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自然豊かな“周南市立八代小学校”

記事の見出しの蝶々は、春の女神とも言われている、
名の高い、“ギフチョウ”です。

以下Wikipediaより引用致しました。

先日、4月11日に、山口県周南市立八代小学校で、
ギフチョウの「放蝶式」がありました。

“八代” と書いて、“やしろ”と読みます。

山陽新幹線が停車する徳山駅からは、車で30分程で着く、周りは自然豊かな山や川、生き物に囲まれた、素敵な場所です。

放蝶式のその日は、“虫の会”に所属している、
ボランティアの田邊さんという方が、ギフチョウを
30匹程連れて来られていました。
また八代小学校でも、同じく30匹程放蝶されたそうです。
それらギフチョウは、幼虫の時から、子供達が田邊さんに飼育方法を習い飼育をし、大きく成長した幼虫は、
鉢植えの裏でサナギになり、そのギフチョウのサナギに、他に虫など侵入して来ない様に、ネットを被せて、
そのまま越冬をしてもらい、
暖かい春を迎えて、網のあるケージへ移して、
放蝶の日を待つ、という流れです。

網のケージです。この中で、ギフチョウ達は、飛び立つ日を待ちます。

ギフチョウの食草となるカンアオイです。八代小学校の校内や、近くの山にも、見かけることが出来ます。

以下Wikipediaより引用致しました。


放蝶式の日には、たくさんの報道陣の方々が来られていて、ケージから飛び立つ、60匹程の優雅なギフチョウの姿を撮影されていました。

八代小学校の子供達は、ギフチョウを大事そうに、優しく、それぞれの手に止まらせて、愛でていました。

私が来た時にも、すぐに、かけ寄ってきてくれて、
「みてみてー!!」と、楽しそうに見せてくれました。
子供達の優しさと、無邪気さと、ギフチョウの可愛さ、美しさに何とも癒されました。

ふさふさの毛がまた可愛いです♪



パンジーの花の蜜を吸うギフチョウ



ひとなつっこい蝶々です♪



私も手に止まらせてみました♪
生まれて初めてのギフチョウ!!
感激です!!


八代小学校の子供達は、田邊さんに、胸に秘めた質問をしていました。

「ギフチョウのオスとメスの見分け方は、何ですか?」

その瞬間、私も、ああ、それ知りたい!と思いました。

田邊さんは、
「見分け方は、ギフチョウのお尻に、フタがあるかどうか、と、顔の周りが赤っぽくなっているのは、メスです。」
と、言っておられました。

言われた様に、ひっくり返して見てみると…。


「あ、フタがある!ということは、これはメスだね!」

確かに、黒い樹脂の様なものがくっついています。
子供達は、実際にお尻についたフタを見てみて、納得していました。

ギフチョウは、オスが、メスと交尾が終わると、メスに対して、もうそのオスと以外は、子孫を作れない様に、オスが、メスへ、フタをするのです。
これだけ聴くとロマンチックですが、オスは、その後、別のメスを求めて飛んでいきます…。がーん。
しかし、それが子孫を残す為の策略でもあるのだと思います。

田邊さんは言っておられました。
ギフチョウは、「原始的な、遺伝子を持つ蝶々」なのだと。
気になって調べてみましたら、面白い記事を見つけました。

やはり、ギフチョウには、長い歴史があったのですね!
原始的なやり方で、3000万年前から、よくここまで繁栄したと、歴史とロマンまで感じさせる、蝶々、
“ギフチョウ”で、ございます。

いつまでも眺めていられます。元気にたくましく生きてね!


日本蝶類保全協会のギフチョウのバッジです。
伊丹市昆虫館で購入しました。その後、会にも入りました(笑)


八代小学校では、“ギフチョウの放蝶式”など、
春夏秋冬、年間を通して、この様な素敵な行事が盛りだくさんです♪


こいのぼり(八代小学校からの帰り道です)


芝桜と、美しいコラボをしていました。


八代小学校からの帰り道、中須の芝桜とこいのぼりがきれいで、足を止めて、写真を撮りました。

ちょうど、雨が降る前で、カエルが、「けろけろ」と、鳴いていて、田んぼの脇を流れるきれいな川の水を観ながら、
これまた、自然に心が癒されました。

自然の景色が、ずーっと自然のまま、あるがままであり続けて欲しいなぁと思いました。

八代小学校に、また遊びに行こうと思います!





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