モテる人とモテない人の、振る舞いのちがい【元居酒屋店員のホンネ】
18歳〜22歳の大学時、ずっと西新宿の居酒屋で働いていたアラサーのすずです。
客単価5000円の和食居酒屋のため、客層はアラサーからアラフォー。
当時、たくさんのお客様を見てきて「この人はモテるだろうなぁ」という振る舞い(もしくは真逆な振る舞い)を、学生ながらに見て学んできました。働きながら、見る目を養うという修行をかねたバイトです。(当時そんなつもりない)
さあ!当時から、記憶に残る「モテる人」「モテなそうな人」をご紹介いたします。
■モテる人、仕事ができそうな人の対応
4人ほどのサラリーマン飲み会、注文を聞きに行くたびにノリノリの男性に話しかけられ、毎度苦笑いして、やっと会計になったときのこと。
某有名インテリア会社の方でした。
スマートな連絡先の渡し方にびっくり。これが、大人の男の対応か!と、当時感動したことを覚えています。
女性に対して「俺と連絡取り合うと、こんなプラスがあるよ」を、ナチュラルにプレゼンできる賢さ。
絶対仕事できる人や!と思って名刺を見ると、幹部よりの人でした。
人として出来た男性は、仕事もできるってことか…!を知った瞬間です。(知らんけど)
◇
デートで食事にいらっしゃるカップルも、よくお見受けしたので、モテそうな対応の男性をご紹介します。
居酒屋で注文のときのことです。
smart!
え、なにが?って思いますよね、説明します。
まず、彼女が食べたいと言っていた、時間のかかるであろう料理を、先に注文しています。
そして、お店のおすすめを押さえておきながら、
提供時間のかからないピクルスを注文するという、スマートさ。
ピクルスをつまんで、お酒を飲んで話しつつ、ほかのメニューを選ぶというスマートさです。
飲兵衛からすると、即出るおつまみを頼むのは、当たり前なのですが
注文のスマートさが出来ていないお客様は、意外と多かったです。
人によっては、焼鳥のみ頼んでおきながら「料理まだですか?」というクレーム。
(焼鳥を、本格的に炭で焼くお店は、時間がかかりますからね)
あなたの注文の仕方がミスってますよ!なんて言えないし。
安いチェーン店なら、そりゃ解凍されたのがすぐ出るでしょうけど!なんて言ったら、ケンカ売りまくりだし。
、、、店員は謝るしかできません。申し訳ございません、炭でカクカクシカジカと説明して、怒りを鎮めるしかなかったなぁ。
そのときの、連れの女性の申し訳なさそうな表情、見ていて悲しくなったなぁ。
デートで間が持たないと、お互いしんどいし、クレーマーは論外なので、とりあえず、即つまめるものを注文するのが妥当。
相手にも、お店にも、気遣いができる人は、
勝手にモテるもんだ。
◇
smart!
まず、女性のドリンクを先に頼むあたりから、相手への気遣いを感じます。
初めての店で知らないことは、素直に店員に聞く姿勢も、すばらしい。(常連ぶらないところが好感)
かっこつけて、常連ぶる人が大半ですが、女性はだいたい見抜いてます。
素直に、初めて来たお店って言ったほうが、2人で初めてを共有できるので、思いの外プラスだったりするものです。
こんな些細な気遣い、女性は気づいています。
気遣いができる人って、アラサーにもなると本当に人気。
イケメンより、気遣いができる人が、一緒に飲みに行きたいメンズです。
■モテなそうな人の対応
簡単にザッと紹介いたします。
ネタ感覚でご覧ください。
いや、ただの居酒屋なんだわ。シフト教えて、本当に来たら(粘着質で)怖いし、教えるわけないじゃない。
誰やねん。覚えてないわい。
ケチの極みは、デートで引かれるぞい。
その感じだと最後は「締めで(会計で)」と、手でバツを作るんでしょ。
いや、決まってから呼んでください。
こういう場合、連れの女性は「は?決まってないの?」と思いつつ、困り顔。
いやいやデートで来てるのに、店員(私)の意見を聞かないでください。
一緒に来ている女性を、尊重してくださいよ!ダンナ!
この場合「女性に人気なものは、こちらとこちらです」と、女性の方へのおすすめをお伝えしていました。
店員の私が、女性に配慮して、どうする!
どんだけ支払い滞ってんねん。
カード止められすぎぞ。
■さいごに
なぜ、この居酒屋で働こうと思ったかと言いますと、駅近で時給が高かったのと+創作料理まかないつき(←これ一人暮らし学生には超重要)
そして、学生がこない居酒屋の客単価というところ。(わちゃわちゃした飲み会見るの、苦手)
大人な居酒屋でも、わちゃわちゃしてる人、たくさん見てきましたけどね。まぁ、節度のあるわちゃわちゃ?
大人の皆様、居酒屋ではsmart!に楽しみましょう。店員はシラフです。
「だれかに役立ちますように」と時間をかけて書いています。 あなたのサポートは、めぐりめぐって誰かのために...♪ ぐるぐる、まわる。