#40 時間は自分で支配する
今日は「時間は自分で支配する」というテーマでお届けします。
かっこよさそうなタイトルですが、いわゆる時間自律性というものです。
僕の働き方の過去と今を少し比較してみようと思います。
毎日残業時代の時間の捉え方
時間の流れるままに身を委ねる
過去、忙しい事務所にいた時は残業が当たり前で毎日のようにやっていました。定時退社なんて絵空事であり、幻想にすぎないと思っていました。だって、目の前の仕事が終わらないじゃないかと。
時間とどう向き合っていたか。
恐らく、時間が流れるままに身を委ねていたように思います。
・この仕事が終わるまで残業してやりきる。
・体力のある限り残って頑張る。
時間の制限を設けずに体力や気力が判断指標となっていました。
時間は気力体力がある限り無限に使えると思っていたので、仕事をやり終えるのに結果的に〇時間かかったという捉え方でした。
今の時間の捉え方
3歳娘の保育園が16時30分までであり、3ヶ月の息子を連れて妻がお迎えに行ってくれています。その時間から僕が家に帰るまでの約2時間は妻が1人で子ども2人をみている状態です。なので一刻も早く家に帰らなければなりません。
限りある時間の使い方を考える
10月7日に育児休業から復帰してから1時間も残業をしていません。
・定時で帰るためにどうするか
・限られた時間で成果を出すためにどうするか
を考えています。
すると、どうやって与えられた時間を使えばこれができるのかを考えるようになりました。
・人に頼むのか
・できないと断るのか
・自分でやる場合、何ができればゴールなのか。
上のようなことを、仕事に取りかかる前に考える癖がつきました。
隙間時間の使い方にこだわる
隙間時間の使い方もこだわるようになりました。
・自分にとって必要性の低い会議はキャンセル
・参加必須の会議でも実り少ない時間は内職をする
・例えば、スマホでメールを打つ
・スマホで資料の作成をする
・そういう準備を常にしておく
・ちょっとした待ち時間に作業予定の調整
会社のデスクに座らずとも、できることはたくさんあります。デスクに座らなくてもできることは、積極的に隙間時間でやるようにしました。
戦略的に休む
昼休みも戦略的に休むことにフォーカスしました。食事の時間は最小限にし、本を読んでインプットの時間を増やしたり、午後眠くならないように15分の昼寝を必ず取るようにしました。目が冴えてしまっていると、つい仕事を進めたくなりますが、そこはぐっと我慢。午後の貴重な時間を時間密度最大で過ごすために休息優先です。
このように、時間は有限であるから、その時間をどう使えば仕事が終わるかと捉えるようになりました。
時間に流されながら仕事をするのではなく、自分が自分の時間をコントロールしながら過ごすことで、振り回されているストレスが減り、時間が無いという言い訳も減ります。今のところ毎日心身ともにフレッシュで働けています。
変えるきっかけは時間に制限ができたから
こういう変化は自分の時間に制限ができたからこそです。残業ゼロは無理と思っていれば、変化は訪れなかったでしょう。今までと同じでは立ち行かない。そう思えなければ、変えられませんでした。
しかし、意識だけでは変えられなかったでしょう。
僕も以前は、水曜日のノー残業デーに飲み会があり、その日に限っては「終業まであと何分だ」と意識していました。でも、それ以外の日は特に予定がないので、遅くまで働いていました。
結局のところ、仕事終わりの予定がないと、時間が無限と心の中で捉えてしまい、時間の使い方を真剣に考えなくなるのです。
だから、時間術の本で「仕事終わりに予定を入れる」は正しいのです。忙しくて予定を入れられないんじゃなく、予定がないから時間の捉え方・使い方を変えられないのです。
僕の場合は一刻も早く帰らないと子どもの面倒をみる妻の負担が増えるという事情がありました。だから、変えることができました。
自分の時間は、自分で決めて生きる。
時間は自分で支配する。
時間の捉え方が変われば、
使い方を変えられるのです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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