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曾祖母と永遠に別れを告げるとき、守護霊(風星)との出会い

鯉のぼりを上げるために旗設置の竹を盛んに行っていた穏やかな日に
永遠のお別れの日がやってきた。
朝からなにかソワソワしていて母から
「トイレに行きたいなら早く行きなさい」と叱られていた時に
曾祖母は一人で旅立っていったそうです。
祖母から電話が入り、みなであわてて曽祖父家を訪れたら
曾祖母の顔に白い布がかけられていた。

その時にキーンと耳の後ろから音がしてハッと振り返ったら
曽祖父母が立っていた。私をおだやかな顔で見ていた。
右手を振ってくれてそのまま上のほうへ上がる階段らしきものに
向かって歩いて行った。

母が「あんたは感じたことを絶対に人に話してはいけない。
ここからはお口チャックだからね」と
口が酸っぱくなるまで言われた
葬儀の支度に邪魔だと言われたので
近くの公園に一人で行くように仕向けられた。

公園でブランコに乗っていたら
稟僧が後ろから押してくれた。
「とうとうこちらにお越しのようですが、長(おさ)は大丈夫ですか?」と
聞かれて
今まで母親とのことを話したら
「ぞんじあげております。ご苦労なさいましたね」
そのとき、となりでドッジボールをしていた小学生のボールが私めがけて
飛んできたが、何かにあたってはじけ飛んだ。
あ!なんだろう?
「いたたた、なんだ~へたくそ」と声がした
私より少し小さい弟ぐらいの子供がいた。
いつも見る少し薄くて海のくらげを見ているような描写
稟僧が
「ご紹介が遅れましたが、長の幼少期にお世話になる風星(ふうせい)で
ございます。なにせ雑技な性格でありますので以後お見知りおきを」と
風星が
「私はとくにあなたに何をするわけではなく、あなたのかわりに声を出してあげるだけの守護神だからあんまり会えないと思うよ」と言われた

これで二人目
二人も人の体の前後左右に君臨してくる煩わしい奴ら
そろそろお戻りになりますか?と声をかけらえてからお通夜・告別式が終わるまでの記憶がいまだに一切ない。
この二人のことを曽祖父に聞きたかった。
でもしかたないので、登場するたびに自分の力で感じ学びとらないといけない

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