休職と毒。
医師より言われたこと。
「もっとしっかり休んだ方がいいんじゃないでしょうか?」
しっかりとは?もっととは?
「しっかりってみなさんどのくらいなんですかね?」と聞いてみた。
「人それぞれですね。」
そりゃそりゃそうだよなぁ。
平日の昼間に仕事をせずに休んでることが苦痛な気もしているんだよな。
本当は働けるんじゃないだろうか。
「俺ならラッキーって休むけどね。」と職場の人は言っていた。確かにそうだけど。そうだったら恐らくうつ病になっていない。うつ病になるほど仕事に向き合っていない。
ストップ。これは完全な八つ当たりである。
希死念慮ってやつなんだろうけども、何のために生きているんだろうね。未来はどうなるんだろうね。そんな心配が頭をぐるぐるぐるぐる。
そういえばもともと何も打ち込めるものもなかった。
友達と入ったからテニス部で、高校はテニス部ないからバド部で。大学は友達が入るからって、サークル何個も掛け持ちして。お金が必要だからバイトして。
いるんだよ。自分が選択しないことが正解になると思っている人が。そういう人間だった。
でもさ。自分が落ちているほど、明るい人の魅力に気づけるでしょ。他人の良さが見えるでしょ。
自分が吐き出した毒は、キンクマちゃんが食べてくれるから。