【新卒/イベントレビュー】初の2Daysアイディアソン開催
こんにちは!セーフィーで人事採用担当をしている田上です。
今回のnoteでは、エンジニア新卒採用活動の一環として、2023年8月に初めて開催した「2Dayアイディアソン」についてお伝えします。
本記事は、
・セーフィーに興味がある方
・アイディアソンに興味のある方
に向けて書きました。少しでも参考になれば嬉しいです!
開催の経緯
最初に、アイディアソン開催の経緯から説明します。
セーフィーでは新卒採用を2023年卒から募集を始め、嬉しいことに2023年・2024年卒共に20名を超える優秀な方々がセーフィーへの入社を決めてくれました。
実際に今年(2023年)の4月に1期生となる新卒が入社をし配属され1-2ヶ月程となりますが、若い風を吹かせ組織の士気を上げてくれたり猛スピードで成長し活躍が既に期待できたりと、「新卒採用を始めて良かった」と思うような嬉しい出来事が多々起きています。
そんな中で、より一層新卒採用に力を入れセーフィーを牽引する人々に入社していただきたく、2024年卒はサマーインターンを実施しました。
▼2024年卒向けサマーインターンnote記事
記事の中でも書いてある通り非常に満足度が高く、またセーフィーのことを理解していただけるコンテンツに仕上がりました。
そのため、2025年卒からはビジネス職・エンジニア職でそれぞれインターンを開催することになり、そのエンジニア職向けが本記事で取り上げる「アイディアソン」になります。
アイディアソン企画の想いや内容
企画への想い
企画をするにあたり、アイディアソンで学んでほしいことを3つ用意しました。
これら3つを設定した根源には 「自分の意思を企業の中で形にする力を養ってほしい」という思いがあります。
"優秀な開発者としてだけではなく、頭を動かし自分の意思をプロダクトに反映することまで関わってほしい"
という思いがあるため、そのための力を養ったりその楽しさを知ってもらえるようなアイディアソン設計を心がけました。
アイディアソン内容
テーマ:Safieの映像プラットフォームを活かし、新しいビジネスアイディアを創出せよ
上記の通りあえて抽象度の高いテーマを設けることで、幅広い業界や課題の中から自分達が扱いたいものを自分達で決めていただき、ゴールから設定してもらうようにしました。
ここは「多種多様な業界・課題のアプローチができる」というセーフィーの強みとも繋がります。
2日間の流れ
2日間の流れは下記の通りです。
1日目で事業プランを完成させ、2日目でそれを実現性の高いシステムに落とし込みます。
自分達でゴール設定をしその上でアプローチしないといけなかったり、「ビジネスとして通用するものか」という視点でも細かく見られたりで、迫りくる時間の中参加者の方々はかなり充実した体験になったのではないかと思います!(実際に"正直こんなに難しいものだと思いませんでした"という声も頂きました笑)
開催レポート
ここからは、2Daysの内容を細かくレポートします!
Day1ワーク
午前中は会社説明やオフィスツアーを行い、午後からワークに取り掛かりました。Day1のゴールは「事業プランを完成させる」で、ワークは半日で下記の流れで進めました。
今回エンジニア職向けのイベントでビジネスプランを考えるのが初めてな方もいらっしゃいます。
そのため、各ステップごとに必要なインプットを挟みながら、順を追って進められるような構成にしました。
また、フィードバックも充実させたのも、今回のアイディアソンの拘りです。
常時4名以上のサポーターがワーク部屋を巡回し都度アドバイスをし、また、午後は執行役員の白石(※)からチームごとに2回の濃密なフィードバックする時間を設けました。
▼白石記事(※)
特に白石からのフィードバックの中で参加者が苦戦したのは、「どうすればビジネスとして成り立つか」という点です。
設定した課題に対して解決するようなソリューションをロジカルに考えること自体はできていましたが、「市場で見た時の自社プロダクトの優位性」「ターゲットがそのプロダクトにお金を出すか」「その後スケールするか」といったビジネスを考える上で必要な視点を白石が加え、ブラッシュアップをしていきました。
Day2ワーク
Day2のゴールは「事業プランを実現可能性のあるシステムに落とし込む」です。
Day1で完成させた事業プランをもとにプロトタイプ(配置図)を作成したりロードマップやPoC計画を作成していただきました。
15時からは役員に向けたプレゼンテーションがあったため、それらを考えた上で発表資料に落とし込んでいただきました。
Day1同様に必要なインプットをした上でワークに取り掛かっていただきました。
途中白石とのフィードバック時間も設け、発表に向けた最終仕上げを行っていただきました。
Dy2プレゼンテーション
いよいよ役員に向けた最終プレゼンタイムです!
今回審査員として参加したのは、CEO佐渡島、CPO白石、VPoP植松の3名です。
各チームのレベルは非常に高く、2日間の集大成としてそれぞれの想いを込めてプレゼンテーションしてくれました!
今までの経緯を見ていた私としては、Day1の終わりでまだビジネスモデルが固まっていなかったり数時間前までは資料1枚しかなかったチームもありましたが、それを感じさせないレベルの高い資料内容とプレゼンテーションで、そのポテンシャルや底力に心底驚きました。
役員からの質問も容赦ないものでしたが、その役員陣が唸る回答も多く、各人が細部まで考え抜き臨んだことが垣間見えました。
表彰式
いよいよ、表彰式です!
今回は、「最優秀賞」「ベストチーム賞」の2つを用意しました。
審査員含めた議論の中に私も参加していましたが、各チームがそれぞれ面白いアイディアを出してくれたため議論は非常に白熱しました笑
各審査員が思うそれぞれの良さを話しながら、意見を収束させていきました。(役員陣が迷うだけのアウトプットを各チームが出せたということだと思うので、参加された皆さん、改めて素晴らしい!)
ベストチーム賞
チームワークが最も良いと評価されたチームは、「コペルニクスチーム」です!!
このチームは実は唯一の3名チームで、Day1のビジネスプランを固めるのも一番苦戦していました。
しかし、Day1の終わりのタイミングで大きな懸念として白石から挙げていたものがDay2では舵を大きく切ることで見事に払拭され、最優秀賞の最後の候補にも挙がる程の完成度に仕上げたという、特に巻き返しの部分では社員全員度肝を抜かれました。
チームワークという部分においては、各個人の役割分担を明確にしそれぞれが全うしたり、Day1でも一番最後まで残り諦めずに議論をしたことが功を奏したと思います。改めて、拍手を贈りたいです!
最優秀賞
そして、栄えある最優秀賞は、「チューナーレスチーム」です!!
このチームは、4名それぞれが違った視点を持ち主体的に取り組み、それが見事にアウトプットに反映されていました!
課題やターゲットとして設定されたものはセーフィーでは事例はないものでしたが、各ステークホルダーにとってwin-win-winとなるようなソリューションであり、その上でセーフィーが取り組む意味や事業規模やロードマップやPoC計画などのリリース後のステップも提示してくれました。その結果、役員陣が納得して意思決定できるものになり、最優秀賞として選ばせていただきました。
この短期間で各人がそれぞれ高レベルで考え込んだからこその完成度であっぱれでした。皆さん本当におめでとうございます!!
懇親会
その後は代表の佐渡島やエンジニア社員やインターン生など計10名ほど参加し、懇親会を実施しました!
和気藹々とお話しをし、沢山の社員との交流いただけたかと思います!
全員とお話しをできるよう順番に社員が回り、閉会をしました。
アイディアソンを振り返ってみて
初のアイディアソンということで、
「何を持ち帰ってもらえるようなものにするのか」「どんなインプットが必要なのか」「どうしたら学びのあるものになるのか」など、悩み試行錯誤しながらの企画でした。
そんな中で、冒頭で説明した「自分の意思を企業の中で形にする力を養ってほしい」という思いを元に設計し、その結果、
などの嬉しいお声を多々いただけたので、皆さんにとって良い経験となるものができて、本当に良かったなと感じています!
そして、お忙しくまたサマー期のインターンが他にも多々ある中でセーフィーを選んでくださり、2日間みっちり時間を割いていただき本気で取り組んでくださった参加者の皆さんにも、感謝をお伝えしたいです!
2日間フレッシュな皆さんの姿勢やアイディアに触れ私含めた社員が刺激を受けましたし、またセーフィーの莫大なる可能性を再認識させられました。
時代が移ろっていく中で、経験者のみならず "新しい風" として若い方々の感性やアイディアを取り入れ融合していくことで、セーフィーという組織が変わりそれによりサービスもどんどん変わっていきます。
「より長くそしてより深くお客様に貢献できるような会社にしていきたい!」「こんなポテンシャルのある方々がいれば確実に出来るだろう!」と強く感じました。
また、初めてのアイディアソンということで、実は今回株式会社ギブリー様の方に企画〜運営まで伴走していただきまして、この場を借りてご協力頂いたギブリーの皆さまにも感謝申し上げます。
数ヶ月間にわたりご尽力くださり、本当にありがとうございました!
おわりに
セーフィーではこれからの新たなるセーフィーを共に創っていただく「新卒採用3期生」となる2025年新卒採用を開始いたします!
選考開始は2023年9月中旬からになりますが、もし興味を少しでも持っていただけたらエントリーいただけると嬉しいです!
皆さまとお会いできるのを心から楽しみにしております^^
長文となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!