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タンソンニャットで心に決めた事。

■テト、国際空港は混雑が予想される。
・最近のNEWS(2024年1月22日付)、「2024年テト(旧正月)期間中、ホーチミンのタンソンニャット国際空港は混雑が予想され、着陸と離陸便数増やし対応」。
・ベトナム航空局は対応策として「特に日中の6時〜23時55分までの着陸と離陸のスロットを1時間あたり44から46、夜間の0時〜5時55分までを40から42に増やす」事を決定。
・また、「国内線のターミナルAの発着便数を1時間あたり15便、ターミナルBを13便に設定し、国内線の着陸便数を1時間あたり22便に設定」。

■『ロンタイン新空港』。
・同局はこの状況を踏まえ「旅客がスムーズに移動計画を立てられるようフライト情報を積極的に把握し、空港安全とセキュリティ規制を遵守する事を促した」。
・また、「空港での手続きを円滑に進めるため航空会社のスタッフとの緊密な協力を呼びかけたり、旅行客は出発前にオンラインでチェックインを済ませ、空港内の自動チェックインを利用し待ち時間を短縮する事」が推奨される​​。
・余談、上述の通りタンソニャット空港はキャパオーバーであり、ホーチミン市の新国際空港として『ロンタイン新空港(Long Thanh International Airport/LTIA)』は2026年開業を目指し現在建設が進められている。建設地はベトナム南部のドンナイ省ロンタイン区/ホーチミン市中心部から東に約40kmに位置する。

■遠い昔の想い出。
・同空港デザインはフランスの建築設計事務所『ADPi』が手掛け、「空港の形状はベトナム国花であるロータス(蓮)の花をモチーフにし、ターミナル内はベトナムの伝統的な建築素材であるバンブーや木材を多用する」。
・LTIAの総旅客処理能力は年間1億人以上となる予定。ちなみに総旅客処理能力年間2,600万人であるタンソニャット空港は新国際空港開港後、国内線専用空港として利用される。現在のタンソニャット空港はホーチミン中心地から車で10~15分程でアクセス出来この立地の良さが大変便利だったが、LTIAへは1~1時間半を要するため現在よりも遠く不便になる。
・初めてベトナムの地に降りたった時、期待と不安と心細さの中でひとり私は「ここで自分の力で地に足をつけて人生を切り拓いていくんだ」と願い、空元気でも良いから、とそう強く心に決め自分を必死に鼓舞したのも、ここタンソンニャット国際空港であった。この飛行場がタンソンニャット村に創設された1930年代初期から今日迄ベトナムを代表する国際玄関口で在り続け、数年後にはその歴史にピリオドを打つ事に私は淋しさを感じている。

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