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ポートフォリオの最適解。

■ベトナムへのFDI、この2年間で過去最高を記録。
・最近のニュース、「ベトナムへのFDIこの2年間で過去最高を記録、UOBは『2024年経済成長率6%以上』と期待」。
・見通しの背景には「海外直接投資(FDI)の堅調な流入がある。ベトナムへのFDIは過去2年間で最高値を記録し、2024年1月からの7ヶ月間だけでFDI実行額は1.9兆円に達した」事が挙げられる。
・またUOB(ユナイテッド・オーバーシーズ銀行/United Overseas Bank Limited)専門家は「世界的な高金利や先進市場における貿易需要の減速といった課題にもかかわらず、ベトナムの購買担当者指数(PMI)がアジアの中で高い水準にある」事を強調する。

■FDIの主要な投資国。
・FDIの主要な投資国は「シンガポール、中国、香港、日本であり、これはベトナムの競争力と成長の可能性に対する投資家の信頼が続いている」事を示す。
・また「小売業も新型コロナウイルスの影響を乗り越え様々なセグメントでの回復が見られる」、更に「国際観光も順調に回復し2024年7月までに約1000万人の訪問者がベトナムに訪れた。主な観光客の出身国は韓国、中国、台湾、米国であった」。
・ベトナム政府は一辺倒の産業に頼ることはリスクとなり得る事を理解しており、様々な産業での持続的な成長や支援をする事でリスク管理が可能になると捉える。

■家主は香港の投資家。
・余談、ベトナムに暮らす私の知人(日本人)が住むレジデンスは香港の投資家の物件である。投資家が家主となるが知人である借主との間には不動産仲介業者を介し、契約書等・必要書類のやり取りは全てベトナムにある仲介業者と借主間で完結したそうだ。
・ベトナム人のお金持ちだけではなく、外国人も投資用にベトナムの物件を購入しており、上述のFDIのようにアジア人のお金がベトナムに流れ込むひとつの一例と言えるだろう。
・株や不動産、世界中の投資対象、資産をどの国へ投資するか、現金はどの国の通貨で保有するのか等、投資家は他国に居ながら自身のポートフォリオを組替え、出来る限りの最適解で資産運用出来るよう日々模索している。

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