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自分を守る決断をすること。

『あなたを守れるのはあなたしかいない。』

昔会社の先輩に言われた言葉。
当時システムエンジニアとして働いていたわたしは、ハードワークで心も身体も疲弊していました。

今なら考えられないけれど、残業時間100時間超えは当たり前で、終電に間に合わずタクシーで家に帰ることもありました。(当然自腹😱)
何をやってもうまくいかず空回りで、成功体験なんて本当にゼロに近い…

それでもなんとか踏ん張っていたのは、仲間に恵まれていたから。
年次に関わらず仲良くしてくれる人がいっぱいいたし、みんなで頑張ろう!という空気の強い会社だったから、認めたくありませんでした。

『わたしはもうがんばれない』

それがどんなに恥ずかしくて屈辱的なことだったのか。

みんな頑張ってるのに。
わたしより辛い人はたくさんいるのに。
わたしは恵まれているのに。


そんなふうに自分の逃げ場をどんどんなくして追い詰められて、ある日、客先へ向かう電車の中で過呼吸で倒れました。

そして後日、親しい先輩に言われた言葉が
『あなたを守れるのはあなたしかいない。
助けてくれる人を待っていても、自分を助けられるのは自分だけだよ。』



それから上司に、退職したいと打ち明けることにしました。


あれからもう10年近く経つけれど、その言葉を人生のいろんな面で思い出します。

話を聞いてくれる人も、支えになってくれる人はたくさんいるけれど、やっぱり決断をするのは自分しかいない。
変化を望むなら、まず自分が行動しなくてはいけない。


今いる場所に留まることが必ずしも正解ではなくて、頑張り続けることがいつも正しいわけではなくて
自分を守るために離れる決断をすることも、いまのあなたにとって必要なこともある。

あなたという存在よりも大切なものはありません。
唯一無二の素晴らしいあなたが壊れてしまう前に、自分で勇気を持って決断して欲しい。


自分を大切にするということを、どうか後回しにしないでください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました✨

Sae


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