#007 - おまつりおまもり / ポジティブ発言で心が上向く
「#007 - おまつりおまもり / ポジティブ発言で心が上向く」より
年末ですね〜!
今年も一年ありがとうございました!
書いてるとついついどんどんディープに書きたくなっちゃって、いつまで経っても本編に追い付きそうにないので、来年からはピックアップにするかな〜、なんてことも考えています
特に追いつかなきゃ、みたいなプレッシャーを感じてる訳でも無いんですが、このまま差が開きすぎてしまうと、しゃべった内容を完全に忘れちゃうなー、という懸念が・・・笑
まあ、でも集中して聞こうとするとついついまた書きたくなってきちゃうんでね・・・
適当に楽しみながら書いていきたいと思います
お題#0012【新しい神社のお守りを考える】(1:17~)
さだむ「多分縁起を守って・・・縁起?縁起を担いでる感じ?まあ、持ってたら多分何か良いことあるぞ、てことよね」
うさみ「プラシーボ効果」
さだむ「プラシーボ、まあまあそう」
三人「笑」(1'55''~)
プラシーボ効果、だいぶ市民権を得てきたような言葉ですね
今回、読んでて、ヘェ〜!となったのは、
の部分ですね
プラシーボ効果であることに自覚的であっても効果がある、というのは面白いですね〜!
まあ確かに催眠術も自己暗示も、催眠術や自己暗示だと分かっていても効く人には効く、みたいなことなんでしょうから、当たり前といえば当たり前なのか・・・
さだむ「確かあの、袋に入れる形式は、明治だったかそのくらいに、誰かが画期的な発明(をした)みたいな感じで聞いたことがあるんだけどね」(2:29~)
織物業として1855年に創業した京都の老舗、株式会社秋江によると、
今やどこの神社に行っても、必ずと言って良いほど存在する定形フォーマットですもんね〜!
うさみ「最初は勾玉みたいですね」(3:19~)
勾玉は確かに、お守り感あるなぁ
ただ、Wikipediaを見る限りでは、装飾具である以上の用途は不明みたいですね〜!
まあ今の宝石類も、なんのためにあるのかと言われても困りますもんね
装飾具の一部に使うこともあれば、単に大きな宝石というだけで希少価値がある、みたいなことと近いような気もします
宝石がお守りに使われることもありますし、今と何の違いも無いのかもしれませんね〜!
うさみ「平安後期には、如来像が彫られた木製の円柱が納められて」(3:52~)
これですね
凄いなぁ〜!
さだむ「最近よくインスタとかでちょっと回ってきたりして好きなんだけど、箱がポコッと開いて猫の手がその箱を閉じるスイッチみたいなのを押してパコンと閉まるみたいな」(4:19~)
こんな感じのボックス、作り方も簡単なので自作したものがいっぱいありました
貯金箱バージョンとかもありました
おまもりがこんな感じで反応返してくれる、と考えると、確かにかわいいですね〜!
なっち「だから実際IoT的な意味で繋いじゃうっていうのは」(6:27~)
IoT、最近はごくごく当たり前になってきましたよね
スマート家電というと、より一般的には親しみやすい言葉かもしれませんね
一番繋がって「進化」を感じたのは、やはりスマートスピーカーですね〜!喋りかけたときに音声で応えてくれる、というのがやはりポイント高いですよね
アレコレ繋いでおけば、エアコン付けたりテレビのチャンネル変えたりとかも、スマートスピーカーを通してできますもんね
個人的には、物理的にボタンを押しちゃう、というSwitchBotの発想は好きです
うさみ「アレは、あの、繋がりを表現するために、ラピュタであった飛行石が道を示してくれる光」
なっち「あー、ずっと神社の方を向いている何か」
さだむ「あー良いね!ピーッてね 超お守りやん!」(6:42~)
天空の城ラピュタからですね
ちょうど、非公式ファンサイトのTwitterにシーンが載ってました
こんなお守りあったらワクワクしますね〜!
しかし、なんか似たモノないかな〜と探していたら、ムスリム用のキブラコンパス(メッカの方角が分かるコンパス)はまさにそういう用途のものでした
アナログのキブラコンパスは、自分の手で地域用のダイヤルを回すことで、コンパス(北)とのズレを手動補正するんですが、GPSと連動するスマホ用のアプリもいっぱい出てそうです
さだむ「おもちゃで煙の炎を吐く怪獣のおもちゃがあるじゃん」
なっち「赤色LEDと霧かな」(8:24~)
ラボでも、金スルギくんが、水を入れてトリガー引いたら霧と光が出て炎を吐いてるように見える怪獣の銃みたいなおもちゃを持ってるんですが、それをイメージして言いました
とかく忘れがちなのが、光はチリとか水蒸気とか何かしらが無いとアニメのようには光ってくれない、という事実です
ラボの廊下でレーザーの実験をしたときは、カーペットを叩いて埃を出すととっても綺麗に見えました
さだむ「お守りね けど、貼って貼られて貼り返す、みたいなね笑」
うさみ「ビックリマンシール!」(9:11~)
ロッテが生み出した巨大コンテンツ、ビックリマンですね〜!
貼って貼られて貼り返されて、というのは、パッケージにも書かれていた、公式の遊び方で、悪魔、天使、お守りは三すくみになっています
ただ、そういう遊び方をしていた子供はほぼ居ないでしょうね
コレクション心をくすぐる「キラカード」の存在もあり、トレーディングカードのような感じで扱っている子が殆どでした
なんならお守りシールが透明なのにちゃんと理由があったことすら、今初めて知りました・・・笑
大ブームになった「悪魔VS天使」シリーズの発売が1985年で、僕(さだむ)は小学1年生?いや、幼稚園年長くらいかな?なので、小学生低学年時代は本当にこのビックリマンブーム真っ盛りな思い出です
僕は大好きだったけど、シールだけ取られてチョコは捨てられる、みたいな現象もよく見られました
今は無いけれど、山口県防府市の国分寺マルキュウ(防府が拠点のローカルスーパー)で、学校帰りに良く買っていました
うさみ「ビックリマンはクレーム来てないんですかね ものすごい入れ込んでるじゃないですか」
さだむ「けどあの辺ってもうすでに著作権は切れてるだろうからね」
うさみ「著作権って笑 いやいやいや、冒涜だ的なのはありそうじゃないですかね」
さだむ「女神転生っていうゲームとかは割とそういうのあったりしたみたいですね」(10:07~)
確かにいろいろ、神様っぽいのとか悪魔っぽいのとかごちゃ混ぜにしてますもんね〜!
神話とかは著作権的には大丈夫なんでしょうけど・・・笑
僕(さだむ)の大好きなゲーム、女神転生も1986年くらいの西谷史さんの小説「デジタルデビルストーリー」が元になっていて、こちらも悪魔VS天使に日本の神話がごちゃ混ぜになった世界観なので、ビックリマンにはかなり影響されたんでしょうねー!
こういうクレームが来るのは、日本のコンテンツがグローバルになったということなんでしょうね〜!
僕が小さい頃の昭和末期は、まだコンテンツはほぼ国内の市場のみをみていて、そういう問題は起きなかったのかなと思います
なっち「昔、ネットラジオというかポッドキャストのちょっと前ぐらいの時代に、どっかのラジオ局でやってたんだと思うんだけど、『8時だヨ!神仏習合』って番組があって」(10:34~)
概要欄でも書いてますが、今は『8時だヨ!神さま仏さま』になっています
クレームが来たんでしょうかね?笑
兵庫県尼崎市のコミュニティラジオ局FMaiaiで放送されていたようですね
YouTubeのチャンネルもあり、同時期にポッドキャストでも放送されていたようです
僧侶の松山大耕さんによるTEDxでのトークもとても面白いです
安心感というのは、本当に大切ですよね
対象が宗教であれ、科学であれ、人であれ、なんらかを信じようとすることは安心感を得るためだと思います
知らないものに遭遇したときに不安になるのは、自分の安心感、信じてきたものが脅かされる、という恐怖心から来るものだと思いますが、信じるものが違っても皆、自分と本質は変わらないんだ、という理解があれば、あなたの安心感は決して脅かされることはありません
先日、アブ・ダビに行ってきたのですが、せっかく砂漠を見に行くなら、と、民族衣装のカンドゥーラを買って着ました
すると、現地の人が皆、ニコニコしながら見てきて、「良いね!それ、好きだよ」と話しかけてきてくれました
パキスタンから来たというタクシーの運ちゃんとも仲良くなり、色々と幸せについての話を聞かせてくれました
まあイメージ的には完全に、外国人が京都で袴を着て歩いてるのと同じ感じなんだと思いますが、知らないものに立ち向かうときに、自分の安心感が損なわれないことを知っていれば、興味をもってむしろそこからより大きな安心感を得ることができる、というのは、とても大切な学びだと思います
なっち「お守りランド作る?」
さだむ「おまもりーランド」
うさみ「まもりーランド」(14:10~)
神社のエンタメ施設、面白いですね〜!
たぶん実際には、今の日本の社会にはそんなバブルの頃みたいな大量消費モデルの施設は合ってなくて、もっと自然とか歴史と結びついた自然公園みたいなものの方が合ってるんだろうな、と思いますが
お題#0013【この日を新しい国民の祝日として制定します!】(14:48~)
さだむ「月連動で満月はもう休みとか」
なっち「旧暦が復活してくる感じがするね」(15:53~)
旧暦、つまり太陰太陽暦ですね
Wikipediaは少し詳しすぎて日本以外の旧暦もいっぱい載ってたので、国立天文台のページから
そもそも1ヵ月のことを「月」と表現する時点で、今も旧暦の影響は残ってますよね
英語でもMonthで、Moonからの影響は色濃く、どの国でも1年を分割する「月」の概念に月の満ち欠けによる周期を利用していたことは伺えます
これはまあ当たり前のことで、1年が12ヵ月なのはそもそも、季節が一巡する(太陽の周りを地球が一周する=公転する)間に、月の満ち欠けが12回あるからです
「12回満月を見たら、また桜が咲いた」というのを見れば、それはまあ12分割するのも頷けますね
1年を12分割するように定めたのは、東西問わず多くの地方で採用されていますが、例えば古代バビロニア(現在のイラクのあたり)が使っていた太陰太陽暦=バビロニア歴も日本の旧暦と同様に、12ヵ月プラスうるう月の13ヵ月で構成されています
ちなみに1年は3〜4月頃から始まるので、春からのスタートだったようですね
日本への直接的な影響で言うと、古代中国の秦の呂不韋が「呂氏春秋」に著した十二紀が有名ですが、その十二紀も、儒教の天人相関説からの引用でまとめたようで、この天人相関説はかなりインドの「梵我一如」の考え方からの影響を色濃く感じます
古代エジプトでは偶然にも毎年、夏のかなり正確な時期にナイル川が氾濫をしていたようで、少しずつズレる月の満ち欠けでは予測するのが難しく、代わりに星を観察したところ、おおいぬ座のシリウスが、毎年日の出の直前に地平線に見えるようになるタイミングでナイル川が氾濫することを発見しました
このシリウスという星は、当時は5月末〜6月末の夏至のあたりまで、方角的に太陽と重なってしまって見えなくなる時期があるらしいんですが、その時期を抜けてシリウスが再び見え始めた頃に、ナイル川が氾濫していた、ということで、砂漠化に追われてナイル川周辺に集まってきた民にとっては、ナイル川の氾濫後の大地の肥沃化は自然がもたらす最大の恵みであったため、この氾濫時期を正確に予測することが世界中の他のどの地方よりも切実な問題だった訳ですね
そして、この地球上からみた太陽とシリウスとの相対的な位置関係を元に1年を規定しようとした場合、1年は365日だとほんの少しずつズレていってしまうことが分かり、1年がおよそ365.25日だ、というのを発見したらしいです
このエジプトの太陽暦をヨーロッパに輸入したのがユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)で、今の太陽暦はユリウス暦を基準にしている訳ですね
それまでは古代ローマでは1年は10ヵ月と61日の冬休みで構成されていたみたいで、そこにユリウスが勝手に11ヵ月目(July)を入れて、その後にユリウスの姪っ子ちゃんの息子である初代皇帝アウグストゥスが12ヵ月目(August)をぶっこんで12ヵ月に落ち着いた、という話も有名です
古代エジプトの科学について学ぶたびに、よくもまあそんなに古来から天体を正確に観測できたな、と驚嘆することが多いのですが、当時は星がとても綺麗に見えた、ということ以上に、砂漠地方であるために空に雲が殆どなく、毎日毎日綺麗に星が見えた、ということも大きな要素なんじゃないかな、と思います
アブ・ダビに出張に行った時も、毎日の夕陽と、ちょうど満月の時期だったので月がとんでもなく綺麗だったのが印象的でした
雨が降らないってこういうことなんだ〜と、感動したのを覚えています
あ、国立天文台ですが、「歴Wiki」というものが存在していて、これ見てるだけで時間が溶けました
ちなみに1週間が7日である起源は古代バビロニアであったようですが、ユリウス暦では1週間が8日だったようです
休息日(日曜日)が赤、というのは古代ローマ時代からの伝統みたいですが、土曜日が青、というのは日本の慣習で、1960〜70年代に広まったようですね
青にしたのは印刷機の都合によるものだそうです
さだむ「ちょっとね、けどね、この緑の日があるなら、青の日、赤の日入れてRGBにはしたいよね」
なっち「なるほどね、植物とかそういう緑じゃなくて 三原色」
さだむ「CMYKまで入れちゃう」(16:49~)
光の三原色、科学の時間に習いましたね〜!
赤と緑と青の光を混ぜると、白い光になる、と、本当に不思議な現象に思えて、僕(さだむ)が小学生の頃に、理科がそんなに得意教科でもなかったにも関わらず興味を失わずにいれたのは、ほぼ、この光の三原色が象徴する「魔法みたい」な科学の不思議な現象のおかげなのかな、と思います
この原色のWikipedia、最高ですね〜!
僕も長い間ずっと、「赤、緑、青」というのは単に恣意的に決めた組み合わせで、そうじゃない3原色も存在するんじゃないかなーと思ってたんですが、そのことがきちんと書かれていて、スッキリしました
リュミエール兄弟というのは、以前に触れたような気もしますが、映画を生み出したと言われるフランスの発明家ですね
実際には、当時はエジソンも含めて多くの企業が映画の実用化に向けて切磋琢磨していたので、リュミエール兄弟は「映画の実用化に成功した」という表現が正しいのでしょうが
実用的なカラー写真の発明も、リュミエール兄弟が実現したようで、それには「オレンジ、緑、紫」の三色が原色として使われた、ということなんでしょうね〜!
これ、再現してみたいなぁ
減法三原色、というのは、理科の時間で「色の三原色」として習いましたね
絵の具で混ぜると黒になる三色、というのが減法三原色ですが、こちらも「シアン(水色)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄色)」と決められる以前から画家の間では、赤と青と黄色の絵の具を混ぜたら黒になる、とされてたんですね〜!面白いですね
原色のWikipediaは更にここから、より興味深い項目へと進んでいきます
三原色、としているのはあくまで人間が生物学的に高・中・低波長の3種類の光の受容体を持っているからそうしているだけで、それが4種類ある生物に最適なのは四原色、16種類ある生物に最適なのは十六原色、ということなんですね〜!
鳥は紫外線の受容体がある、というのは聞いたことあって、実際に紫外線をカットするフィルター付きのゴミ袋(紫をカットするので、全体的に黄色っぽくなる)を使うと、人間には中身が見えるけどカラスには中身が見えない、というのを聞いたことがあります
僕(さだむ)がアート方面への興味を持ったタイミングはもっとかなり後の時期なので、RGBに対して、絵の具を混ぜたらいろんな色が作れたり、ごちゃごちゃ混ぜたらそのうち黒くなる、というのは経験則的に理解していたのでCMYKのいわゆる「色の三原色」にはそこまで魔法のようなものを感じませんでしたが、こちらはこちらで調べてみると面白いですよね〜
印刷方面とかも調べると本当に奥深くてワクワクする世界なんだろうな〜と思います
ディープ過ぎて足を踏み入れられてないけど・・・
うさみ「僕、H3ロケットの打ち上げ成功日を記念したいですからね」(17:26~)
うさみくんが言及してるのは、2024/02/17のH3ロケット2号機の打ち上げ成功のことですかね
1号機が失敗しただけに、2号機の打ち上げ成功は嬉しかったですよね
2024/11/04には、試験機の4号機が打ち上げ成功しましたね
宇宙兄弟みたいに、また月面に人が降り立つ時代が来ると良いな〜、と思っています
うさみ「じゃあ何、車の日、ハチロクが生まれた日とか」
なっち「ハチロクってなに?」
さだむ「ハチロクっていう、車ね」
うさみ「イニシャルDの」(18:04~)
「頭文字D」僕ら世代にはド直撃したしげの秀一さんによる「走り屋」についての漫画ですね
ちなみに、「走り屋」というのは暴走族とは違って、山奥で車を速く走らせることを趣味にした人たちで、実際にこの漫画にも不良のような人たちは殆ど出てきません(まあ交通違反してる時点で不良は不良なんですが・・・)
ハチロクというのは、トヨタ・AE86(AE86型トレノ、もしくはレビン)のことで、当時は中古車としてレビンの方が圧倒的に人気だったみたいですが、漫画の影響で不人気で台数も少なかったトレノが爆発的に人気になり、すごい額のプレミアがついたそうです
僕の友人達も、FTOだとかRX-7だとかのスポーツカーやZZRだとかNSRだとかのスポーツバイクを買って、週末は山奥やダム周辺に行ってブンブン走ってました
ちなみに、発売は1983年5月、とまでしか記載されておらず、日付までは載ってませんでした
まあ車の発売日とかって大体そんな感じですよね
さだむ「スーパーマリオが生まれた日とか」
うさみ「マリオ記念日」
さだむ「日本っぽくねえのに・・・笑」
なっち「イタリア人じゃん」
うさみ「イタリアの記念日に、制定します」(18:54~)
より正確には、イタリア系アメリカ人ですね・・・笑
当時販売されていた「ドンキーコング」の主役キャラであった通称ジャンプマンに「マリオ」の名前が与えられたのは1982年6月30日に販売された、「ドンキーコングJR.」が最初のようです
初代の販売時期はまだマリオの名前が冠されていませんが、1981年7月のようです
ただ、マリオファンからすると「マリオブラザーズ」(1983年6月21日発売)もしくはその後に大ヒットした「スーパーマリオブラザーズ」(1985年9月13日発売)の方がむしろ記念日にふさわしい、と考えるでしょうか
さだむ「二十四節気とか、七十二候だったっけ、とか、そういうのをもう一回見直してみて・・・」(20:41~)
二十四節気は、大体「呂氏春秋」を始めとした古代中国の時代にゆっくりと成立していったようですね
1年を12節気と12中気に2分割したものですね
太陰暦の1年(月の満ち欠けの12周期分)は太陽暦の1年(地球の公転周期)よりも約11日短いので、たまに中気を含まない、うるう月を設定したようです
七十二候は更にその二十四節気を3分割して、1候あたり約5日なので、ほぼ1週間と同じような感覚で使われていたようです
そして、その七十二候は1つずつ、その季節にあった自然現象を俳句のようにごく短い文章で表した名前(実際には漢語)で表されているので、これがとても雅やかなんですね〜
例えば1874年に制定された日本の略本暦においては、立春の次候だと「黄鶯睍睆」、山里でうぐいすが鳴き始める、という名前が付けられていますし、啓蟄の初候では「蟄虫啓戸」、巣ごもりしていた虫が戸を開く、という名前です
見ていて面白いな、と思ったのは、中国の宣命暦における雨水の初候で「獺祭魚」、かわうそが捉えた魚を並べて食べる、という名前です
山口の地酒の「獺祭」はここから名前を取ってるんですね〜
毎週こんな雅やかな名前がついてたら、一年過ごすのが楽しくなりそうですよね
さだむ「僕の好きな僕の好きなショーン・エイカーっていう心理学やってる人 ポジティブ心理学みたいなやってる人も・・・」(27:30~)
TEDの中でも僕が本当に大好きなプレゼンテーションの一つですが、この幸福を感じるための人の性質に対しても「そんなの人の生まれもった特性だよ」と諦めてしまわずに、エクササイズを通して具体的に認識を更新していこうとする科学的姿勢が、とても素敵だな〜と思います