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沖家室ひじきと漁師のウラ側

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全てを手作業で、の意味

全てを手作業で、の意味

沖家室ひじきは収穫から加工まで全て手作業。

・磯に生えたひじきを鎌で、刈る。
・港に戻って天日干しするために、広げる。
・夜露に濡れないようぬシートを、かける。
・天日干ししながら何度も不純物を、とる。
・薪で火を起こし、つきっきりで、湯がく。
・型枠に入れて、キレイに均し、天日干し。

1つ1つの作業を丁寧にやっていくと、どう効率化したって作れる量は限られます。

だから良いんです。「採りすぎ

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【ふるさと納税|最高級ひじき】煮付けにしないでサラダで食べてほしいひじき

【ふるさと納税|最高級ひじき】煮付けにしないでサラダで食べてほしいひじき

ふるさと納税公開ページはこちらから(町役場の方がこのnoteに合わせて編集頑張ってくださっているところです。)

沖家室ひじきが使うのは漁期がスタートした12月の新芽のみ。最高に状態の良いひじきのみを極選し、鉄釜製法・天日干しなど全て手作業で仕上げた逸品です。

沖家室ひじきについて容量:鉄釜寒ひじき 15g×3袋(1袋約小鉢3つ分)〜
賞味期限:製造から1年(※)
アレルギー:対象となるアレルギ

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「売れる商品を見つける」難しさ。

「売れる商品を見つける」難しさ。

こんにちは。ひじき漁師のさかえるです。このnoteは、普段の田舎暮らしの様子を日記的に残しておく「Twitter以上ブログ未満」のマガジンです。

田舎暮らしの些細な日常を写真や動画などで振り返るためのいわゆる「オランライン日記」です。より深い田舎での活動は地方で頑張る人、移住したい人が集まるオンライン村で発信しています。

町役場で島への移住定住をどう進めるか考える日ひじき漁や畑、鶏の世話ばかり

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修理していた漁船さかえ丸が復活!

修理していた漁船さかえ丸が復活!

冷却水とオイルが漏れてしまっていることの発見が遅れて修理に時間がかかってしまった漁船・さかえ丸。アオリイカのシーズンにギリギリ間に合って喜びの舞です。

機械ものはやはり故障がつきものなので、普段からのこまめな点検、機械の仕組みをきちんと理解することはやはり大切だなぁ....と実感した船の故障でした。

これから船でどんどん現場に出て、ゆくゆく沖家室ひじきの常連さんに貝や魚をお送りできるようになり

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20代後半からは「前向きに叱ってくれる師匠」を見つけるべし

20代後半からは「前向きに叱ってくれる師匠」を見つけるべし

結構難しいのですが「何でもかんでも否定することなく、けれど耳の痛いことをきちんとこまめに伝えて下さる」師匠に存在は本当に大きくて。

20代前半は会社でもどこでも「まだ半人前だからね」が通用しますが30前後ともなろうものなら、未熟な点があると黙って「あいつダメよね」となってしまうのが悲しいかな現実です。

だからこそ「自分がズレていないか」をきちんと本音で見て下さる方の存在が本当に本当に大切になっ

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瀬戸内海は、どこでも同じ海ではない

瀬戸内海は、どこでも同じ海ではない

「同じ瀬戸内海ならひじきも同じように美味しいんでしょ?」



「瀬戸内海どころか、同じ島の周囲でも違うし、なんなら同じ磯でもモノが全く違います。2〜3m離れただけで不純物が沢山付着していたり質が全然別モノなことも。」

この記事のアイキャッチ画像にしている海中のひじきも、沖の方と手前でだいぶモノが違いました。沖の岩から生えているひじきは不純物が少なく、手前はゴワゴワしていて茎が汚かったです。位

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