秋が好きな理由は冬が好きだから。
私は翌朝きちんと起きられるように
部屋の電気を消してカーテンを開けて布団に入る。
午前4時。
いつもの如く真っ暗にした部屋でカーテンを開けた。昨夜の雨が上がっているか確かめようと窓の外を見て驚いた。
一面真っ白だった。
お向かいの屋根も、車も、地面のコンクリートも。
昨夜の雨が凍ったのか、それとも雪が降ったのか。
どちらにせよそんなに寒いかな？と思いつつ、
(学生の私ならそのままカメラ片手に外へ飛び出しただろうが)翌日も仕事なので薄っぺらい毛布にくるまって眠りについた。
早朝、カメラ片手に部屋を飛び出して何時間も撮り歩いた。
好きな季節
｢好きな季節は？｣と聞かれれば｢秋｣と答える。
理由は｢冬｣が好きだから。
ー 春 ー
気が早いけれど、じめじめした梅雨とひどく暑い夏が待っていると思うと少し憂鬱だ。桜が咲いたり、新たな出会いがあったり楽しみは沢山ある。
ー 夏 ー
暑い。とにかく暑い。暑いのは苦手だ。社会人になると夏休みがあるわけでもないし。でも夏の海や空はとても好き。毎日泳ぎたい。そして夏の朝の空気はとても美味しい。
ー 秋 ー
じわじわ涼しくなってきて冬が近づいているのを他の季節より強く五感で感じる。
空気が冷たくなった夕方、深く息を吸うと何となく懐かしい匂いがしてツンとなる。冬が待ち遠しくなる。
大好きなカーキ色やマスタード色、臙脂色の物を身に纏って私も秋の一部分なれる。
ー 冬 ー
寒いけどそれがまたいい。寒いとわくわくする。雪が降ると尚一層。
今も｢やっと来た！冬！｣という気持ち。
モコモコの服を着たり、温かい飲み物を飲んだり、小さなヒーターの前でアイスを食べたり。
小さな贅沢で些細で大きな幸せを噛み締める。
朝起きるのは辛いけど、目が覚めると自分と同じ温かさになってる布団も好き。
でも乾燥とあかぎれは勘弁してほしいね。
さて、いよいよ冬本番。
今年の冬も、寒いことを理由にちょっと贅沢して楽しく乗り越えようと思う。
初投稿ながらだらだらと書いてしまいました。
読んでくださった方有難うございます。
桜と申します。
自己紹介はこれからの投稿のなかで地道にしていきたいと思います。趣味である写真、日常の記録、言葉にする機会がないけど日々感じていることなどをまとめていこうかなとざっくり考えています。
拙い文章ではありますが、また覗いていただけたら嬉しいです。
皆様も暖かくして、素敵な冬をお過ごしください。