2024年1月の記事一覧
「セクシー田中さん」は、「大切にされる」とはどういうことかが伝わってくる作品だった。
もう少し落ち着いてからにしようかなとも思ったが、これだけは書いておきたいので書くことにした。
↑の記事で書いたが「セクシー田中さん」を読んで「この漫画のキャラたちはとても大切にされている」と感じた。
作者がキャラを気に入っていないと言ったり、「展開につまったから即席のヒロインを出してみた」という作品でも面白い作品はたくさんある。
ただ作品の評価以前に「セクシー田中さん」のキャラたちを見て
「セクシー田中さん」既刊7巻までの感想&改変が難しいと感じた理由。
◆原作既刊7巻まで読んだ。
ドラマ制作者と原作者の間で行き違いがあった、という話題から興味を持ち、「セクシー田中さん」既刊7巻までを購入して読んだ。
ドラマの制作の特徴や事情以前に、原作を読むとこの話は改変がかなり難しいのではと感じた。
※以下はネタバレ感想及び純粋になぜ「セクシー田中さん」が改変しにくいのかをドラマ制作の事情は関係なく原作の特徴のみから考えたもの。ドラマは未視聴。
◆「
強さに自信がある女性は、自分の肉体の魅力を誇示しても他人の好奇の眼差しを無視できる。他人はそこに注目する余裕がない。
無意識にタイムトラベルをしているんだろうか。
そう心配になるくらい既視感がある。
発端のポストについては「女性キャラの恰好や体型に対して男(夫)が一方的に批評するのを聞いて、『この人の感覚はマトモだ』という感想が出てくるなんて、随分家父長主義的な人なんだな」という感想だ。
漫画の話なのでいいけれど。(現実の女性に対してなら噴飯ものだが)
セレブや俳優のシースルードレスがたびたび話題
「とにかく好き、面白い」という感想しか出てこない漫画を並べてみた。
創作の感想はただ「何か書きたいから書く」だけで、書いた量に好き嫌いが反映しているわけではない。キャラもそうだけれど。
「?」と思うからこそ長々と書きたくなるものもあれば、続きを楽しみにしていて欠かさず読んでいるが、感想は「好き」「面白い」以上のものが出てこないものもある。
というわけで凄く好きだけれど、感想としては短いもので終わってしまう漫画について書きたい。
毎週かかさず読んでいた。
「スキップとローファー」は悪性に満ちた物語である。
※タイトル通りの内容なので、「スキップとローファー」を「青春期特有の感情の機微を繊細に描くストーリーとして好き」という人は回避推奨。
どうしようかなと思っていたが、やはり自分の感想を書いておきたいので書くことにした。
自分がこの話を読んで思ったことを全部書いて、この話のことは忘れるのでこれで終わりとしたい。
「スキップとローファー」は一見すると、高校生たちの青春、日常に経験する悩みや人間
「スキップとローファー」の志摩聡介が苦手である。
以前「スキップとローファー」を読もうと思って、とりあえず一巻を試し読みしてみた。
他の部分は面白かったが、ヒロインの相手役の聡介という人物が合わな過ぎて読むのを止めた……が先日思い出して、もう一度読んでみようと思い立った。
ストーリー自体は面白いが、やはり聡介という人物が合わない。ストーリー内の他のキャラの「聡介は優しい」という見方も疑問がある。
自分から見ると、聡介は優しくない。なぜ優