえると嬉しいです!
では、我が家で盛り上がった
簡単な量感遊びを3つ紹介します!
量感が育ちそうな遊び3選!
1.人形の背比べ(大きさ比べ)
【必要なもの】
●定規(メジャー)
●人形またはおもちゃ
家にあるお人形をひたすら測る遊びです!
人形を測った後、背の順に並べます。
センチメートルの概念がなくても、
もちろんあっても楽しめる遊びです!
【遊び方】
①0に合わせて人形を置く。
②目盛りの数字を読む。
③背の順に(大きい順、もしくは小さい順に)並べる。
こんなシンプルなことでも、
子どもたちはとっても楽しんでくれます!
数字を読んだり、数を数えたり、
数字に興味を持ちだしている時だといいですね!
1つ人形の大きさの測り方がわかると、
じゃああれはどうだろう?と持っている
いろいろな人形を探してきて勝手に測ります!
この人形は、あの人形より
小さいかなぁ?大きいかなぁ?と興味を持って
調べることができました!
ここで、もう1つポイント!
予想させると、さらに知育要素が
プラスされますね!
「さっき測ったお人形と、これから測るお人形。
どっちが大きいだろう?」
と測る前に、一言声をかけるだけで、
自分がイメージした大きさと
実際測ってみた大きさが同じくらいでも
全然違っていたとしても学びになります!
イメージと実際の大きさをどんどんすり合わせることで
量感は育っていくと感じます。
もちろん、人形じゃなくても、
いろんなおもちゃを活用してさまざまな
大きさ比べをすることができますね!
人から提示される疑問ではなく、
自分から疑問をもって調べて、解決する力を
遊びながら育てていけるといいですよね!
2.実際の大きさを体感!
〜このポケモンこんなに大きいんだ〜
我が子のきっかけは
ポケモン図鑑を見ていて、単位の概念はわからなくても
0.4メートル!0.6メートル!などと数値に
着目しだしたことから始まりました。
じゃあ実際にどれぐらいの大きさか
視覚的にわかるところがあればいいかな?と考えて
家の中にある柱に印をつけました!
【必要なもの】
●マスキングテープやテープ
●柱や壁
●メジャー
●ポケモン図鑑など子どもが好きな生き物図鑑
①地面からメジャーで
10センチメートル(0.1m)間隔をはかり、
数値を書いたマスキングテープや
テープを柱や壁に貼る
②好きな生き物の大きさを見ながら
どれぐらいの大きさなのか横に並んでみて
視覚的に確認する。
こうすることで、ポケモンがどれぐらいの大きさなのか
実際に横に並んだりして体感することができます!
このポケモン、こんな大きいんや!とか
〇〇ちゃんと同じくらいやねー!と
親も発見があり、家族で盛り上がりました!
自分の体や親の体を使うと
「私より大きい!」「パパよりも大きい!」など
比較する対象や目安となるものがわかりやすいですよね。
我が家の場合は、ポケモンでしたが
きっとお子さんによって好きなものが違うと思います。
お子さんが興味のある生き物などで
やってみてくださいね。
3.〇〇センチメートルを探せ!
【必要なもの】
●定規
(もしくは長さを測った画用紙など)
①定規で5センチメートルの長さを教える
(もしくは5センチメートルの画用紙を渡す)
②定規や画用紙を持って、家中の物をはかる
例は5センチメートルじゃなくても、
何センチメートルでも大丈夫です!
10センチメートルや20センチメートルと
少し大きめな長さから、どんどん短い長さを
探してもいいかもしれません!
ちなみに息子の眉間から鼻先までが
5センチメートルで、顔や体をたくさん
測り合いました(笑)
体の一部の長さがわかると
だいたいの長さや大きさの感覚が
わかりやすいですね!
手のひらや指の長さを測ってから
手のひらや指を使っていろんなところを測るのも
いいですね。
一度測ってしまえば、
いつでもどこでもできます!
手のひらいくつ分かな?とか
指何本分かな?と聞くだけで
いくつ分か考えますよね。
小学校でも長さの学習をする時には
いろんなものを実際に測ります!
小さい頃から遊びながら
調べる経験を重ねると自然と学習に
つながりますね。
ちょっとした環境作りや声かけを意識して
これはどうだろう?あれはどうだろう?と
自分で課題を発見し、解決する力を
自然と身につけていきたいですね!
おわりに
我が家のゆる知育で
大切にしていることを伝えます。
まず何より大切にしたいことは
子どもが量感に興味をもったときを見逃さない!
という意識です。
なんでも本人が気になった時が学び時!!
を意識しています!
特に就学前から身につけさせよう!と思って、
大人が必死になっても子どものやる気が
なくなるだけです。
大人が必死になる程子どもたちは
勉強嫌いになるのではないかなと思います。
大人だってそうですよね。
やる気や興味がないと自ら学ぼうと思えないですよね。
でも、そもそも我が子が全然興味を持たない…
という子もいるでしょう。
ぶっちゃけ興味がなくても
いつか学習しなければならない時に
学べばいいんです。
ただ、もし学習する前に
子どもが興味を持ったり、何か呟いたりした時は
チャーーーンス!!と思う意識が大事ということです!
そこは見逃したくないなと
普段から意識して子どもと関わっています。
なので、まず前提として、
子どもが興味を持っているかどうかの判断は
必要だと思います!
なので、焦らない、できないと思わない、
子どものペースを尊重する
そこは気をつけてほしいと思います。
これからも子どもたちが無理なく
楽しく学習できるような環境作りや
声かけを意識して実践していきます。
ここまで読んでくださって
ありがとうございました!
何か気づきやヒントになれば
嬉しいです!
以上 さきこでした!