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横浜アリーナは、夢の国でした

今日は私のGWのメインイベントの日でした。
「Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES」横浜アリーナ公演。
体調を整え、えっこらと遠出してきました。

今日、このnoteを書くかとても悩みました。なぜなら、少し前に「好きなことを表現することが苦手だ」というnoteを書いたばかりだったからです。
素晴らしいステージだった。しかし私はその素晴らしさを、皆さんに言葉で表現できるのだろうか!?これで読んだ皆さんが「なんか、普通そうだね」とか思ってしまったら、むしろSexy Zoneのステージに関わるパフォーマー・スタッフの皆さんやファンの皆さんに失礼にあたるのではないか!?とか考えました。

でも書きます。なぜなら、素晴らしかったからです。(意思つよめ)

ただただ「超良かった!」と書いて説得力にかけるし、「かっこよかった~!」「歌上手い~!」「ダンスすごい~!」とかももちろん思ってるんですが、その辺は趣味もあるし、それを聞かされてもって感じもあるかと思うので(というかそもそもこのnoteを日頃読んでくださっている中にSexy Zoneやジャニーズのステージにとても興味がある方がいるのかどうかもよくわからないし)、ひとつのエンターテインメントという目線で、何がどう良かったのか、をできるだけわかりやすく書いてみようと思います。お付き合いしていただける方は、どうぞこのままお進みください。

★★★めっちゃネタバレあり★★★

1.捨て席がない(と思うほどのステージセットの良さ)

いきなりお見苦しい絵をごめんなさい。私がさっき書きました。
今回のステージの全体像になります。今回、メインステージはもちろんあるのですが、それ以外にも「外周ステージ」と、「トロッコ」がありました。外周ステージというのが、センター席っていういわゆる1階席をぐるっと囲むように、そしてその中を交差するように十字型に作られているステージのこと。そしてトロッコはジャニーズのコンサートではお馴染みなのですが、手動で動かすちっこいステージです。ステージが作れないような細ーい道や、スタンド席(いわゆる3階席)の間にも通れるような小さいトロッコの上にメンバーが乗って、ぐるっとまわるのです。

要は、今回メンバーが通ったところ(立ったステージ+トロッコで通った動線)を赤で示しています。

どうですか?すごくないですか????これ、どの席のチケットがあたったとしても、良くないですか?????????

これってすごいことだと思うのです。大抵の演劇、コンサート、、あらゆるエンターテインメントは、「前の席の方が良い」っていうのが普通だと思うんですよ。前の方と後ろの方で、満足度に大きな差が開くのが普通というか。もちろん、その差がないように演者は頑張ってお客さんに届くようにパフォーマンスをするんだと思うんですけど、でも限界はあったりして。それを考えると、どの席にいても、メンバーがあの手この手を使って限界まで近くに来てくれるって、すごいこと。ファンにとってはめっちゃ嬉しい。

その、席による差をどれだけなくすかっていうことを考えて、大胆に外周ステージを作り、せまーいところも通れるトロッコを作り、動線を考える。そのこだわりが素晴らしいと思うのです。出し惜しみをしません。

2.ステージセットが可愛い

今回のステージは、ツアータイトルの「PAGES」にちなんで、中央に、アルバムを開いた形をしたでっかいスクリーンがあり。その周りには、切り絵みたいに表現された可愛い街並みが表現されていました。パリの夜、って感じでしょうか。(パリはそんなんじゃねーよみたいなツッコミは勘弁してくださいすみません)

まず、スクリーンの形が、真四角じゃなくてアルバム型なのがめっちゃ可愛いです。で、その周りの街並み。切り絵みたいっていうのは、要は照明で雰囲気がめちゃくちゃ変わるんですね。しっとりとした切ないバラードも、ディズニーランドみたいなポップな曲も、夕陽をバックに歌いたくなるようなエモい曲も、照明で自由自在に世界観を表現できます。すごい。

3.照明・映像・特効演出が豪華

まず照明。メインステージはもちろんのこと、スタンド席の壁のところもぐるっとライトが張り巡らされていて、その光の色が自由自在に変わるものだから、まるで夢の国に迷い込んだような気持ちになります。

メインステージも、ただステージに当てる照明だけじゃなく、バラード曲のときなんかはステージそのものがキラキラと夜空のように輝くように、青い小さな光をたっくさん張り巡らしているのですが。その範囲が、横は客席ギリギリまで、上は天井まで、ぎっっっっしりなんです。本当に夜空みたい。とってもロマンチックです。世界観がぶった切られたり、途切れる場所がないのです。
ハードな曲のときには、超贅沢にレーザーが飛び交いまくります。すごい迫力。

そして映像。今回特にすごいなーと思ったのは、センター席の中央にある四角いステージ。このステージ、演出の中でせり上がるのですが、そのせり上がったへりの部分(せり上がるまで見えない部分)もしっかりスクリーンになっているんです。時には歌詞とかメッセージを出す映像だったり、本人たちの映像だったり。そのステージがせり上がっている時間なんて、正味3曲分くらいなのに、その間のためだけに全方位から見えるスクリーンを用意しちゃうなんて、さすがの豪華さです。

特効演出(炎が飛び出たり、煙が出たり、何かが降ってきたりするやつ)は、今回はキラキラ吹雪の量と照明とのコラボレーションがすごく良かった。。。わりと終盤で、センター席の中央のステージにきらっきらの紙吹雪が超大量に降るんですね。ほんと、これメンバーの姿見えなくなるのでは?窒息するのでは?と思うほどの量が。それ、本当はシルバーの紙吹雪なんですけど、青い照明を使っているから、青とシルバーがすごい勢いで輝いて、本当に絵にかいたような「キラキラ」が見えるんです。あぁ、お星さまになってしまわれたのかしら、、、(おい)とうっとりしてしまうほどの綺麗さ。とても品があるのに、ゴージャス。素晴らしいです。

4.飽きないセットリスト&演出

同じ衣装で、同じ場所(ステージ)で、2曲以上歌う、ということは、なかったと思います。それくらい、2時間半のステージの間、衣装を変えまくり、ステージを縦横無尽に駆け回り、曲のテイストは変わり、追いかけるこっちが忙しくって目がきょろきょろしてしまうほどの、隙のない演出でした。あれを見て眠くなる人はきっといないでしょう。
さっきあそこにいたはずのメンバーが今は目の前にいる!あれ、いつの間に衣装変えたの?うわぁ、バラード素敵・・・!と思ったら、激しくダンスし始めた!あれ、メンバー少なくない・・・?と思ったらソロパートか!ん、なんかグランドピアノが運ばれてきた・・?と思ったらメンバーの生演奏コーナー!うひょー!みたいな感じで、息つく暇ない。ずっと目が離せない。細かい演出がとっても多い。ひとつひとつのこだわりが、しっかり形になってる。

5.細かい遊び心が素敵

今回、デジタルチケットだったのですが、そのチケットの裏側に印刷されているのが、こちら。

ちょうどメインステージのセットがこんな感じなのですが。昼公演はこの色で、夜公演のチケットはなんと、空の色が変わって、夜景なんですって!!この遊び心、素敵だと思いませんか。たかがチケットの裏側、されどチケットの裏側。別にただの白紙にも出来ただろうに、こうやって持ち帰れるものに思い出をのせることが出来るなんて、粋な心遣いだなぁ~と思いました。こういう細やかなところにこだわりがあるところが、とても好きです。

さて、これらの「ステージとしての魅力」に加えて、今回は触れなかった「パフォーマンスの魅力」があるわけですから、それはもう素晴らしいステージなのでした。

Sexy Zoneに限らず、ジャニーズのコンサートは本当に演出やステージにこだわったものが多いです。別にすべてのアーティストのライブに行ったことがあるわけではないので、何と比べて、というわけではもちろんなく、ただ単純に絶対評価として、すごくこだわっているなぁ・・・!!という印象を受けるのです。

こだわっていることって、見ている人に伝わるもの。仮に全員に伝わらなくとも、感じ取る人は感じ取る。なんでもかんでも私生活に結び付けたがる教師みたいで嫌なんですけど(笑)、こういう「こだわって作っているもの」をみると、あぁ、私も、どんなことでも流したり腐ったりしちゃいけないな・・・!とか、人に喜んでもらうための工夫って、とことんこだわった方が絶対楽しいな・・・!とか思っちゃいました。

というわけで一生懸命書いたつもりなのですが、伝わったでしょうか(汗)
ステージ演出って、ほんっっっとに楽しそうなんですよね~~~~~!!!見ててワクワクする!特に照明がとても好き。最強のインプットの日でしたよ。。。

これから行かれる方は、ぜひ楽しんでくださいね~!
ちなみにこのツアーのアルバムもとても良い曲ばかりです。このHPから試聴できるみたい。5曲目に収録されている「make me bright」っていう曲がとてもロマンチックで素敵なので、オススメです。この曲の照明、好きだったな。。。

Sae

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Sae
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