相模原市保健所さまへプレゼン! ~ 子宮頸がん予防啓発アイデアプレゼン
2022年前期のプロジェクトのひとつです。
この記事は、プロジェクトの振り返りになります。
わたし達は、相模原市健康増進課から若者の子宮頸がんに対しての正しい理解が不足しているなどといった子宮頸がんに対しての様々な課題を解消する為の、新しい案を若者目線で考えてプレゼンテーションを行うというプロジェクトを行いました。
この2つの写真は、最終プレゼンの様子です。このプレゼンをするまでに、半年間チームで協力をして新しい案を考えたり、子宮頸がん検診の見学などプロジェクトを通して様々な経験をさせていただきました。
プロジェクトの流れ
正直、ひと筋縄では行かなかったこのプロジェクト。山あり谷ありでした。ではこの半年間、私たちがどのような山や谷を越えてきたのか、ご紹介します。
~6月~
☆顔合わせ会
☆アイデア出し
~7月~
☆20代女性に向けたアンケート調査の実施
102人にアンケートを実施。今後の根拠づけの大筋になる。
☆中間報告
パートナーさんとの認識のズレが発覚する。チームメンバーの子宮頸がんや健康増進に対する知識や見解の違いが分かり、最終プレゼンテーションに向けた方向性をすり合わせ、改めてアイデアを考えました。
~8月~
☆オフライン会議でパートナーさんとの中間報告
パートナーさんからのフィードバックやアンケート結果、自分たちの経験を踏まえてアイデア出し。自分事として捉えていない同世代にアプローチを行うことは想像以上に難しそうだと思いました。
~9月~
☆最終プレゼンテーションに向けた定例外会議の増加
パートナーさんとのオフライン会議を経て、案をブラッシュアップしました。早朝や深夜など少しでも全員が集まれる時間を見つけ出し会議を重ねました。予定を合わせるのに苦労しました。
☆集団検診の見学
アイデアを詰めるべく、実際の検診の様子をフィールドワークとして見学に行きました。
~10月~
☆最終プレゼンテーション
いかがでしょうか。
スタートダッシュで大ゴケし、夏休み中はメンバー全員、無事終えることができるかヒヤヒヤしていました。
最初のミーティング
1回目の会議では、今回のパートナーさんである健康増進課の方々と顔合わせを行いました。実際にお会いしてお話をすることで、意見交換をするだけではなく、パートナーさんの子宮頸がんに関する取り組みや現状などを知る良い機会となりました。また、現在相模原市で配布している子宮頸がんに関する資料や乳がんに関する資料をいただき今後の活動に繋がる会議となりました。
取材・検診カーの見学
9月18日に橋本のサン・エールさがみはらで行われた、集団検診の見学にメンバー全員で行きました。集団検診を見学したことで、実際の検診の様子だけでなく、受診する人の動き方や、検診車についても知ることができました。また、検診を担当していた看護師の方からも、子宮頸がんという病気についてや、検診で使用する器具、検診に来る方の特徴など、さまざまなお話を聞くことができました。
最終プレゼンテーション
10月12日に行った最終プレゼンテーションでは、保健所長や健康福祉局長、他の課の方も集まり、合計20名の職員の前での発表をとなりました。最初は会議室の雰囲気に圧倒されましたが、徐々に緊張も解け和やかな最終プレゼンテーションになりました。
私たちが最終的に発表した案は、「母親から20代女性に検診を促してもらう案」と「相模女子大学の学園祭での催し案」の2つです。「母親から20代女性に検診を促してもらう案」のポイントは、予防の重要性は感じていても、行動に移すことができていない20代女性に、検診に足を運んでもらうために、母親に働きかけるということです。そのために、20代女性向けだけでなく母親向けのリーフレットの作成を提案しました。「相模女子大学の学園祭での催し案」のポイントは、子宮頸がんについて楽しく知識を学べる機会をつくること、同世代の中で子宮頸がんに関する会話のきっかけをつくることです。そもそも子宮頸がんへの関心が薄い20代女性が、少しでも関心を持つきっかけづくりとして提案しました。
そして発表後には、案についてや20代女性の目線や考え等、職員の方々とざっくばらんに意見交換をしました。
次回に活かしたい3つのポイント
①パートナーさんとの会議は対面会議にする
オンラインだと緊迫感があり意見を言いにくかったが、対面だと、穏やかな雰囲気で会議を行えます。
オンラインだと、発言するタイミングが被ってしまうが、対面だと会話がスムーズに進みます。
②パートナーさんに事前に資料を共有する
会議中に資料を共有すると、資料を読み、理解してもらうことに時間を使っ てしまい、意見交換があまりできません。
事前に資料をパートナーさんに共有することで、会議中にパートナーさんから質問や意見を多くいただく事ができます。
③考えた案の根拠とゴールをセットで発表する
根拠を明示することで、提案の説得力が増します。
ゴールを提示することで、提案の最終的な目的や目標を理解してもらいやすくなります。
反省したい3つのポイント
① 方向性のすり合わせ不足
目の前のタスクに集中しすぎ、プロジェクトの背景を考えられませんでした。
② メンバー全員での会議の不足
メンバー全員が大学3年生の就活の時期ということもあり、全員揃って会議を行うことが少なく、メンバー同士の認識の違いが生まれてしまいました。
③ 具体的な施策の実施までたどり着きたかった
今回のプロジェクトは施策の提案までとなりましたが、またこのような機会をいただけたときには施策の実施まで取り組みたいです。
プロジェクトを経て
はるごん
今回のプロジェクトでは提案することが最終ゴールであったため、具体的な企画を実行することがないことが初めてのチャレンジでした。その中でも私たちが「子宮頸がん」について深く知ることができた一方、「子宮頸がん」について興味がない同世代へどう発信すればいいか悩むこともありました。しかし、メンバー内だけでなく、パートナーさんとも対面で会議を重ねたことから好転し、本番を無事終えることができました。半年間本当にお疲れさまでした。
ひな
4人のメンバーで無事、最終プレゼンテーションという形でプロジェクトを成功させることができてとても嬉しいです。私は、「子宮頸がんとは何?」というところからこのプロジェクトに参加しました。自分たちの案に対し不安になることもありましたが、プロジェクトを進めるにつれ、子宮頸がんについて、またパートナーさんである相模原市さんについてなど、様々な事を学ぶことが出来ました。また、メンバーとは、何度もミーティングをし、夜遅くまで会議をすることもありました。ミーティングを何度も重ねたからこそ、自分たちの納得いく案を発表することができ、またメンバー同士のつながりも深めることが出来たと思います。半年間本当にありがとうございました。
みみ
半年間ありがとうございました。チームのみんなに助けてもらいながらこのプロジェクトに参加できてよかったです。子宮頸がんという日常的にあまり触れることのない内容だからこそ、このプロジェクトを通して沢山学べてとても良かったです。また、半年間の中で何度もミーティングも行いみんな本当にお疲れ様でした。
しんちゃ
会議を重ねている途中、どういう方向性にするか、本当にこの案でいいのか、迷う場面が沢山あり、最後に納得のいく形で提案できるか不安がありました。しかし、パートナーさんやメンバーと隙間時間で会議を何度も重ねたことで、最終的には今までで一番いい案を提案することができました!本当にみんな就活とかで忙しい中お疲れ様でした!
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