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さいりえのオンラインレッスンサロン

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2020年4月の記事一覧

#47 分析と演奏表現③ ソナタ形式の2つの主題の対比!楽譜から読み解いて演奏を考える

〜ご案内〜 このnoteはさいりえのレッスンnote「おためしマガジン」に含まれています。5本のnoteを、おためしですべて無料でご覧いただけます! noteを気に入ってくださった方は、さいりえのレッスンnoteの定期購読もどうぞご検討ください→くわしくはこちら こんにちは、さいりえです。 今日の note は、ソナタ形式について。 ソナタ形式の大きな特徴として、 ・提示部・展開部・再現部に分かれる ・第1主題と第2主題の存在 ・調性のルール ・その他 などありま

#46 【和音連打の伴奏形】が硬く、重くなる人へ〜美しく音楽に沿って弾くには?〜

こんにちは、さいりえです。 今日の note は、「和音×連打の伴奏形(とくにロマン派)」についてお話します。 和音を「チャチャチャチャチャ・・・・」と鳴らしていく、あの形ですね。 今日は シューベルトの即興曲 Op.90-4 を用いて説明、演奏しています。 中間部(トリオ)の、この部分です。 (楽譜はIMSLPから引用しています) このような音形、たくさん登場しますよね。 とくにロマン派やロマンティックな部分では、 ・ガチャガチャ弾きたくない! ・世界観、感

¥400

#45 「単音」ではなく「音と音を結ぶ道」を歌い、聴くことでこんなに良いことがある!

こんにちは、さいりえです。 今日の note は、音と音をむすぶ「道」についてお話します。 「レガートの歌い方」にも通じるお話です。 ベートーヴェンのソナタ第1番の第2主題を用いて説明、演奏しています。 赤で「ココから」と書かれている4小節です。 (楽譜はIMSLPから引用しています) このnoteのポイントです。 【このnoteのポイント】 ・音と音の間の道のりを歌い、聴くことの大切さ ・音と音の間を歌う・聴くと、どんな良いことがある? ・そのために必要なこと

#44 音が鳴るポイントを聴くと、音色もリズム感も変わる!〜速い曲をカッコよく弾くために〜

こんにちは、さいりえです。 今日のテーマは、「音が鳴る瞬間を聴く」ということについて。 とくに速い曲やリズミカルな曲を弾くときに意識したいポイントです。 たとえば、ショパンのエチュードOp.10-4の冒頭。 ちゃんと弾いているつもりだけど、16分音符がなんだか重くなる、リズムが悪い、パッとしない… そんなとき、いろいろ大事な要素があるのですが、そのうちの1つが 打鍵とリズムのある音、そしてそのための意識と聴き方です。 これらのポイントを意識できると、 ・スピー

¥300

#43 【お悩み相談】ベートーヴェン・4声で書かれた推移部分を、各声独立させながらなめらかに弾きたい!

こんにちは、さいりえです。 今日はサロン会員の方のお悩み相談より、ベートーヴェンのソナタのある1部分について、技術面、練習方法、考え方をお話していきます。 【このnoteのお題】 曲目:ベートーヴェン/ピアノソナタ第15番 「田園」Op.28 第1楽章 箇所:77小節目〜 ご相談内容:4声をうまく弾きわけられない。手がガチガチになる。きれいに弾けない。 【このnoteの構成】 テキスト…3つのポイントと補足 動画…2本(14分+3.5分) ※vimeo のプライベートリン