![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149173365/rectangle_large_type_2_57086ad06410fd94070610df3259f6e9.png?width=1200)
『ルックバック』が呼び覚ます、郷土愛とふるさと納税
マジで熱い作品でしたね……、映画『ルックバック』。
個人的なベストシーンはやはり、主人公・藤野が田んぼの畦道をうれしさのあまり、身悶えるようにスキップして帰宅するところ。もう一人の主人公・京本とのつながりの深さを印象付ける、まさに名シーンでした。
本作の魅力は、マンガに情熱を捧げた二人の青春物語。ですが、その背景を彩る「自然の風景」も評価が高いです。作中でも京本がマンガの背景描きに熱を入れていた分、そうなるのは自然のなりゆきといえるでしょう。
雨にうるおう一面の水田に、晩夏の草いきれ。遠くに見やる紅葉の山々に、すべてが白銀に覆われる冬景色——。
![](https://assets.st-note.com/img/1722435994877-1MQFII0o6y.jpg?width=1200)
そんな風景が、たったいま危機に陥っています。
というのも、本作の舞台は原作者・藤本タツキ氏の故郷、秋田県にかほ市。その近隣の由利本荘市や山形県遊佐町・酒田市とともに7月25日、豪雨に襲われたからです。
不幸中の幸い、人的被害は少なかったよう。とはいえ、人口流出の激しい地域としては、それなり以上の痛手を被ったことでしょう。
何を隠そう、私・長田もこの地域の出身。『ルックバック』のヒットを誇らしく思うとともに、ずいぶん前に地元を離れた身としては、この度の災害にも少なからず心を痛めています。
とはいえ、最近は本当に便利になりましたね。
ふるさと納税の災害支援では、7月の豪雨災害に対する寄付受付が早くもはじまっています。私ものちほど「おトクに寄付」(変な言葉ですが)させてもらおうかと。
ちなみに、細かくいろんな地域に寄付金を分散させると、それぞれ別個に自己負担額が2000円かかるので、要注意です。
※こちらはBusiness Insiderのメルマガ(無料)用に用意したコラムです。私は水曜担当になっておりますので、もしよろしければ、こちらのリンクからお申し込みを!