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ルーティンを活用する~『プロフェッショナルの習慣力』を読んで~

こんにちは。Saikai習慣化プロジェクトです。
この記事を開いてくださりありがとうございます!
毎週水曜17時に習慣化や5年日記についての情報を発信していきます。📖✍️

前回の投稿ではモチベーションアップの秘訣や実践されている習慣化チームのオリジナルルールをご紹介していきました。ぜひ目を通してみてください😊

今週は奥村が担当し、『プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密』(森本貴義著)を読んで学んだ、潜在能力を開花させるルーティン力についてお話していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね😌

1.はじめに

10月に入り、学生生活も残り半年となりましたが習慣化スキルが身についてきた実感はありますでしょうか。

今回は、活躍するスポーツ選手のルーティン力に目を向けて、自分たちの私生活に生かす方法を一緒に学んでいきましょう!

【森本貴義『プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン力」の秘密』SB新書、2013年】

2.成功者が実践しているルーティン力とは

卓越した成功者には、日々同じことをこつこつ続ける「ルーティン力」がある

皆さんは自分のルーティンを持っていますでしょうか。

ここでいうルーティンとは一定の結果を出すため、もしくは失敗を回避するために編み出したベストアクションのことを指しています。

上記で”卓越した成功者”と表現していますが、皆さんご存じの「イチロー選手」は朝起きて夜寝るまでの一連の行動が決まっており、これを継続することで安定した結果を生み出しています。

他にも内村航平選手やウサイン・ボルト選手も自分のルーティンを持っています。彼らにとってルーティンとは、安定かつ継続した成果を生む「普遍の法則」なのです。

ルーティンは継続することで、本番に向けての心構えとなると同時に、「万全の準備をしてある」という安心自信を生みます。

皆さんの私生活においても、行動をルーティン化することで失敗が減り、安定した成果を生み出し続けることができます。

では、どうやってルーティンをつくり、定着させていけばいいのでしょうか。

3.ルーティンをつくる前の準備をする

前提として、ルーティンには定着するものとそうでないものがあります。

ルーティンの先に理想の姿がないと継続しない

皆さんには習慣化プロジェクトに入会する際に「社会人としての理想の姿」「卒業するときの理想の姿」をイメージしてもらい、そこに向けて習慣化の目標を立ててもらったと思います。

まずは自分のなりたい理想の姿をもう一度言語化してみましょう。

しかし、理想の姿がなかなか見つからないという人もいるかもしれません。そこで効果的なのが”5年日記”です。

当書では自分のスペシャリティを磨くために、日々自分を客観視するクセをつけることが大切であると書いてあります。

5年日記を書き自分を客観視することで、伸ばすべき自分の強みが見つかるはずです。まずは自分の強みを見つけましょう。そして、それを伸ばす努力をする(理想の自分になる)ためにルーティンを活用することをお勧めします。

4.ルーティンを継続させる

自分の強みを伸ばすルーティンが見つかれば、あとは継続させなければいけません。当書に書かれているルーティンを継続させるためのコツを3つご紹介したいと思います。

(1)起きる時間と寝る時間を決めよう

自分なりのルーティンが見つかったら、それを1日のルーティンに組み込むために「1日の持ち時間」を算出しましょう。

そのためにまずは起きる時間と寝る時間を決めましょう。

「起きる」「寝る」という行為は誰しもが毎日行う行為であるため、生活のベースとなっており、起床時間と睡眠時間が乱れているとその中にルーティンを組みこんでも長続きはしません。

起きる時間と寝る時間を決めることで1日の持ち時間が固定化され、他のルーティンが組み込みやすくなります。

(2)朝のルーティンと夜のルーティンを決めよう

起きる時間と寝る時間が決まったら、自律神経をコントロールするために「朝のスイッチ」「夜のスイッチ」をルーティンに組み込んでみましょう。

自律神経とは、活動するとき(ON)に働く交感神経とリラックスするときや寝るとき(OFF)に働く副交感神経で構成されています。

皆さんはONの状態の時に成果を残さなくてはいけません。そのため、朝はONのスイッチに、夜はOFFのスイッチに切り替えることが必要です。

皆さんは、朝のスイッチと夜のスイッチを持っていますでしょうか?ぜひ皆さんも自分の中での2つのスイッチを探してみてください。

(3)学びのタイプを知ろう

皆さんの中には勉強や読書など、学習系の習慣化を行っている人も多いと思います。

学習系のルーティンを継続するうえで自分の「学びのタイプ」を知ることはとても重要です。

学びのタイプには「視覚派」「聴覚派」「触覚派」の3つがあります。

視覚派・・・目で見た情報で反応し安タイプ
聴覚派・・・耳から入った情報で理解を深めるタイプ
触覚派・・・形、触った感触、素材感などを皮膚や身体を通して感じ取るタイプ

自分のタイプを知ることで、より学習効果が上がります。ぜひ皆さんも自分の学びのタイプを知り、ルーティンに組み込んでみてください!

5.おわりに

最後まで目を通していただきありがとうございます✨

今回ご紹介したルーティン力が、皆さんの習慣化や5年日記の活用について何かプラスになれば嬉しいです!
今回ご紹介したのはほんの一部なので、気になる方はぜひ『プロフェッショナルの習慣力』を読んでみてください📖

来週は「成功者の習慣」というテーマでお送りします!お楽しみに!

それではまた来週👋

Saikaiインターン生 奥村渚

📷Instagram:@saikai_shukanka

📔Saikaiキャリア支援運営事務局note:

参考文献:

森本貴義『プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン力」の秘密』SB新書、2013年

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