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#121 誰かのミスはチームでカバー 今、自分にできることをやる!

仕事にミスはつきものです。
ミスをした人を責めたくなる時もありますが、大切なのは「どうしたら解決できるか」を考え、淡々と行動に移すことです。今日、その大切さとチームの結束を実感する出来事がありました。

僕の所属事務所で、同僚がミスをしました。

詳細は控えますが、月に一度やるべき仕事が漏れていて、来月にまとめてやらなければならなくなりました。これにより、来月のスケジュールがカツカツになり、事務所だけでなく本社も巻き込んで根回しや調整が必要になりました。

本日、関係部署が集まり、対策会議をやりました。ミスの当事者不在でしたが、参加者は問題の当事者でないにもかかわらず誰もが前向きでした。誰もが「自分はなにができるか」を考え、やるべきことの抽出に専念していました。

ある先輩職員は、自らスケジュールを組み、いつ誰が何をやるのかロードマップを作成しました。その職員はミスの当事者でも、ミスした職員の所属課でもありません。むしろ、今回の件で仕事が増えてしまった側なのですが、不平不満はゼロ。むしろ旗振り役を買ってでてくれました。

そんな姿を見ると、僕自身も「できることはやろう」と思えます。作成してもらったスケジュールを本社や事務所の関係者に展開し、本社の担当者に根回しを依頼しました。

誰もが前向き。温かいチームだなと思いました。

僕が過去経験してきたチームでは、失敗した人を責めたり、陰口を言ったりする雰囲気がありました。特に、仕事ができて、仕事が集まる職員ほど、不平不満を漏らすことがありました。他の部署の動きの悪さに文句を言う人もいました。

このような状態は全く生産的ではありません。誰かの悪口や陰口を言っても、その人の成果や評価が上がるわけではありませんし、むしろそれを聞いていた若手は萎縮します。

「自分がミスをしたら、悪口を言われる」と思ってしまうと、ミスを隠したり、言われたことだけやると消極的になってしまいます。チームの雰囲気が悪くなる上、生産性も低下します。

失敗の反省と対策は、ミスした本人がすれば良い。周りが口を出さなくても、自分でやります。口ではなく、手を差し出してあげたいですね。


ミスが起きたら、「どうすれば解決できるか」に焦点を当て、具体的な行動を起こす。誰かが率先して調整し、スケジュールを整理し、前向きに問題解決に取り組む。この助け合いの姿勢こそが、強いチームの証だと感じました。


困難な時こそ、助け合う。それが強いチーム。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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