寒さに弱いものも植えてみる、土も硬すぎるけれど植えてみよう
健気にも寒い中で元気に育っていた水菜たちですが、もともと寒さにめっぽう弱い。
先月1月の積雪は30㎝ほど。きっと冬を乗り越えられることもないでしょう。もう少し大きくなってからと思い、まだ味見をしていなかったので、少し残念な気持ちでいました。
積雪から1か月後の2月25日の様子。
なんと、元気に育っていたのです。
手前に植えた、ラディッシュの葉っぱは完全に枯れていますが。
水菜たち…。もしかしたら、雪が降る前に、土の中の微生物や、雑草の根っこ、木々たち、山の神様とのコミュニケーションがあり、すでにこの山の情報を知り、耐性を付けていたのかもしれません。または、山の仲間として、山の木々など皆から守られていたとか…。
とにかく、嬉しい限りでした。
ニンニクも寒さに耐えていますね。
鹿に食べられたニンニクも無事に育っていました。
山に畑を作ってみて改めて分かったのは、人が野菜を作っている訳ではない事です。
山の土に種や苗を植えて、山が受け入れてくれたら、育つし、そうでなければきっと育たないでしょう。
そして、2023年3月20日!
柔らかくて美味しそう~。無肥料無農薬で野菜が育っている瞬間って、生命力の凄さを見せつけられる場面が沢山あります。
ダメだと思っていたラディッシュを発見しました。
中がスカスカ、食べられるのは、一つだけでしたが,
ないと思っていたラディッシュの味見が出来るなんて嬉しいです。
水菜とラディッシュのお味ですが…爽やかで、いい香りで、甘くて、本当に美味しかったです。しっかりとした味でした。
山で出来た野菜を初めて食べましたから、山の恵み、自然の恵みをありがとー!と叫びたくなるような、嬉しさでした。
さて、4月はジャガイモ、里芋植えです。
2023年4月22日の岡山。畑の拡大と、ジャガイモ植え、里芋植えを行いました。
石がゴロゴロと、そこら中にある事は分かり切っているのですが、久しぶりに耕してみると、なかなかハードです。
それでも4月の大芦高原は空気が澄み、小鳥のさえずりが美しい環境での作業は体も心もリフレッシュできます。
まずは畑を拡大するために耕していきます。耕しながら、石を取り除いていきます。…が、あまりにも多すぎて、取り除ききれません。
水菜は種取のために、そのままにしておきます。ニンニクは葉っぱが勢いついてきました。
畑拡大組と、植える組に分かれて作業していきます。今回植えるジャガイモと、里芋です。
里芋を植えていきます。15㎝ほど掘って植えたいのですが、土が固いので、少し掘って、横向きに置き、その上に木の葉を15㎝ほど被せました。
ジャガイモも同じ要領で植えていきました。
ジャガイモを植える場所は、さらに硬いためスコップで掘りました。
なかなか掘れない場所は、三角ホーも使いました。
ジャガイモも15㎝ほど土を乗せていきます。
畑拡大チームは、山から木の葉や腐葉土を運び、耕した場所に敷いていきます。地味に疲れる作業ですが、とても重要な作業です。
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