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【初見と作曲と脳科学の不思議な関係!?】

不思議な事に
初見のアドリブが得意な人は
作曲もできる傾向があります。

逆に

作曲だけできる人が
必ずしも初見や
アドリブが利く
わけではありません。

また

初見やアドリブが利く人は
短期記憶(ワーキングメモリー)
が発達していることが多いです。


つまり

一瞬で譜面全体を俯瞰して捉えたり
一回聞いたら曲を全部覚えて
アドリブしたりできるのです!


なぜ

こんな不思議で
神業的なことが起こるのか?

答えから行きましょう!

【曲全体を
 リハーサルマークで
 大づかみにする癖が
 身についているから!】

初見のアドリブ演奏
が得意な人は

譜面を見た瞬間に
リハーサルマークに
注意が向かっています。

四角でかこまれた
AとかBの英語が
譜面の脇に
書き込まれているのを
見たことがありませんか?

よく

「この曲は32小節ですよね?」

とか

全体の小節数を
確認している
アドリブ上級者がいます。

あれはまさしく
頭の中で
リハーサルマークを
ふっているのです!

実は

アドリブセッションで使われる
簡易譜面(リードシート)には
このリハーサルマークは
付いていないことがほとんど。

でも

コードの流れや
全体のメロディの展開
を大づかみに把握し

「あ!
 この曲は
 AABA 展開で
 Aは8小節
 Bは16小節だ!」

とか

無意識に曲の全体像を
頭の中で大づかみし
リハーサルマークを
付けているのです!

これをやると
細かい部分にとらわれ過ぎて
全体を見失う事がありません。

そして脳科学的にも

【全体(抽象)を捉えてから
 部分(具体)を捉えると
 記憶に残りやすい!】


という事がわかっています。
(この発想はそのまま
 試験勉強などにも
 応用可能です!)

逆に

初見が苦手な人
アドリブが苦手な人
作曲が下手な人は

細かい部分である
音符や
リズムや
コードにとらわれて
全体が見えていません。

なので

初見は利かないし
アドリブはマンネリするし
作曲もスムーズにいかない

のです。

初見とアドリブと作曲
共通のコツは

【曲全体を
 リハーサルマークで
 大づかみにする癖
 を身につけること!】

そして

あなたの眠っている能力を
全開で発揮するには

【全体(抽象)を捉えてから
 部分(具体)を捉えると
 記憶に残りやすい!】

という脳科学の鉄則を
覚えておいてください。

ピンときた人は
どうぞご参考に。


今日も一日ガツンと
グルーヴしていきましょう!

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