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ベトナムのカケラたち 2024年5月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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投資家も注目する指数。

■ベトナムのCPI(消費者物価指数)。 ・最近のニュース、「ベトナム2024年5月全国CPI(消費者物価指数)、前年同月比+4.44%、前月比+0.05%」。 ・ベトナム統計総局(GSO)は上述を発表、また「2024年1~5月期の全国CPI上昇率は前年同期比+4.03%」となった。 ■アフリカ豚コレラもCPI上昇の一因。 ・上昇は「アフリカ豚コレラ(ASF)による豚肉の供給減で豚肉価格高騰や電気料金引き上げが原因」との事。 ・余談、確かに暑くなってきてエアコン温度の設定を下

コロナ禍前の経済状況へ。

■ベトナム2大都市での空家増加。 ・最近のニュース、「家賃高騰とEC競争激化等原因、ベトナム2大都市(ハノイ及びホーチミン)は2020年後半から始まった空家の波、コロナ収束後一時的に改善も2023年末から現在迄再び空家が増加する」。 ・ホーチミン市とハノイ市の中心街、多くの店舗が空家となり家主は高額賃料を求め、借り手は経済状況の厳しさからコスト削減を模索している状況だ。 ■小売業は岐路に立つ。 ・ホーチミン市1区では、有名な『ベンタイン市場』や『高島屋ホーチミン』付近のグエ

世界中の旅行、活況呈する。

■2024年旅行・観光開発指数ランク。 ・最近のニュース、「世界経済フォーラム(WEF)発表、『2024年旅行・観光開発指数ランク』119ヵ国中ベトナム59位、日3位、米首位」。 ・WEFの同ランクは「旅行・観光に関する環境、政策と実現可能な諸条件、インフラストラクチャーとサービス、資源、持続可能性の5分野の17項目を指数化」し算出されており、数値が高いほど魅力的であることを示す。 ■各国のランキング。 ・同ランクTop10は以下の通り(カッコ内はスコア)、米国首位(5.2

未来を織成す願いと行動。

■アジア一等地/1ベッドルーム部屋の家賃が高い都市。 ・最近のニュース、「『アジア一等地の1ベッドルーム家賃が高い都市』、シンガポール首位(72万円)、香港2位(34万円)、東京3位(19万円)、ハノイ9位(10.7万円)」。 ・世界の不動産情報を提供する『グローバル・プロパティ・ガイド(Global Property Guide)』レポートより、「ベトナム2大都市のサービスアパート賃料が上昇、ホーチミンはAクラス物件が大幅UP、ハノイは10.7万円でアジア9位」となる。

人間が鍛えられる。

■ホテルの食堂、調理場内に犬がいる。 ・最近のニュース、「クアンビン省ドンホイ市3つ星ホテルの食堂、調理場内で犬(プードル)が飼われ利用客へ吠える、同省観光局はホテル側へ厳重注意」。 ・ハノイ市から当ホテルに訪れた30人の団体客はこの状況に不満を表明した。 ■ホテル側の不誠実な対応。 ・団体客がフロントで氷を求めた際「プードルが突進してきて吠えた」が、ホテルスタッフは「犬は噛まない」と応じた。しかし、団体客はホテル側の不誠実な態度に不満を持ち「宿泊予定を1日短縮して早々にハ

離れゆく仲間たち。

■ベトナムの工業生産指数。 ・最近のニュース、「ベトナム2024年1月〜4月間の工業生産指数(IIP)は前年同期比で6%増、雇用は3.4%増と回復基調」。 ・ベトナム統計総局(GSO)は、「ベトナムでは産業生産が持続的に回復しており、2月の生産はテト(旧正月)の影響で落ち込みを見せたが、他の月は安定した成長を維持」と発表。 ・ベトナムの工業製品は「総輸出額19兆2726億円)のうち87%以上を占め、貿易収支は前年同期の1兆1940億円から1兆3094億円へと増加」した。 ■