アントレプレナー精神。
■来年のGDP成長率目標+6~6.5%。
・最近のベトナムNEWS(2023年11月13日付)、「24年の社会経済開発計画に関して、『GDP成長率目標+6~6.5%』、『GDP71万円/人/年』等の設定が国会で採択された」。
・その他の目標は「GDPに占める加工製造業の割合24.1%~24.2%」、「消費者物価指数(CPI)上昇率+4.0~4.5%」等が設定されている。
■国民一人当たりGDPは10年で2倍。
・国会は決議の中で政府に対して、「目標達成に向けて優先分野と成長原動力となる分野に焦点を当てる方向で、融資アクセスを拡大すべく、金利引き下げと行政手続きの簡素化を強化するよう求めた」。
・また、「公共事業の投資金支払いを加速化させ、特に国家的に重要なプロジェクトと国家目標プログラム事業への資金投入を強化するほか、非効率的な事業にリソースを費やすことのないよう、必要ないプロジェクトを排除するよう政府に指導」した。
・2013年/ベトナム国民一人当たりGDPは36万円、2024年の目標は71万円、この10年で約2倍、月換算で凡そ3万円から6万円となるが、多くのベトナム人は高価なスマホ、20~60万円のバイクなどを所有するが費用をどこから捻出しているのだろうか。
■四の五の言わずにやってみる。
・家庭が裕福等様々な理由があるのだが、多くのベトナム人は会社の本業以外に副業を行う事は珍しくなく、20、30代の若者に聞いたらやはり本業以外に株の売買、SNSで物販、道端で珈琲、ココナッツを器用にカットし天然ジュースを売ったり、海外旅行で購入したものを仲間等へ売捌いたり、ある意味商魂逞しいのだ。
・以前私の『note/ビジネスは見切り発車(2023年11月4日付)』でも書いたが、当然慎重な人もいるが多くのベトナム人はビジネスやその分野の経験が少なく、たとえゼロベースだろうと「とにかくやってみる」、「問題発生したらその時対処する」等と四の五の言わずに行動しているのだ。
・ベトナム人オーナーの日本食屋の味は食べられるのだが通いたいとは中々思わない、やはり本場の日本食には敵わない、敵わないのだけれど、ベトナム人で賑わい皆嬉しそうに、美味しそうに、仲間と楽しんでいる、そうしっかりとビジネスが動いている。「味を日本人の舌に合わせる」等と考え始めたらキリがない、ここは「エイやっ、で始めちゃおう」彼らからそんな勢いを垣間見るのだ。
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