立春朝搾り~搾ったその日に、消費者にお酒を届けるというプロジェクト~
2月3日、立春。
日本の旧暦では、春の訪れの日。
この、春の訪れの日の朝に絞ったばかりの新酒を、その日のうちに消費者の元へ届けるという究極の験担ぎプロジェクトがある。
それが、立春朝搾りである。
俗にいう、縁起物。
これは、1997年から、「日本名門酒会」という日本酒の復興や啓蒙などを行なっている団体が発案して始まったらしいが、
20年以上経ったいま、日本酒が好きな人たちには、ワインでいうところのボジョレーのような位置付けになってると個人的には思っている。
今年は、うっかり予約をし忘れていたにも関わらず、春鹿と紀伊国屋文左衛門という2つの酒蔵の朝搾りを手に入れることができた。
試飲もさせていただいたが、むちゃくちゃ新鮮で飲みやすい。
うまい!
特に、春鹿は飲んだ後の「ヌケ」がすごい!!!
ちなみにこのお酒、ラベルは酒屋さんや飲食店の人たちが、自分たちが欲しい酒蔵に赴いて、その日の朝にラベルを貼るのを手伝う慣わしらしく、一つ一つ手で貼っていくと聞いたことがある。
(なので、2本のラベルの位置が若干ズレてる)
いつか、僕もこの手貼りをしに行けたらなというのが、夢の一つ。
この立春朝搾り、参画している酒蔵や、どこで買えるのかは下記のサイトを参考にしてほしい。
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=2100
僕は、縁起物をあやかり、験を担ぐという文化を大切にする日本が好きだ。
縁で繋がり、次の縁が結ばれる。
人生や仕事でも、大切にしていきたい。