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【社員インタビュー】 「技術で社会的課題の解決に挑戦できる環境にようやく出会えた」 〜 セーフィーエンジニア&PdM転職あれこれ話 〜

こんにちは!セーフィー採用担当の中村です。

今回は、セーフィーのエンジニア2名、プロダクトマネージャー(以下「PdM」)1名をお呼びし、セーフィーに入るまでの転職エピソードについてざっくばらんに語ってもらいました。

なぜ前職を出ようと思ったのか、どういう転職活動だったのか、最終的になぜセーフィーを選んだのか、といった話を中心に、盛りだくさんの内容となっています!

現在エンジニア・PdMとして、環境を変えて挑戦するべきかどうか等、今後のキャリアを迷われている方、現在進行系で転職活動をされている方、また、セーフィーに興味を持ってくださっている方にとって、何か参考となる、有意義な記事となれば幸いです!


それでは、まず始めに、それぞれ簡単な自己紹介をお願いします!

(※所属部門・役職はインタビュー時のものです)

● 企画本部 プロダクトマネージャー 小林さん / 2023年10月入社

小林)企画本部でPdMをしている小林と申します。
2023年10月に入社して、現在は、Safie Developers(セーフィー ディベロッパーズ)(※1) のPdMをメインで担っています。
あとは他に、Safie Survey(セーフィー サーベイ)(※2) や、AI関連のPJなどにも、諸々関わっています。

※1:Safie Developers … セーフィーの映像やデータを連携できるようにするAPIなどが備わった開発者向けポータル
※2:Safie Survey … 多岐にわたるカメラ製品とデータ解析用のAIエンジンを融合させた調査サポートサービス

小林)ちなみに前職は、日系大手の電機メーカーで、携帯電話・スマートフォンを作っていました。本日はよろしくお願いします。

● 開発本部 サーバーサイドエンジニア 三村さん / 2023年4月入社

サーバーサイドグループでエンジニアをしている、三村です。
これまでは主に、Safie GO 360(セーフィー ゴー サンビャクロクジュウ)(※3) の導入PJや、海外拠点対応PJの開発に携わってきました。
最近は、一部ですが、技術負債返済のPJにも関わっています。

社会人の初めは、大手新聞社の子会社に入社し、金融データなどを扱う開発部署でエンジニアをしていました。
それなりに大きな組織で、「エンジニアとして手を動かして働き続ける」というキャリアを伸ばしていきづらい環境でもあり、エンジニアとしてよりスキルアップできそうな、小さめのWEBアプリ系ベンチャーに転職しました。
その後、セーフィーに入社して、ちょうど1年ほど経過したところです。
よろしくお願いします。

※3:Safie GO 360 … 360°全方位を隅々まで見える化する屋外設置可能なクラウド録画型カメラ

● 開発本部 サーバーサイドエンジニア:川澄さん / 2023年1月入社

同じくエンジニアの川澄です。1年ほど前に入社しました。

前職は、大手メーカーの子会社(SIer)で、人型ロボットシステムの開発や、顔認証システムの開発を行っていました。最後の方は、ハンズオンで開発を行いつつも、プロジェクトマネジメント業務メインで携わっていました。

セーフィーでは、三村さんと同チームで、同じく、Safie GO 360(セーフィー ゴー サンビャクロクジュウ)のPJや、海外拠点対応PJ、技術的負債の解決などに関わる開発を行っています。
よろしくお願いします。

ーー お三方とも、多様なバックグラウンドで、良い座談会になりそうですね・・!本日はよろしくお願いします。



セーフィーを知った当初はまだ、数受けている会社の中の一社、という印象だった

ーー そもそも、皆さんがご転職活動を始められたのは、どういうきっかけだったんですか?

三村)僕の場合、元々前職はとても小規模な組織だったので、裁量も大きく、いろんな技術に触れられてとても楽しかったんですが、段々と経営状況が変わってしまって・・・。自分が携わる業務の内容も大きく変わりそうだったので、外に出ようと思い、転職活動を始めました。

小林)私の場合は、三村さんと少し似ていて、前職の会社が経営不振になってしまったことがきっかけでした。
元々、国内スマホ業界は変化が多く、私自身は転職していないものの、合併や子会社化などで、3〜4回会社が変わっているような状況でした。
そんな中、ついにこれまでの事業が続けられなさそうな流れが来てしまい・・・。残るという選択肢もあったものの、一度外もみてみようと思い、転職活動を始めました。

川澄)小林さんって、当時エンジニアとして開発されていたんですか?

小林)実はそうなんです。セーフィーでは入社当時からPdMですが、当時は開発部署に所属するエンジニアでした。

ーー 転職活動当初から、PdMポジションを希望されていたんですか?それとも選考を通じてエンジニアからPdMに挑戦してみようと思われたんでしょうか?

小林)そうですね、私が所属していた開発部門は、名前こそ開発部門ではあったものの、今のセーフィーのPdMと開発のエンジニアの仕事内容を合わせたような仕事をしていました。
なので私としては、仕事内容が大きく変わったという感覚はなくて。ただ、ビジネスのことをより深く考えるようになったという点で、目線は大きく変わったと思います。
そこは元々、ビジネスのことをもう少しやりたい、自分の業務の幅を、技術者としてだけでなく更に広げていきたいといった気持ちがあったので。きっかけは会社起因でしたが、転職するならその思いを転職軸に動こう、というのはありましたね。

ーー 転職活動って、スカウトサイトやエージェント、色んな手段があると思うんですが、小林さんは、Wantedlyという、スカウトサイトより比較的ライトな媒体からの応募でしたよね。どうやってセーフィーを見つけたんですか?

小林)実は、前職つながりで、元からセーフィーのことを知っていて、興味を持っていたんです。

先ほど話したとおり、前職ではスマートフォン事業に関わっていたんですが、途中で、それ以外の新規事業もやろう!という方針で、エッジAIカメラ・AIソリューション事業が立ち上がり、そちらも担当することになりました。
その中で、競合のひとつとしてセーフィーを見ていて、製品などもウォッチしていたので、元々よく知っている企業のひとつでした。

なので、転職活動自体は、Wantedly以外のスカウト媒体も一通り使っていたんですが、セーフィーに関しては、自分で、Wantedly上で求人を見つけて応募しました。

ーー そうだったんですね!ちなみに、媒体は意図して一通り登録されていたんですか?

小林)いえ、最初は、1、2つぐらいの媒体から少しずつ始めていて、その中で見つけた、興味を持てそうな会社に自分で応募しながら進めていました。

ただ当時は、周りに転職を考えている同僚や、一足先に転職した仲間のつながりが結構あって。
そこからお勧めの媒体をシェアされる度に登録していたら、最終的に、大体の媒体に登録している状態が出来上がっていました。(笑)

とはいえ、完全に媒体のみかと言うと、その媒体上でエージェントからスカウトされることもあったので、その中で、良さそうなエージェントからの推薦企業も、別途いくつか受けていました。

ーー 割と網羅的に色んなチャネルを使われていたんですね!
たしか、川澄さん・三村さんはエージェント経由でしたよね。お二人はどう転職活動を進められて、何をきっかけにセーフィーを知ったんですか?

川澄)僕の場合は、最初、色んなエージェント企業に登録するところから始めました。
というのも、エージェントによって品質やスタイルが結構違っていて、とりあえずどこでも良いので沢山受けましょう!というところもあれば、自分の経験・スキルからこういうキャリアパスがいいんじゃないか、って寄り添ってくれるところもあると聞いていたので、あらかじめ複数社登録して、最終的に、自分に合いそうなエージェント2-3社と、転職活動を進めていきました。

ちなみに、セーフィーを受けた時のエージェントは、友達からの紹介でした。「よく話を聞いてくれるよ」と聞いて、「じゃあ一度話してみようかな」と登録したら、セーフィーを勧めてもらった、という経緯です。

ただ、僕は小林さんと一緒で、前職の時から、顔認証技術まわりでセーフィーのことを知っていて。元々認知していたこともあり、自分の経歴を活かせる会社、という観点でも親和性があったので、セーフィーは当初から志望度が高かったです。

ーー なるほど、相性の良いエージェントを探して、効率的に進めていかれたんですね。
三村さんの場合は、どうでしたか?

三村)僕は元々、前回の転職ではスカウトサイトを使っていたので、今回もスカウトサイトなどの媒体のみで進めるつもりだったんです。
ただ、当時、周りの同僚エンジニアたちも互いに転職活動の情報交換をしていたので、その流れで「このエージェントが良いよ」と勧められ、ならば登録してみようかな、と思ったのがきっかけです。

そこは積極的に色んな求人を薦めてきてくれるスタイルのエージェントだったので、実際に活動を始めてみると、媒体+そのエージェントでちょうど良い情報量になり、そこから志望企業を絞っていきました。

媒体のみだとどうしても、自分の知っている企業しか応募しなかったりと選択肢を絞っていってしまいがちなので、エージェントからの大量の求人紹介を通して、「第三者から情報を仕入れてから自分でフィルタリングをかける」というやり方ができたのは、結果効率的だったと思います。

ーー その中で、セーフィーに応募してみようと思ったのはどういうきっかけだったんですか?

三村)そうですね・・、当時、大規模なベンチャーに絞りつつも、結構な数の求人に応募をしていたので、セーフィーを知った当初はまだ、受けている会社の中の一社、という印象でした。

ただ、大きなシステムの開発に携われそうと思って応募したのはありますね。
業界でのシェアも大きく、扱うデータの量も膨大である会社なので、やりがいのある仕事ができそうだと感じたのを覚えています。
その上で、技術的にも前職でも使っている言語だったPythonがメインスタックとなっている = これまでの経験を活かした活躍の見込みがある、という観点で、自然と絞られていきました。

なんとなく、こういう温かな雰囲気ならば、知らないことばかりで飛び込んでもなんとかやっていけそうかも、と思った

ーー 選考の中で、印象的だったことってなにかありましたか?

三村)一次面接(技術面接)で、今一緒に働いているエンジニアの方が面接官だったんですが、自分のこれまでの経験についてかなり深掘りされたのが印象的でした。

技術的な質問もかなり多かったので、緊張感はそれなりに感じていましたが、面接の途中で、穏やかに笑いかけてくださったタイミングがあって、良い人そうな方だなと、感じたのを覚えています。

合否に対しても、すごく自信があったわけではなくて、少しどきどきしていたので、無事に通過の通知が来た時は安心しました。(笑)

ーー 受けている会社でそれぞれ選考が進んでいくと、段々と自分の中の志望順位が見えてくると思うんですが、どんな感じで絞られていきましたか?

三村)これは最終的に選んだ理由にも繋がるんですが、これまでのWEB開発に、ハードウェアや映像という新しい技術領域が加わって、新しいことに挑戦できそうだな、と感じて志望度があがっていきました。

ただやはり、最後の最後まで、未経験で映像の技術を持った会社に入ってキャッチアップできるだろうか、という不安はありましたね。
でも、谷口さん(開発本部 副本部長 兼 VPoE)との最終面接の最後に、映像系の技術について色々と優しく教えてもらえた時間があって。こういう温かな雰囲気ならば、知らないことばかりで飛び込んでも、なんとかやっていけそうかも、と思ったことを覚えています。まだ、活躍イメージを鮮明に持てるほどの自信はなかったですが、なんとなく、やっていけそうに感じました。

受けた企業の中には、選考を受ける中で、なんとなく馴染めなさそうかも・・・と感じたところもあったんですが、セーフィーは、谷口さんも森本さん(取締役 開発本部本部長 兼 CTO)も、雰囲気的に、こういう人たちとならば、上手く馴染んで頑張っていけそう、と感じられた事が大きかったです。

ーー 選考の中での「なんとなく」っていう感覚、とても大事ですよね!大体当たる気がしています。
小林さんは、最初からセーフィーを知っていて応募された経緯でしたが、選考が進む中で、志望順位の変化って、なにかありましたか。

小林)セーフィーに関しては、やっぱり自分で応募したということもあって、志望度はずっとそれなりに高かったです。

ちょっと話がずれちゃうかもしれないんですけど、セーフィーって、採用サイトが充実していますよね。採用サイトの社員インタビューページで見た方が、実際に面接に出てくることも多くて、その親近感が、不安や緊張の軽減に繋がっていたな、と思います。

人によってどこまで採用サイトを見るかは分かれそうですが、私は当時すごく参考になりましたし、採用サイト然り、セーフィーの製品サービスサイトの充実度然り、非常にポジティブに感じていて、終始好印象でした。

ーー サイト制作したデザインセンターのみなさんに感謝ですね。今の話、デザインセンターの皆さんにも絶対伝えておきます・・!
ちなみに面接の中でのメンバーの印象で、覚えていることはありますか?

小林)全体を通して、他社と比べて、面接官がこちらに様々な情報を伝えてくれる時間が長かった印象があります。
緊張もあって覚えていないだけかもしれないですが、自分が話した時間の方が少なかったかも?と思うほどでした。
今振り返れば、自分から伝えた内容や疑問に思ったことをしっかり拾った上で、深堀して、プラスアルファの情報を伝えてくれていたのではと思います。

ーー セーフィーの選考体験で気を付けているところでもあるので、ちゃんとポジティブな印象につながっていて安心しました。
川澄さんは選考のスパンが比較的長めだったと思うんですが、選考中のセーフィーへの意向度の変化はどうでしたか?

川澄)自分の場合は、小林さんとはちがって、段階的に志望度があがっていきました。

最初から、エージェントの担当者さんが、結構セーフィーをおすすめしてくれていて、「川澄さんと似たタイプの人も多いので馴染みやすいと思いますよ」と言ってくれていたんですが、実際に面接を受けてみて感じた人柄もよくて、段々と意向度があがっていったように思います。
何より面接を通して、自分が携わりたいと思っていた、「すでに動いていて、いろんなお客さんに使ってもらっているシステム」に触れることができるチャンスかもしれない、と感じられたことが大きかったように思います。

ーー ちなみに川澄さんは、他にもベンチャー企業を受けていたんですか?

川澄)そうですね、いくつか受けてました。ただ他の規模のベンチャーは、面接の中でなんとなく、縦割り感・規模が大きすぎる雰囲気を感じて、前職と似たような経験になってしまうかもと思い、序盤で辞退してしまいました。
当時は、縦割りで限られた範囲を任されるというよりも、横幅広く経験を積める環境に行きたいと感じていたので。

また、前職はSIerだったので、ビジネスモデル的に、いかにお客様に言われたものを作るか、いかにして納期に間に合わせるか、という中で試行錯誤することが多くて。そうしていくうちに、一定の経験を積んだタイミングで、技術の力で社会が抱える本質的な課題を解決することに挑戦したい、自社開発の環境も経験してみたい、と考えるようになっていったなと思います。

節々に一貫性、統一感のようなものがある、真摯にものづくりしていると感じた。芯を持って開発できるんじゃないかと思った

ーー 転職活動の中で、最終的に、どういった点で迷われたのか、そしてなぜセーフィーを選んだのか、教えてください。

小林)私の場合、これまでの経歴が大手企業やそのグループ会社だったので、転職するならば、そこまで大きくない会社でスピード感のある仕事をしたい、とにかく新しい環境に身を置きたい!と考えていました。
なので、ベンチャー企業が多く集まる媒体を使いながら転職活動をしていたのですが、結局、活動終盤は、大手メーカーとセーフィー、どちらかに行くか、で迷いました。

前職と似ているその大手メーカーの方が、働くイメージを明確に持ちやすい上に、興味のある新規事業のポジションだったので、結構惹かれていて。でも一方で、同じ規模感の会社で似たキャリアを重ねても良いんだろうか、という迷いや、前職で志半ばになってしまったカメラやAIに関するソリューションをやりきりたい!という思いもあったので、悩みましたね。

最終的には、セーフィーの面接を振り返った時に、自分がやりたいことやなりたい姿が、より具体的にイメージできたことが決断の後押しになった気がします。
話した際のメンバーとの相性や、この人と仕事したらこんな風に会話しながら進めるのかも、といった、働く上での解像度が高まったことも大きかったです。
自然と、自分が働いている具体的なイメージが沸きました。

ーー 改めて、面接でのメンバーの話・印象がどれだけ重要かを痛感する話ですね・・!
川澄さんは、 「自社開発の環境へ」という点を軸に、様々な企業を受けていたと思いますが、最終決断はどのようにされたのでしょう?

川澄)最後は、そうですね・・、デザインかも・・?一貫性、統一感のようなものがある感じがしたんです。

色やロゴもそうですし、将来実現したいビジョンとそれを達成するために作られるプロダクト、という観点で、一貫性がある会社だな、と感じました。
一方で、顧客の要望に完全に寄せにいって色んなものを作っている企業もあって、そこに良し悪し・優劣はないと思うんですが、今言ったそのセーフィーの一貫性を感じた時に、芯を持って社会の負を解消するシステムの開発ができるんじゃないか、と思ったんです。

中村)素敵な理由ですね!さっきの小林さんの話と合わせて、デザインセンターに伝えておきます!
元々SIerにいて、お客様の要望ごとに個別の開発に取り組まれていた川澄さんだからこそ、そういった一貫性に惹かれたのかもしれませんね。

ーー 三村さんも、セーフィーを含めて、当時受けていた企業の印象や、最終的な意思決定の過程について、なにか印象に残っていることがあれば、ぜひ!

三村)そうですね、たとえ大規模ベンチャーという一つの軸で絞っていても、やはりそれなりに色んな会社を受けていると、それぞれに雰囲気の違いが大きく出るな、という点が印象的でした。

例えば、受けていた1社では「うちはエンジニア中心の会社だから結構楽しいよ」という点を全面に打ち出されていて、会社全体でモノを作っているというよりも、エンジニアが会社を背負っている、という雰囲気でした。
逆に、セーフィーは選考の中で終始、プロダクト中心という印象を感じていて、そこが自分に合っている気がしました。

あとは、オフィスにも、それぞれの会社の色が出るなと勉強になりました。
他社で、ものすごく綺麗で設備が整ったオフィスも見せていただいたんですが、自分はセーフィーのオフィスの雰囲気の方が良いなと感じて。
当時のセーフィーはまだ、今のオフィスに移転する前のオフィスで、こじんまりとした所に、何かプロダクトがいろいろと置いてあるその雰囲気が、自分には、なぜか不思議と、真摯にモノ作りしてるっていう感じがして、共感したんです。

自分の感じ方として、会社全体でモノを作っているという雰囲気があって、どこか地に足のついた会社という雰囲気を受けるセーフィーの方が馴染めそうと思えたことも大きかったです。

中村)確かに。私も転職時は色んなベンチャーを受けていたのですが、最終的にセーフィーを選ぶって考えた時に、その地に足がついている雰囲気というのは感じていたので、三村さんが言いたいこと、すごくわかります。

急成長した会社なので、技術負債はある。けっこう細かいことをやっている。今絶賛直しているところ

ーー 実際、入社してみて、中から見たセーフィーはどうでしたか?
入社前後で何か印象に残っていること、良いギャップ・悪いギャップなど、ありましたか?

三村)開発本部で見ると、チームで協力してモノづくり、開発することが好きなタイプの真面目な人が多いなと感じました。

川澄)たしかにそうかもしれないですね。
ベンチャー企業って、やっぱり活気あるイメージというか…勢いあるイメージが強かったんですが、セーフィーはちょうどいい塩梅というか、盛り上がりつつも落ち着いている人が多くて、自分に合っているな、という印象を受けました。
システムに関しては、入社前に期待していた通り、多くのユーザーに使っていただいているシステムの開発に携わることができていて、やりがいを感じています。

三村)あと、自分としては、ベンチャー企業、だけど上場企業、という会社に勤めるのが初めてだったので、一体どんな感じなんだろうと、そこそこ未知な状態で入社しました。
そうしたら、最初の1週間の新入社員研修がすごくしっかりしてたので、「あれ?何か間違って大企業に入っちゃったかも」と思い、最初はちょっと不安な気持ちになりました(笑)
でも研修が終わって、実際に現場で仕事が始まると、開発や仕事の進め方は個人の裁量が大きくて、スピード感もあって、望んでいたベンチャー感を感じられたので、そういう意味では悪いギャップはなかったです。

ーー 不安が解消されて良かったです。(笑) 小林さんはどうでしたか?

小林)基本、企画本部内は、プロダクトごとに部やグループが別れているのですが、実務レベルでは、一人ひとりが色んなプロジェクトを色んな部署の方と関わって進めていくことが多くて。
だからかはわからないですが、さきほどの「地に足がついた」という観点で言うと、ある側面では企画本部は一番そうかもしれないな、と入ってから思いました。

そもそも前職は、大多数を占める男性のシニア層と少数の若手層がメインで、私のような女性のミドル層があまりいない環境だったので。
そういう、層が変わらない中に長くいた身としては、セーフィーの選考に対して、地に足がついていそうな雰囲気と同時に、ベンチャー特有のキラキラ感も感じていたので、「馴染めるかな・・」という不安は、正直ちょっとありました。

でも実際飛び込んでみて、PdMの皆さんと仕事をしてみると、落ち着いていて話しやすい、豊富な経験を積まれてきた方ばかりだったので、とても安心したことを覚えています。

あと、入ってから感じたこととして、営業や開発、部署ごとによって結構雰囲気が違っていて、それぞれの色があるんだな、という点でした。
でもなんというか、セーフィー全体としての一体感というか、選考中に感じていたイメージというのは、入社後もそのまま、思っていた通りでしたね。

ーー 入社から1年半ほど経って、セーフィーの課題感や、これから取り組んでいきたいことなど、何か感じていることはありますか?

三村)そうですね。あまりないんですけど、強いて言えば、結構急成長した会社なので、その分、システム的な技術負債は多いと思います。

ちょうど今、川澄さんと僕のいるサーバーチームで、技術負債の返済を進めているところです。
このあたりは地味な作業ではあるのですが、これから先のことを考えるとかなり重要なことなので地道に行っています。
特に、もっと素早くリリースができるように、更にアーキテクチャを良くしていこう!と、今年からリアーキテクチャPJを、開発本部の一大ミッションとして本格的に動かし始めたところです・・!

ーー 新規開発に心惹かれる方も多いと思うのですが、リアーキテクチャに取り組む上での面白さについて教えてください。

三村)一言で答えられるものではないですが、リアーキテクチャって設計からいろいろ考え直す形になるので、その辺の経験ができるっていうのは面白いですし、難しいからこそ勉強になります。
川澄さんは(同じチームなので)よく知っていると思うんですけど、予期しないことで前に進まないこともあって、色んな側面で難易度が高いです。

中村)なるほど・・!
まだまだ課題だらけだけど、でも逆にそれをいい方向に転換して取ると、自分たちが変えていける部分でもある、むしろその課題を乗り越えていくのが面白い!という点がモチベーションに繋がっているんですね!

(▼ 参考:セーフィーのリアーキテクチャに関するブログ記事)


川澄)あとは、そうですね、課題感で言うと、さっきの話とちょっと近い部分はあるんですけど、今って組織構造的に、チームがサーバー、デバイス、企画といった感じで職能でわかれちゃっていて。
やっぱり開発を小さく素早く進めていくには、できるだけ縦割りの組織構造じゃなく、その一個のプロダクトに対して、関連するエンジニアやQA、企画がいて、1つのチームとして動けている、というのが理想だと思うんですよね。
もしそれが実現出来たら、もっと素早い開発が可能になるし、よりそれぞれ自身がオーナーシップをもって開発ができるんじゃないかと思います。そのあたりも将来的に、リアーキテクチャと共に、改善していけたら良いなと思っています。

小林)企画側も、前職から比べるとサイクルが早い点が魅力だなと感じつつも、それでも、もっとさらに早く回せそうだなと思うポイントはあるかもしれないですね。特に私がエンジニア出身なこともあり、営業企画含めた開発の進め方といった点ではもどかしく思うシーンもあります。

中村)確かに、そのあたりはまだまだこれから!というポイントかもしれませんね。

「自分で考えて行動・開発したい」という軸を叶えられる環境

ーー 入社してみて、やりたかったこと、転職時の軸は叶えられたと思いますか?

川澄)僕は割とそうですね。元々受託開発企業を辞めて、「自分で考えて開発をしたい」っていう想いが一番最初にあったので、その点で、叶えられていると思います。

三村)僕は、前職の時から、開発部隊の中だけで仕事をするというよりは、もうちょっと企画とか上流的な目線を持って仕事をしたいと思っていたのですが、それをセーフィーへの転職で叶えることができたなと思います。
入社して数ヶ月で、海外対応という大きめの規模のプロジェクトに関わらせていただいたり、その後も360度カメラ案件にも携われていて、かなり実現できているなという実感があります。

(▼ 参考:三村さん執筆の海外対応PJに関するブログ記事) 

小林)私の場合は、映像やAIを活用したソリューションをビジネスとして成功させたいという思いで入ったので、まだ道半ば、という感覚ですね。

実際に働いてみて、これは多分、元々のクラウドカメラサービスがビジネスモデルとして素晴らしく、成功しているから、という点もあると思うのですが、自身が入社前に思い描いていたよりも、まだまだソリューションが完成・成熟しきっていない部分、まだまだこれからの部分もあるなと感じていて。
自分ができそうなことはまだまだありそうだ、という気持ちなので、まずはそれをやっていきたいというのが今です。

中村)時々、エージェントや候補者の方から、もう少し整っていない成長フェーズの会社に行きたい・セーフィーは整いすぎているかも、というフィードバックを頂くことがあるんですが、実際は「良い意味でまだまだ」というところを、もう少しさらけ出しても良いのかもしれないですね・・!
外から見ると、どこか安定・成熟した印象に映ってみえるところもあるかもしれないけれど、実は中はまだまだ砂利道なところも残っているよ、という点をもっと見せても良いのかも

小林)たしかに。そういう意味では、もうちょっと、良い意味での隙のようなものを見せても良いのかもしれないですね(笑)

最後に - セーフィーに興味を持ってくださっている方々へ、メッセージをお願いします!

川澄)20万台以上のカメラが繋がっている、おそらく国内最大級の映像プラットフォームの開発ができるので、責任を伴う仕事もありますが、やりがいがあります!

三村)川澄さんの言葉に同意です。あとさっきの話とほぼ一緒になっちゃうかもしれないんですが、急成長したのでシステム的にはいろいろ手直ししなきゃいけないところが、まだまだ沢山ある状態です。ちょっと月並みかもしれませんが、だからこそ結構やりがいがある、と言えると思います。

川澄)沢山ありすぎて、むしろ助けてください、と言いたいくらいかもしれないですね。(笑)

小林)企画目線だと、技術領域的にはハードウェアもあってフルスタック感があり、それをベースに企画できる環境があり、あとは営業の方がお客様の所へ実際に入り込んで培ってきた土台もあります。それらを全部ひっくるめて新しいことを企画し作っていけるというのが、今のセーフィーの楽しさだと思います。
前段でお話した通り、開発組織と同様、まだまだなところはありますが、その分、自分で切り開いていける余地があるので、面白いです。

中村)たしかに、以前、白石さん(執行役員 企画本部本部長 兼 CPO)も、ある程度育ったプラットフォーム事業だと機能追加がメインで、そこまで革新的なプロダクトやソリューションを生み出すことは中々難しい、と言われていて。一方で、セーフィーはまだまだこれからで、映像活用もまだこれからという領域なので、そういった革新的なプロダクトが生まれる可能性があるよね・・!と話していたところでした。

小林)ですね!まだまだだからこその面白みがある環境です!
エンジニア、PdM共に、まだまだ仲間を募集しているので、もしこの記事を読んで興味を持ってくださった方がいたら、ぜひセーフィーに飛び込んできてくれたら嬉しいです!

川澄・三村)お待ちしています!!

ーー 3人とも、ありがとうございました!



セーフィーでは更なる仲間を探しております!
少しでもご興味がある方はぜひ下記より弊社の情報収集、ご応募等検討いただけたら嬉しいです!


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