【便秘解消】刺激性便秘薬を毎日飲んでる人に訪れる末路【結腸無力症】
ぷよーー( ^ω^ )
汗かき薬剤師saitorioと申します。
今回は、便秘でお悩みの方が大勢おられるかと思い、
便秘解消に関する内容で記事を作成しました。
ちょっと怖い話にはなりますが、
ネットでは下剤ダイエットなるものが流行ってるようで少し驚いてます。
あと「飲むだけで痩せる」っていう謳い文句の商品ダイエット目的の
健康食品やサプリメントの多くは体重現象効果があっても
一時的なものであり、その大部分が排便を促す、下剤や
排尿を促す、利尿剤であることが多いです。
体の中にあったものが出ただけなのでダイエットにはならないと思う。
このような誤解を招かないように、この記事が参考になれば幸いです^^
⇩動画解説はこちらより
それでは・・レッツゴー( ゚Д゚)!!!
便秘の疫学
✅有症率は一般人口の2~28%
✅男性 2.5%、女性4.6%で、20~60歳では圧倒的に女性が多い
✅60歳以降は男女とも加齢に伴って増加し、
80歳以上の高齢者では男女差がなくなる。
刺激性下剤
刺激性下剤には2種類あります。
アントラキノン系薬剤
・センナ
・ダイオウ
ジフェニール誘導体系薬剤
・ピコスルファート
・ビサコジル
これらは、下剤の市販薬に含まれている場合が多く、安全だと思われる
漢方にもあります。
この刺激性下剤には依存性や薬剤耐性が問題であり、
必要な時に使用するのが原則です。
よく、「くせになる」ってのが依存にあたります。
刺激性下剤
その効果は強力であるが問題点がある。
✅徐々に薬剤耐性により効果が減弱
✅習慣性や精神的依存性がある
✅便意の消失がある
時として結腸無力症という重篤な状況に陥る
刺激性下剤の常用による悪循環
刺激性下剤を毎日飲んでるとどうなるかですが
刺激性下剤常用
⇩
内服量の増加
⇩
結腸自立蠕動能低下
⇩
依存性
⇩
精神的異常
⇩
内服量増加
こうなる前に、薬に頼らずに食事や運動で対応しなければいけません。
排便が意味するところ
排便は、単に便を出すって意味合いだけでなく
人間にとって基本的欲求であり、重要な社会的意義
心理的意義をもつ日常生活行動である。
つまり便がでない状態である便秘は、当事者にとっては深刻である。
便秘改善する生活習慣3つのポイント
✅食生活、特に水分摂取と繊維摂取
✅排便姿勢
✅運動
■排便時の体勢:強い前傾姿勢
✅和式便器:蹲踞姿勢
✅洋式便器:足置きの使用
洋式便器を使用される際の正しい姿勢はロダンの「考える人」の
イメージが良いです。
便秘改善の前提
下剤の使用は、必要な時だけです。
水分・食事・運動を実施しないと便秘の改善は難しいです。
僕らは、どうしても苦しいことから逃げて、楽な方を選びがちですが、
薬ばかり頼ってしまうと後々、結腸無力症って恐ろしいことになります。
まとめ
・刺激性下剤
・常用による悪循環
・ロダンの「考える人」
でした。
次回も便秘に関する情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
気になることがあれば
どんどんコメントしてねー( ^ω^ )
それでは、ばいばーい(@^^)/~~~
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