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霧島はるか
2022年2月11日 00:52
雪上に残る誰かの行跡申し訳程度の常夜灯が照らすぼんやり輝く純真無垢な白に染められたその道に彼らの生はためらうことなく力強く残されるふり返り見た僕の足跡はあまりに浅く後ろめたく所在なさげにゆらめいているいやにぼやけた僕の影は溶けだしにじんで染め上げる僕の足跡(そくせき)に溶けだした僕の影は犯した罪をまざまざと白銀のキャンパスに描き出す白にはじかれ黒にもなれず中途半端な僕