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ベトナムの観光資源。

■観光業は過去5年で最高水準。
・最近のベトナムNEWS(2023年12月28日付)、「ホーチミンの観光業は過去5年で最高水準、2023年総収入9311億円と夜間経済や地域連携を通じて観光客を引き付ける戦略の成功を示した」。
・この成長は主に3つの要因として「パンデミック後の観光製品の開発と多様化」、「観光局と旅行会社の連携、協力」、「都市各区に夜間経済開発等ユニークなツアー提供」が挙げられている。

■夜間経済活性化。
・観光客へ市内外へのツアーをより多く販売することが可能となった事が本報道の数値に反映される。また、夜間経済への投資が増加し、「夜間の活動における消費者支出がツアー全体の消費の約70%を占めている」。
・ホーチミン市は2023年に500万人(前年比44.3%増)の国際旅行者を迎え、11ヶ月間の国全体の国際旅行者のほぼ50%を占めた。また、新年とテト(旧正月)の間には873億円の収入が見込まれる。

■街の様々な表情。
・余談、夜間経済に力を入れ始めている事は街中を歩いていても所々感じられるようになった。例えば、二階建てバスでの市内観光は夜間運航を開始し、しかも24時間体制でサービスを提供する。また、ホーチミン市1区にある高島屋近くにある『Food Street Market』では各ブース(店舗)毎に様々な国の料理を提供し、まるで日本の縁日で屋台を楽しむようなスペースには昼も夜も観光客らしき人々で大賑いだ。
・ホーチミン市4区には『Pho Am Tuc』飲食通りがあり、この通りでは若者中心に茹でる焼く煮る等して海産物を楽しみ真夜中まで賑やかさが途絶えない。
・1区と4区はバイクで5分程の距離なのだが、丸の内と浅草の景色が異なるように、ホーチミン市の1区と4区もまた違う表情を見せる。ホーチミン市には私がまだ見ぬ景色が数えきれないほどあるだろう。知らない景色にめぐり会う度、私は「ベトナムは奥が深い」と感じ、同時にそんな景色も確かな観光資源だと感じている。

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