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『「具体⇔抽象」トレーニング』が日本人全員が読んでほしい一冊だった

皆さんは『「具体⇔抽象」トレーニング』という本をご存知でしょうか。


YouTubeでマコなり社長が推薦していた書籍です。

読んでみると
最初から最後まで
「なるほど!」
と首がもげるくらいにうなずく内容でした。

この記事では

1.内容がまとまっているサイト
2.私が「なるほど!」と思った文章3選

を紹介します。

1.内容がまとまっているサイト

早速内容がまとまっているサイトの紹介です。
下記サイトが的確にまとまっていますので
概要が気になる方は参考にしてみてください。


2.私が「なるほど!」と思った文章3選

「どういう条件の下で」「どのような目的で」といった前提条件を明確にしてから言葉を使ったり、説明の内容を確認したりすれば良いということです。267p.

この文章は
抽象化は「都合の良いように切り取ること」であり、これに気付いていないためにコミュニケーションギャップが発生する
という流れの中で記述されています。

抽象的な内容を相手に伝えるときや
相手から伝えてもらうときに意識すべき文章です。

例えば仕事で資料を使って相手に何かを伝える時には
その資料が「何のための資料なのか」を明確にする。

このように自分がどのように抽象化して切り取ったのかを伝えることで
聞き手の頭の中に適切な受け皿ができ
伝えたいことが相手に伝わりやすくなります。

逆に相手の話を聞くときにも

相手が「何を伝えたいのか」
を頭の中で意識しながら聞く。

このことにより
重要なポイントを拾い上げながら聞くことができ
話の理解力を上げることができます。


人生は選択の連続ですが、それはあたかも巨大な樹形図を根っこから分岐を一つずつたどっていくがごとき行為で、最後には「一枚の葉っぱ」にたどりつきます。141p.

この文章は抽象から具体化という行為の不可逆的な属性について説明する際に書かれています。

人生とは「無限の可能性」から選択し
より「具体化」していくということ。
いまこの瞬間もあらゆる可能性から選択をし
今という時間を具体的に過ごしています。

自分が最終的にどんな葉にたどり着きたいのか
そのための具体的な選択と行動ができているのか
あらためて考えるきっかけとなった文章でした。

あなたは最終的にどんな葉にたどり着きたいですか。


理論的な本や抽象度の高い本を読んでも、抽象→具体という具体化を常に読者の側で行うことで、自らの行動につなげていくことができます。
本はむしろ抽象度が高いことで一般性が上がって「ページ数以上のご利益」が出てくるのです。
〜中略〜
抽象度の高い本は100ページの内容が10ページ分になることもあれば2万ページ分になることもあるのです。276p.

この文章は「本を読む」という行為を「抽象を具体で活用する」というモデルを用いて説明する際に書かれています。

この文章を読んでから
具体的なハウツー本よりも
抽象度が高く自分の人生に活用できそうな本を読む意識付けができるようになりました。

抽象度が高い本ほど「ページ数以上のご利益」を得られるかどうかは自分次第です。

本を読むだけでなく
自分の身近なことに具体化して落とし込み
行動することで
その本の価値を2万ページ以上の価値に上げることができます。

そしてまさに『「具体」⇔「抽象」トレーニング』は
抽象度が高く、あらゆる課題の解決に役立つ内容になっており
10万ページ以上の価値のある本だと思います。

まとめ

具体と抽象を自由に行き来する思考力は
鬼滅の刃の「日輪刀」
ハンターハンターの「念能力」
のように
「到達できる人しか到達できない世界」へ入るための
重要な力だと思います。

ぜひ皆さんも『「具体⇔抽象」トレーニング』で
一つ上の世界へ入るための
思考力を手に入れましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今という時間を
「この記事を読む」という選択をしていただけたことに心から感謝します。

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