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#52 本を読む習慣が僕を変えた

皆さんは読書お好きですか?僕は今、読書がとても好きで、ほぼ毎日のように本を読んでいます。

読む量は特に決めていませんが、会社のお昼休みやすき間時間にちょこちょこ読んでいます。最近では、車の運転中にオーディオブックを聞くこともあり、様々な形で本に触れることが増えました。


今では身近な存在となった読書ですが、高校や大学の頃はほとんど本を読んでいませんでした。年間で1冊も読まないこともありました。しかし、徐々に読書を好きになり、今では読書によって多くの良い影響を受けていると感じています。

今日は、本との関わり方を振り返りながら、読書で得たものをまとめていこうと思います。



ほとんど読まなかった学生時代

中学・高校・大学時代にはほとんど読書をしていませんでした。中学・高校では朝に読書の時間があり、その時に15分ほど本を読む時間が設けられていましたが、それ以外には読みませんでした。

唯一覚えているのは、福岡伸一さんの『生物とも生物のあいだ』です。その本は教科書の内容と直結していて非常に面白かったため、生物が好きになるきっかけにはなりました。

本をほとんど読まなかった理由は、読書に慣れていなかったため、読むスピードが遅く、読解力も不足していたからだと思います。そして、読む習慣も無かったからでしょう。

社会人になって読むことが増えた

きっかけは出張の電車移動が暇だったこと

大きな転機があったのは、社会人になった頃。最初に所属した事務所は出張が多く、移動中がとても暇に思えて本を読むようになりました。その時にお世話になった上司も読書が好きで、それに影響されたかもしれません。好きな本を貸し借りして読んでいました。

当時読んでいたのは、歴史小説が中心です。『真田太平記(池波正太郎著)』や『坂の上の雲(司馬遼太郎著)』が好きでした。学生時代、長文を読むことすら苦手だった自分が、長編小説を読み始めたら、次第にすらすらと読めるようになり、読むことが面白くなってきたのです。

読解力は、「慣れ」なんだなと感じました。

環境の変化で習慣が消える

ところが、出張が少ない事務所に異動すると、読書の習慣が薄れてしまいました。2年ほどほとんど読まない時期がありました。出張の移動中に読むのが習慣であり、それがそのままなくなってしまったため、再び読書から遠ざかってしまったのです。

転機。ビジネス書に手を伸ばす。

4年前くらいから、再び本を読むようになりました。この頃から、ビジネス書を読むようになりました。どうも自分には仕事の溜め癖があり、タスク管理をしっかりできるようになりたいと思い立ち、何冊か読み始めました。

これは自分にとっての大きな転機でした。これまで小説ばかり読んでいた自分が、ビジネス書をメインに読み始めたのはこの頃です。

しかし、当時はほとんど身になりませんでした。読むだけで、やった気になっていたのでしょう。唯一、紙の手帳はやめ、デジタルカレンダーを使い始めたのは、本の影響でした。

育児休業の合間、たくさんの本に触れる

今年8月から2ヶ月半、育児休業を経験しました。思い返せば、そのときは仕事が嫌で、仕事から逃げるように休んでいました。でも、このままでは戻れない。何か変えないと。そう思っていました。

育児休業中、生活のリズムができてくると、自由な時間がとれるようになってきました。その時間で、本を読むようになりました。結果的に、2ヶ月半で20冊ほど読んだでしょうか。紙の本に加え、Audibleや電子書籍も始めてみました。

読み、行動し、習慣になり、初めて変化が訪れる

過去にもビジネス書籍は読んでいましたが、それほど大きな変化はありませんでした。でも、育児休業のこの期間は、僕に大きな変化をもたらしました。読んで得たことを、とにかくやってみることにしたのです。

  • 読んだ内容(インプット)をアウトプット

  • 読んだニュースをアウトプット(コメントなど)

  • アウトプットにより強いインプット

  • 多読(他分野の本を読む)

  • 選読(必要なところだけ読む、強弱をつける)

  • 仕事中、机に水筒を置かない

  • 昼食は腹5分目で、栄養は分割補給

  • 金曜日に15分の振り返り

  • 戦略的に休む

  • 隙間時間に作業できるタスクに分けておく

  • 心理的安全性を高める行動をとる

  • 人を頼る

  • 仕事の初動を早く

  • 資料やメールの文章は短く、簡潔に

  • 毎日筋トレ

世の中でトップを走る人たちが、上のようなことをやっていて、自分との違いを生んでいる。だから、自分もやってみれば、トップの人たちに近づけるかもしれない。そんな思いだったかもしれません。

「多読」や「選読」は初めて出会った言葉でしたが、過去に読んだ『坂の上の雲』の登場人物、秋山真之もやっていたなぁと、過去の記憶とも繋がりました。

さて、先ほど挙げたこと、過去は全くやっていませんでした。今ではすっかり習慣になっています。どれもやらずにはいられなくなっています。

それにより、少しずつ自分が変わってきていると感じています。仕事のテンポも良くなってきましたし、日々充実感を持って過ごせています。本で得た学びを実践してきたからにほかなりません。

読書から得たもの

読む楽しさから、長文慣れしました。
ビジネス書を読み、真似ることを得ました。
それにより、行動が習慣になって初めて自分が変わることを実感しました。

育児休業中に本を読んでいなかったら、今頃どうなっていたのだろうと思うと、少しゾッとします。一方、もっと早く読んで行動に移していたら、今頃どうなっていたのだろうと後悔もあります。

だから、これからも継続して本を読み、自分をアップデートしていきたいなと思います。


今日より明日が少し良くなるように。

小さな積み重ねが大きな変化を生む。

何もせず過ぎた時間は取り戻せない。
その時間についた差も埋まらない。
だから未来を変えるのは今なんだ。

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