もう一度読み返したい小説3冊
どの小説も、読む年代・状況により、感じること・考えることは変わってくると思います。
その中でも私がもう一度読み返したいと思っている小説は、
村上春樹が書いた「ノルウェイの森」、
スタインベックが書いた「怒りの葡萄」、
ドストエフスキーが書いた「カラマーゾフの兄弟」です。
「ノルウェイの森」と「怒りの葡萄」は2年前の春休みに一度読みました。
コロナが流行り始め、大学が始まるのが遅れたことによって春休みが長くなったので、その期間を利用して読んだのを覚えています。
「ノルウェイの森」を読んだ理由は、村上春樹の作品を一度読んでみたかったからです。
「怒りの葡萄」を読んだ理由は、本屋に偶然あり、気になったからだったと思います。
そしてこの2冊を読んだ時、私は20歳で、なんとなくまだ大人になりたくないと思っている時期でした。
そんなときに読んだこの2冊を読んで感じた共通のことは、
「強い人」、「自立した人」になりたいということでした。
またこのとき、高校3年生時の担任の先生が言っていた言葉を思い出しました。
それは、
「各年代を大人と子供の割合で例えるなら、高校生が子供:大人=5:5、大学生が7:3、社会人になったら、いやでも10:0だよ」
という言葉でした。
私は今大学院生ですので、まだ社会人ではないのですが、
社会人になってから読む「ノルウェイの森」と「怒りの葡萄」は、20歳で読んだ時とは感じ方が変わるような気がするので、
社会人になったら読み返したいです。
そして、もう一つ読み返したい小説として「カラマーゾフの兄弟」を挙げたのは全く別の理由です。
この本を読んだのは、3年前の夏休みに一度読みました。
読んだ理由は、ネットで「世界の名作小説」と調べたとき、「カラマーゾフの兄弟」が出てきたからです。
しかし実際に読んでみてその時感じたことは、話が難しく、長かったので読むのが大変だなということでした。
結局、なんとか読んだのですが、難しい話だったなという感じで終わってしまいました。
そのため、世界の名作を体感できなかった感じがしており、
この小説は、またリベンジとして、いつか読み返したいと思っています!
みなさんも時間があるときに、好きな本や気になる本を読み返してみると新たな発見が見つかるかもしませんよ!!