風と共に買ひぬ
どうも、日々積読を消化するべく読書に勤しむ、私です。相も変わらず、ステッパーを踏みながらの二宮金次郎スタイルで励んでおります。(体力増強計画のため)
さて。もう7月ですね。夏です。完全に夏ですね。夏といえば何ですか?夏といえば、そうです!
夏の文庫本フェアですね!
『黒い雨』井伏鱒二
『宇宙戦争』H・G・ウェルズ
『宇宙のあいさつ』星新一
『痴人の愛』谷崎潤一郎
プレミアムカバーが気に入っているので、積読を増やしたことに後悔はありません。後悔はありませんが、食費を削るはめになります。文字通り、命を削って本を買っています。やばすぎるな、私。
いわゆる日本文学の(文豪が書いた)名作は、高校のときの国語で興味を持ってたくさん読んでから、その反動で一切読まなくなったんですけど、そろそろまた読んでみたい気もしてきました。
でも今さら芥川とか太宰とか漱石とか読むのもなぁ〜〜〜っていう、妙な反骨精神がありまして。ちょっと悩んで谷崎潤一郎とか井伏鱒二を選択。
星新一も、ショートショートの人っていうくらいの知識しか無いけど、色に惹かれて買ってしまいました。おもしろければ、他の本も読んでみたい。
そして、現在は『三体』の3作目を読んでいる途中です。めちゃくちゃ面白い。面白いんだけど、展開が心臓がきゅっと掴まれるようなドキドキ感があって、「ぅえぇぇ〜……!」ってなりながら読んでいるので、冷静さを取り戻すためにたびたび本を閉じてしまいます。なかなか進みません。
なので、読み終えてなくて感想をまだ書けないので…今日は趣向を変えて、今年の上半期に読んだ本で、一番おもしろいと思った本をご紹介したいと思います。
ちなみに、上半期、読んだ本は97冊でした。
結構読みましたね。そのわりに積読が増えているところを見ると、買いすぎですね。明らかに。
それはいいとして(良くはないけど)、私の寵愛を受けた本はこちらです。
はい。名作、『風と共に去りぬ』にどハマリしました。
今まで読んだことがなかったのですが、林真理子さんの『私はスカーレット』の装丁があまりにも好みすぎて、「え!可愛すぎる!欲しい!」と思って買って読んだのがきっかけとなり、その後原作を読み、続編を読み。もう、大好きです。
この他に一応、『レット・バトラー』という本もあるんですけど、評価が微妙みたいで…この最高な世界観を壊したくないということで読んだことはまだありません。
何が最高かって言うと、単なる恋愛小説ではないところですかね。いや、恋愛小説としても充分すぎるほど楽しめるんです。でも、この小説は歴史小説としても興味深いんですよね。
もともと私はあんまり世界史に興味が無かったんですが(日本史は昔から好き)、『風と共に去りぬ』を読んでアメリカの南北戦争に興味を持ち、人種問題に興味を持ち、いつの間にか世界史全体を学んでいました。
私を世界史の沼に引きずり込んだという意味でも、この小説は罪深いです!……おっと間違えた、この小説に出会えて良かったです!
ちなみに、『風と共に去りぬ』の中の男性陣ではレット・バトラー派です。行動的で強い男に見えて、実は誰よりも繊細。たまんねぇです。でも私はアシュレみたいな人とのほうが、話は合いそう。読書好きだし。
(マジでどうでも良いゴミ情報失礼しました。)
と、まぁそんな感じで2024年の上半期はいい作品たちに出会えましたねぇ。
SFだと『プロジェクト・ヘイル・メアリー』とかもとても良かったなぁ…。ホラーだと『近畿地方のある場所について』かなぁ…。モキュメンタリー好きなので…。
下半期も積読消化しながらじゃんじゃん読んでいきますよ!皆さまも、よろしければお付き合いくださいませ。