【サービス論】マニュアル徹底するだけの満太郎にはしたくないねん
一昨日は十三店でホール
昨日は尼崎店でキッチン
それぞれ、久しぶりの酒場の親父に没頭する
どちらもピークの数時間のみだったけれど、、、緊張感をもって、ええ時間を過ごせた
一緒に働いたことがなかったスタッフと働くのは新鮮よね~
後輩スタッフに教えてくれている先輩スタッフとのやりとりなどを見ていて、、、
みんな、よくやってくれているよね~、ありがたいね~、なんて思う
改めて、現場に立っていて、満太郎の接客はマニュアルだけをやっていたらええやん!という仕組みにはしたくないな~と実感した
マニュアルという仕組みは作っているけれど、、、応用がなく、マニュアルだけを実行する店になっていたら、、、ちゃうやん、って思ってしまう
例えば、、、
満太郎では、ファーストドリンクを持っていくとき、お客さんが料理のオーダーをしようとする前に「先に乾杯どうぞ~」と伝える
生ビールを持っていくときには、「泡がおいしいうちに、先に乾杯どうぞ~」と伝える
満太郎は、泡にこだわりをもって、生ビールを注いでいる
そんな、生ビールは時間が経つと、泡が減っていき、劣化していく
お客さんと料理のオーダーをやりとりするうちに、、、
泡が減っていくと、、、ベストな生ビールを飲んでもらえないやん
それは、お客さんに損をさせていることになるやんっていう背景やね
けど、ファーストドリンクを持っていくときに、先に乾杯どうぞ~と伝えたうえで、、、お客さんが料理のオーダーをしたがっていたら(その温度感にもよるけれど)
乾杯の前に、オーダーのやりとりをすることはありえるよね
このあたりのニュアンスには、答えはない
答えがあるとしたら、お客さんの気持ちに寄り添って!やね
けど、お客さんの言いなりにはなってはいけない
情報はお客さんよりも、店のほうが沢山もっているねん
「餃子は焼きしかないでしょ!」と思っている、お客さんが相手だからといって、、、
満太郎にきて、一番人気の蒸し餃子を食べずに帰ってもらっては、、、
お客さんに損をさせていることと一緒
だからこそ、蒸し餃子を食べてもらうような気分になってもらう提案は必要やねんな
うーん、、、
やっぱり、僕らがやっていることは、ややこしいんやろうな~(笑)
けど、アルバイトさん含めて、スタッフ全員までが、マニュアルに縛られない、お客さんに寄り添って、応用をきかせたサービスにチャレンジしようという意識でいたほうが、、、
ええ店ができるし、何よりも、、、
働いているスタッフにとっても、メリットが大きいと思うねんな~
決められたことをやっているだけで頭を働かせずに、作業だけするよりも、、、楽しくなるねん、飲食店で働くことが、、、、
店としては、お客さんに損をさせたくない
経営者としては、スタッフに損をさせたくない
常に相手に価値を提供したい
その気持ちから、、、
マニュアルを徹底するだけの満太郎にはしたくないねんな~
そんな社内文化を積み重ねていきたいねんな~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?