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1-4 As time goes by

『ジャズ詩大全1』の中から、本日は4曲目のこちらの曲です!

As time goes by

1931
作詞・曲:Herman Hupfeld
1931年のミュージカル【Everybody's welcome】のために書かれ、Rudy Valleeがレコードを出したそうです。

その後、映画『Casablanca』に使われ、Dooley Wilsonが歌いヒットしたそう。

Nicki Parrottバージョンは聴いたことがありました!

【ウクレレコード】

【Words】
◆apprehension:(特に未来の悪いことについての)憂慮、懸念(けねん)、不安、心配
◆dimension:[しばしばpl.]特性、特質;要因、要素;面、相、寸法、次元、…次元
◆trifle:[a 〜]少し、少量、わずか
◆weary:-adj. 疲れた、疲労した、疲れ果てた、[…が]いやになった、[…に]飽きた
-vt. 疲れさせる、疲労させる、退屈[飽き]させる、うんざりさせる、困らせる

参照元辞書:新英和大辞典第六版

この曲のタイトル「As time goes by」は元々「時のすぎゆくままに」と誤訳されていたそう。正しくは<時が経っても>だそうです。

asの訳し方がいまいちわからなくて『総合英語 Evergreen』で調べてみました。

<asの代表的な使い方>
●接続詞
①「…する時/…するあいだ/…しながら」:「時」を表す
②「…につれて」:「比例」を表す
As time went by, she became more beautiful.
(時が経つにつれ、彼女はいっそう美しくなった。)
③「…(する)ように/…(する)とおりに」:「様態」を表す
④「…なので/…だから」:「理由」を表す
⑤「…だけれども」:「譲歩」を表す
●前置詞
①「…(である)と」〈他動詞+目的語+as …〉の形で補語を導く
②「…として」
③「…のときに/…のころ

『総合英語 Evergreen』 p.636-637より一部抜粋

接続詞の②「比例」を表す用法なのかな?ちょうど似たような例文が載っていました。でも「時が経つにつれて」と「時が経っても」だと微妙に意味が違うかな…。でもこの例文を「時が経っても、彼女はいっそう美しくなった」でも合ってそうだけどなぁ。

逆に「時のすぎゆくままに」の意味がどういうことかがわからなくなってきました…。時がすぎるのをそのまま放っておくということかな…。Let it be的な?

DeepLで調べてみると下記の4つが候補として出てきました。
・As time goes by
・Time flies
・Let time go by
・Let time pass

自分が思っていたイメージは最後の2つに近いかなぁ。

余談ですが、文法の復習を『総合英語 Evergreen』を使用して1日1ページ以上を目指してやっています。たまにサボる日もありますが、1日1ページだけでいいと思うとそこまで負担ではないので続けられます♪

『ジャズ詩大全1』の中に、『As time goes by』の曲についてその背景が書かれていたのですが、それを読んで「だから歴史の勉強が必要なのか!」と思いました。一応高校では世界史の授業を取っていたのですが、歴史はとても苦手でした…。(英語以外全部苦手だったw)でも、曲がその時代の歴史的背景を反映していたりするので、歴史をわかっていたほうが理解もしやすいんだなぁと思いました。

大学の卒論で作詞家の阿久悠さんについて書いたのですが、色々と調べていく中で、阿久悠さんも時代の流れを感じ取って作詞をされていたことを知ったので、そのことを思い出しました。

ちなみに阿久悠さんが作詞された沢田研二さんの『時のすぎゆくままに』のタイトルは、『As time goes by』からインスパイアされたものだそう。

そしてプロジェクトが形になっていくうち「いいテーマ曲が欲しいね」という話になり、阿久は「時の過ぎゆくままに」を作詞。タイトルは、敗戦間もなく公開されたハンフリー・ボガート主演の映画『カサブランカ』(42年・米)の挿入歌「アズ・タイム・ゴーズ・バイ 時の過ぎゆくまま」にインスパイアされたもの。

時の過ぎゆくままに〜沢田研二の時代より引用

なんだか毎回、思った以上に色々と勉強になります!asについてはもう少し勉強しないといけないなぁ。

Saki

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