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蚕を飼い始めました
本日、福島県会津若松市から、蚕がやってきました!
繭の色が白い個体×10匹
里山黄金という黄色の繭を作る個体×10匹
予備で入っていた個体も含めると、なんと…
22匹です!!(笑)
白い繭と黄色い繭、2色を見れたらいいなぁという気持ちで、個数などはあまり気にしていなかったのですが、送られてくる時に、メールに、個数の数の詳細が書いてあり、
改めて、“マジか!飼えるやろうか…。”
と、少し心配になりました。(笑)
注文したのは、今からちょうど1ヶ月程前で、
蚕達が我が家にやってくるのを、心待ちにしていました!
本やテレビで見る、大きめの蚕をイメージしていたので、箱を開けて見てみるのがドキドキでしたが、
実際には、自分が想像していたよりも、小さめな
4齢幼虫ちゃんがいらっしゃいました。
可愛いチビっ子ちゃん達を見るなり、一瞬で、
癒されました。
はるばる福島県から、“おいでませ、山口県へ”
チビっ子蚕達は、箱が少し揺れる小さい振動にも
反応をし、皆で、びくっとなっていました。
タッパーケースの中では、蚕皆が、首を長く上げて、上を見上げていました。
その様子を見て、なんだか不思議だなぁと思いました。
そして、ふと思いました。“蚕”とは、天に虫と書きますが、“上を仰いで天を見上げているので、“蚕”と呼ばれるのではないかと…。※あくまで私の予想ですが。(笑)
箱の中身には、“蚕飼育説明書”
という書類が、一緒に同封されており、
それぞれの文章をよく読んで、何回も目を通しました。
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箱の中には、他にも、色々な物が入っており
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このボンレスハムの様なものは、蚕のエサになる、
飼料でした!
中身を開けてみると…
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開封した瞬間…すっぱいような匂いが立ちこめました。
匂いを例えるなら、“チーズが発酵した匂い”です。
ほのかに、葉の香りもしました。
蚕は、“桑の葉”を主食としているので、きっと、このペースト状の正体は、桑の葉のペーストなのだなぁと思います。
蚕達は、長旅でお腹が空いているだろうと思い、
早速エサをあげてみることにしました。
飼育説明書の通りに、送られてきた箱に、空気穴を開けて、底には、ラップを敷いて、
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集落を作るように、一定の距離を開けて、ペースト状の飼料を点在させました。
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この蚕を、もと居たタッパーの容器から移すのが、
なかなか大変で…。
24時から移すことを始めたのですが、
・24時5分から始まり、
・24時27分(22分経過後) 蚕6匹輸送完了
・24時42分(37分経過後) 蚕10匹輸送完了
・24時57分(52分経過後) 蚕15匹輸送完了
・1時4分 (59分経過後) 蚕22匹(全て)輸送完了
という感じで、蚕がなかなか拾えず、移し変えるのに、とても苦労をしました。(笑)
15匹移し終えた辺りには、もう蚕を拾い上げるコツをつかみ、木のスプーンで蚕を優しく転がし、蚕の足の吸盤が、スプーンにくっついたところで、エサの上に離してあげる、という動作を、10秒で出来る様になりました。
私は、カブトムシの幼虫もなのですが、
素手では絶対に触らない様にしています。
人間の手は、幼虫にとっては、やけどを負うくらいの熱さ、ということや、人間の手についている目に見えない菌が幼虫についてしまって、弱ってしまうと、悲しいからです。
ですので、蚕の移動は、木で出来た、幼虫がつかまりやすい(登りやすい)スプーンに、自分の足で登ってくるのを待ち、またエサの上に置くときには、蚕の足の吸盤が、木のスプーンから全て降りるまで、ずっと待ちます。
蚕は、まだ4齢で、皮膚も薄く弱々しいので、
慎重に、神経を使いながらの作業でした。
どれくらいまでの力で、スプーンでつついていいのか、という感覚をつかめたので、次に移動する時には、
もっと早く輸送出来そうです♪
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蚕ちゃん達がくっつくと、とっても面白いです。
すんごいラブラブしている様子にも見えたり、
仲良く食事している様子にも見えたり…。(笑)
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最後、22匹移し終えたの図↓
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まだまだ “蚕生活” 始まったばかりですが、
これからもっと、蚕について色々と知っていって
面白い生態についても、観察して行きたいなぁと思っています♪