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コロナ禍前の経済状況へ。

■ベトナム2大都市での空家増加。
・最近のニュース、「家賃高騰とEC競争激化等原因、ベトナム2大都市(ハノイ及びホーチミン)は2020年後半から始まった空家の波、コロナ収束後一時的に改善も2023年末から現在迄再び空家が増加する」。
・ホーチミン市とハノイ市の中心街、多くの店舗が空家となり家主は高額賃料を求め、借り手は経済状況の厳しさからコスト削減を模索している状況だ。

■小売業は岐路に立つ。
・ホーチミン市1区では、有名な『ベンタイン市場』や『高島屋ホーチミン』付近のグエンフエ通り、レロイ通り等は、ゴーズックケー通りは多くの物件が空家となる。
・ハノイ市の主要な通りキムマー通り、グエンタイホック通り、ハンボン通り、フエ通り、ザーダン通り、カムティエン通り、グエンルオンバン通り等でもテナントや借主募集の看板が目立つ。
・専門家曰く「家賃高騰とEC競争激化等が原因である」、また「消費者が非必需品への支出を減らしているため多くのビジネスが苦境に立たされている」と述べる。特に小規模なファッション店舗やカフェは「家賃コストを広告費やオンライン販売に振り分ける傾向が強まっている」と示した。

■EC市場に活路を模索。
・余談、確かにECを利用し買物を楽しむベトナム人は年々増加傾向にあり、例えば新品のアオザイ(ベトナム民族衣装)1000円、スマホケース100円、ワンピース500円等で購入する事が可能。
・これらの品質や長持ちするかは置いといて、どれもそこそこのデザイン性があり悪くない、テト(旧正月)に年一回しか着ないアオザイであれば、半年位は毎日使えるであろうスマホケースであれば、上述はかなりコスパが良いという事で多くのベトナム人が利用しているのだ。
・路面店やモール内に実店舗を持つ小売業などもECに力を入れライブ配信等で商品宣伝、広告、販売に繋げられるよう活路を模索しており、そういう意味では今後増々EC市場のサービスや商品等の品質が全体的に高まる事を期待する。苦しさに変わりはないが、試行錯誤しながらコロナ禍前の経済状況を追抜いて欲しい。

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