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サイコロ塾レッスンレポート:オリジナルゲームを体験してもらおう!編

こんにちは!

いよいよ子どもたちが作ったオリジナルゲームを発表する機会がやってきました。自分たち以外の人に体験してもらう貴重な機会です。子どもたちには緊張の時間ですが、前回のレッスンで作成したインスト原稿をうまく使ってゲームを伝えることができたかな?

子どもたちのゲーム「スリーピー」と「クランセブン」、ボードゲーム編集者の方がどういうふうに感想をもったか、写真を中心に報告していきます。

それではレポートスタートです!


1、オリジナルゲーム発表会について

今回、子どもたちがレッスンで制作したゲームを株式会社学研ホールディングスで、ボードゲームの編集などを担当している2名の方に披露させていただきました。

学研が出しているゲームと言えば、サイコロ塾の過去のレッスンでも取り扱った「アルゴ」が有名です。

当日は、本社の会議室を準備していただいて、実際に学研本社に伺って発表→体験をしてもらいました。

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子どもたちは、社会科見学のような気持ちでワクワク・ドキドキしながら出発です。出発前には、前回のレッスンで作成したインスト原稿を読み直して練習をする姿も見られました。


2、発表会スタート!

子どもたちの発表の前に、自分の方からレッスンのこれまでの展開と子どもたちが「ゲームを作って学ぶ」というレッスンの中での様子を資料を用いて説明させていただきました。

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いつもとちょっと違う場、雰囲気にソワソワしながら発表の時間を待ちます。


3、「クランセブン」発表・体験!

最初に、「ゴルフ」を改造したゲームである「クランセブン」のグループから発表→体験をしてもらいました。

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インスト原稿にしたがって、編集者の目の前でカードを実際に扱いながら発表していきます。しっかり練習した甲斐あって、スムーズに原稿を読めていました。グループの中での連携(読む人・カードを配る人)もバッチリです!インストの後には、そのまま1回「クランセブン」をプレイしてもらいました。

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編集者の方も最初は要領がつかめてない、という感じでしたが、ゲームが進むにつれて、「どんなゲームか」ということを理解してプレイしてくださいました。

プレイ後、感想・講評の時間を、と考えていたのですが、まず第一声でいただいたのが「コレ、結構手を貸したでしょう?」でした。いえいえ、元はもちろんトランプゲームがありますけど、子どもたちが考えたんですよ!

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その後の講評では、「すごい、面白かった!」という感想をいただくとともにインストの問題点として「初めにゲームの目的が分かればよかった」という指摘や、「コレを本当に商品化しようと考えてるかい?」という鋭い質問がありました。「このゲームはトランプがあればできてしまうから、それだと販売はできない」「もっと、カードをオリジナルの絵柄にする」「チーム戦の意義を見直して、対応人数をもっと増やしたらどうか」など実践的・現実的なアドバイスをいただきました。

作り始めた最初の頃、3年生の男の子が「トランプゲームを改造したら、オリジナルのゲームじゃないんじゃないか」ということを心配していましたが、奇しくもその点を他の人からも指摘されたとあって、子どもにはとても響いたようでした。

子どもたちは、早速ゲームのインスト原稿にいただいたアドバイスを反映させたゲームルールを考え出すあたり、ゲームデザイナー魂がメラメラと沸き起こっているのを感じて嬉しく見ていました。


4、「スリーピー」発表・体験!

続いては、「ドンキー」を改造した「スリーピー」の発表、体験会です。当日は日程の関係で残念ながら2人での発表になりましたが、一生懸命インスト原稿を読む練習をして発表をしてくれました。

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「スリーピー」はゲームの特性上、すごく短時間で勝負がつきますが、その点について、「シンプルですぐに勝負がつくのがいいね」という感想をもらいました。

他には、「自分がなんとかすれば勝てる、とか、工夫すれば勝てるという部分を増やす方が良いのでは?」という指摘もありましたが、対象年齢をあえて「4歳〜」にしていることを説明することで少し納得してもらったり、「カードを数で表現するのではなくて、絵で描いてはどうだろうか?」といった、こちらもすごく実践的なアドバイスをいただきました。

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編集者=プロの方の意見を真摯に聞いて、メモをしながら「確かに」と口ずさむ素直な姿がとてもいいなと思いました。

子どもたちは、大人からの質問に対しても堂々と自分たちの考えを述べていて、素晴らしいなと感じました。最後に感想をそれぞれに言ってもらって、発表会・体験会を終えました。

まとめ

さて、オリジナルゲームの制作→発表→体験会を終えて、これでひとまずサイコロ塾のレッスンのパッケージとしては終わりです。「ゲームを作る」というレッスンを始めた頃はどうなることかと思っていたのですが、なんとか落とし所を見つけて着地できたかなと思います。

「ゲームを作る」レッスンの全容に関してはおいおいどこかにまとめたいなと思っています。個人的には、自分が作るのではなくて、誰かが「作るのをサポートする」のはなかなか新しい体験となりましたし、次回同じように学研の編集者の方にプレゼンする機会があったら、「これはぜひうちで商品化を!」と言わせるくらいには子どもたちの制作物のクオリティを高めていきたいなと思いました。

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↑いつかココに並ぶボードゲームを作ろう!

サイコロ塾のレッスンは、年度が切り替わり新しい子どもたちを迎えて、新しいゲームをプレイしていく予定です。どうぞ今後のレポートも楽しみにしていただければと思います。

それではここまで読んでくださりありがとうございました!


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