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出発時間よりも早く通り過ぎる電車@デンマーク【Taking】

いや。3分早く駅で待っていればよかったんですよ。
原因は自分にあるのでしょう。
原因自分論。

出発時間よりも電車が早く駅を、そして私の目の前を通り過ぎて行きました。

イメージ画像は下記のとおりです。
あと10mというところまで近づいているのに駅に止まることなく過ぎ去っていく電車。

こちらはイメージ図。
目の前で電車が過ぎ去っていくのを見守る。
実際は真っ暗で誰もいないホームですが。

さすがにキアヌ・リーブスのように走ってもスピードが違うので追いつかないし、そもそも人が近くにいたところで止まるそぶりも無し。
清々しいくらいの鬼畜っぷりです(言いたい放題)。

これが実際のホームです。
イメージ図と比べると凄い差。
遠くに見える白い光がホームの電灯。
青い光が改札のカードをかざす機械の光。

実際の駅の全景。
光があるだけましです。
歩く道には街頭はほとんどないです。

夜の21時。
電車が通り過ぎた後の夜の牧場地域は暗闇です。
携帯アプリで調べると次の電車が来るのは1時間後。
現在気温は-3℃。

とりあえずホームをうろうろ。
ホームの風よけに唯一表示がありました。

これはみたとこがあるのですが・・・

グーグルレンズをかざしてみると、こんな表示が。

ライトレールはお客さんがいるときに止まります。
出発時間に合わせてホームに目立つように立ってください。

日本語訳

出発時間に合わせて。
出発時間に合わせて。。。
いや、発車の3分前だったのですが。

しょうがないので、出発時間に合わせてホームで手を挙げてみました。
暗闇で何も見えず。
携帯の画面だけが煌々と光っていました。


時間に正確な国デンマークとはいえ、外国は外国。
ゆっくりと馬の手入れをしている場合ではなかったか(時間ぴったりですが)。
日本直輸入の5分前行動をしてくべきだったのか。

ブラッシングをして、ひづめのゴミもとり、寒さを軽減するブランケットを掛けました。
排泄もしたのでご満悦のご様子。
でも「全部終わったら、ご飯を早く食べたいので馬房にもどせ」と訴えるの図。


その後は、20分歩いて次の駅を目指し、その近くのバス停で20分待って帰りました。
路面が凍っていたけどバスが動いていてよかった。

乗ったら30分で最寄り駅につくところが、1時間半も余計にかかってしまった。
でも暗闇を歩いたことで星の綺麗さや月のありがたさを改めて感じることができたのは良かった。


ちなみにですが、デンマークのライトレール(路面電車)ですが、私の乗る区間は乗る下りるはボタンで運転手に知らせる仕組みになっています。

座席横のポールの真ん中ぐらい(地面から1メートルあたり)に降車を知らせる赤いボタンがあります。
これを前の駅を出てから、到着するちょっと前までに押さなければなりません。
押すとしたの写真のようにSTOPが点灯します(写真の左上)。
電光掲示板には、電車の行き先(最終の駅)の名前と次に止まる駅が交互にです。

ちゃんとSTOPを押さないと止まらない。
降車ボタンを押さないときは空欄のまま。
そして次の駅には止まらずスルーする。

デンマークのこの路線のライトレールはこういう仕組みです。
乗る場合は、ホームに立って知らせる。
下りる場合は、降車ボタンを早めに押す。
このサインが出されないと止まりません。

実際、降りたい駅で私以外に降りる人がいなかったため、降車ボタンがおされず駅を通り過ぎて行ったことがありました(悲しい)。
次の駅で降りてそこから1時間歩きましたが・・・。


分析。
なぜ発車時間前にライトレールは駅を過ぎ去ってしまったか?

  • 私が乗るはずだった駅には誰もおらず乗客がホームにいるから電車が止まるが適用されず通り過ぎる選択をした。

  • 私が乗るはずだった電車は、前の駅から私が乗るはずの駅までに車内の降車ボタンが押されず、降車する人がいなかった。

  • 私が乗るはずだった電車は、そもそもその前の駅やその前の前の駅でも誰も乗り降りをせず、次々と駅に止まることなく飛ばしていた。

ということが重なって早めに到着することになったのではないかなと予測しました。
分かりませんが。

とするとずっと巻いて到着すると思うのですが、路線の中にはいくつか他の路線やバス停と重なるハブ駅があるのでそこで時間調整をする

運転手の目の端には見えたと思いますが止まらなかった理由は分かりません。
そして発車3分前に出てしまうのか。

わりと数分遅れて電車が動いているという感覚でデンマークで生活していました。
でも発車3分前に出てしまうこともあるんですね。
何事も勉強。

Don’t take it too seriously.

でも寒い。

デンマークの電車は早く出ることがあります。
電車が来たら目の前にでましょう。
そうしないと、またあの日がやってきますよ。

それでは今日も良い一日を。

Hej !

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