ガウディにやられた!
スペイン、バルセロナに来たからにはここを見なければ。
それは
サグラダ・ファミリア。
この頃(2012年)はまだネット予約があったのか?なかったのか?
私は普通に並んで入場しました。朝イチで行ったのですんなり入れた記憶があります。
ご存知のように今も建築中。1882年に建築が始まり、晩年キリスト教徒として生きたガウディはこの教会の建設に後半生のすべてを費やし1926年に市電にはねられ亡くなってます。
2026年に完成予定です。→あくまでも予定。そして聖堂内部もすごいんです!
天井を見上げたら、奇想天外な天井デザインに、首が痛くなるほど、真上を見続けていました。これは、何を意味しているのだろうか?
きのこなのか?
昔は、この斬新な発想の建築はなかなか受け入れられなかったと思います。だって、柱が波打ってたり、柱の上にぶどうのオブジェのってたり(ぶどうはキリストの血の象徴なんだって)この内部だって既成概念をひっくり返すような設計だもんね。それなのに設計図とか、なかったんだって!!(そりゃそうだ。曲線ってどうやって平面図に書くのかね??)設計図ではなく模型は展示されていました。
このサグラダ・ファミリアの礼拝堂内は森をイメージしたそうです。ガウディはその建物ごとにテーマを決めていてサグラダファミリアの外観はまさしく、そびえ立つ山。ガウディが完成させた「生誕のファサード」は、石でできていますが曲線がたくさん使ってあって、とても教会とは思えないです。
「物事を常識的に考えすぎると、新しいものは生まれない。」
普通、こうだろうな?って思うことって、もしかしたらほんとうに「普通」なのか?ってつくづく思いました。多数の人が、やってるから「普通」少数派だと、「それは、おかしい」と思いがちだけど、じゃー!普通って何よ。。と考えさせられます。
革新的なものを追い求めて生きたガウディさんの建築物をもっと見たくなりました。
次の写真もバトリョ家の依頼で手がけた「カサ バトリョ」です。
階段の手すり、こんなんです。
こんな、カーブのって?
手すりなの?
海をテーマにしているとの説のカサ バトリョ
こちらも、曲線がたくさん使われた設計になってます。
この他にもグエル邸の屋上の煙突の奇抜さなども
とにかく見るものすべて斬新です。
常識って、なんだ?
普通って、なんだ?
今までの様式にとらわれない物の見方って、こうやって、実際見て、感じることなのだなぁ。とバルセロナに来れたことを感謝する私でした。