未曾有の経験に感じる事。
■ベトナム計画投資省。
・最近のニュース、「計画投資省更新、2024年GDP成長率Q3・Q4筋書1/+6.5(%)・+6.6、筋書2/+7.4・+7.6」。
・チン首相は「政府定例会合を主催し2024年1-6月期の経済運営を振り返り、通年目標の達成に向けて関連省庁の努力を求めた」。
■計画投資相曰く。
・計画投資省海外投資局(FIA)発表、「海外直接投資(FDI)に関するデータ、1-6月期のFDI認可額(推定値)は前年同期比+13.1%増2.4兆円。同期の実行額(推定値)は同+8.2%増1.73兆円に増加」した。
・また、「同月期の全国消費者物価指数(CPI)上昇率も前年同期比+4.08%に抑えられるなど主要経済指標のバランスが保たれている」。
・諸々の数値からズン計画投資相は「このまま成長の勢いが維持されれば、今年の成長率は国会が定めた目標(+6.5%)に達するだけでなく、これを上回る可能性もある」との見解を示した。
■2019年以降。
・余談、コロナ禍前ベトナムのGDP成長率は2018年7.47%、2019年7.36%、そしてコロナ過では2020年2.87%、2021年2.55%をマークしており、3、4年を経て漸くコロナ禍前の数値にリーチしそうな状況になりつつある。
・コロナ禍、ベトナムでは街がロックダウンし部屋から一歩も出られない生活が続き、日本一時帰国の際は両国にて都合1ヶ月以上ホテルでの隔離生活を強いられた。その頃に比べれば現在のベトナム、人々の営みは通常に戻り、私自身は未曾有の経験で「普通に生活できる」有難みを尚更身に染みて感じるのだ。
・ASEAN諸国ここ数年のGDP成長率を見ても上昇傾向であり、ベトナム然りそれぞれの国の努力や成果が見え始めている。