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文楽四月公演キャスト



人形浄瑠璃文楽の公演は、基本的に毎月大阪の長期公演と東京の長期公演を行き来しています。


公演と公演の間は約1週間。


そして、毎回基本的に、オールキャストで朝から晩まで、コロナ禍の現在は1日3公演です。

オールキャストということは座内オーディションなどはなく、それまでの舞台経験などに基づいて配役が行われます。

朝から晩まで上演という姿勢は江戸時代から変わらない我々。

新作やその他のレクチャーやテレビや雑誌の取材、海外公演(コロナ前)などはその合間を縫って行います。




さて、今回の四月大阪公演は、文楽劇場で上演の3週間に渡る長期公演。


主要キャストをご紹介します。
敬称略で失礼いたします。


 
第1部


義経千本桜
11:00〜

豊竹咲太夫「河連判官館の段」

竹本錣太夫「道行初音旅」

桐竹勘十郎「忠信実は源九郎狐」



 
第二部



摂州合邦辻
14:15〜


豊竹呂太夫「合邦住家の段」

鶴澤清治「合邦住家の段・前」

吉田和生「玉手御前」



 
第三部


嬢景清八嶋日記
蝶の道行
17:30〜


竹本千歳太夫「日向嶋の段」嬢景清八嶋日記

吉田玉男「景清」嬢景清八嶋日記


 
ちなみに自分は


第二部
摂州合邦辻

「万代池の段」

におきまして、ヒロイン玉手御前の義理の息子次郎丸をつとめさせていただきます。





大勢のお客さまのお越しをお待ちいたしております。


今月の公演もあと少し。

オミクロンを寄せ付けることなくここまできました。

あと数日頑張ります!


四月公演には波も落ち着いていますように。

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