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酒と飯の日々

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実録!日々の酒と飯。その時期に何を安く手に入れ、どう料理したかがわかるよう細かくタグをつけています。
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#鍋島

某蕎麦店の二八蕎麦(もりそば)

某蕎麦店の二八蕎麦(もりそば)

鹿児島に「酒寿司」という寿司がある。名前の通り飯に酒がかけてあるもので(日本酒だったか焼酎だったかは忘れてしまったので後で調べます)。

食べた人のコメントも「微妙‥」みたいな感じだったし、♯下手物♯心臓破り♯肝試しというタグが並ぶような寿司なのだろう。

ところが今朝、冷たい蕎麦と日本酒少しの朝食をとっていたところ、汁をつけない素蕎麦と日本酒は案外合うのだと気がついた。酒の味がそばの甘みを引き出

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内輪鴨南蛮と鍋島(生原酒)で朝食

内輪鴨南蛮と鍋島(生原酒)で朝食

店で仕入れた鴨は使い良いように下拵えをするが、その時に余る皮の部分は油を取るために火にかける。弱火で辛抱強く待つと、次第に味が縮んで来る。同時にナッツのような香ばしい匂いが立ち込め始め、もうしばらく経つと油の抜け切った身が黄金色に色づき始める。これをザルですくえば鴨油の完成なのだが、油のだしがらも捨てはしない。

これの揚げたてに軽く塩胡椒したものはカリカリサクサクした歯触りと、ジュワーっと舌に滲

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