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「何者でもない私」でもいいんじゃない?と思えた魚尽くしの夜

私は、幼少の頃から
(何ものか)になりたかったです。

小学生の頃はピンクレディーの物まねをして過ごし、『踊れるアイドル』に憧れ、
卒業アルバムには『アナウンサー』になりたいと書いてあり、

現実を思い知らされたのは、高校を卒業したあたり。

(何もの)か?にはずっとなれずに、子育てをしてもがきながら、いろんなことを趣味でやり出したり、だんだん先が見えてくる還暦前の私は、やっぱり(何ものでもない)やつでした。

何ものかにならずとも、私は自分を認めてあげよう!なんてちょっと思ってるよ。


旅に出ると、いろんな過去を思い出すもんです。
まー、、ただ歳を取っただけなのかもしれませんけどね。
でもねぇ、、

ひとりで選択して行きたいところに行けて、決定できる人生って、サイコーじゃん!!って誉めてあげてます。

そうやって振り返っても、美味しいお酒と料理で、しあわせな気分になりゃー、「まっ、いいか!」で終わっちゃうんですけどねー。何者かになれなかった旅する飲んべえ。

前回の記事はこちらからどうぞー。


雑賀崎の宿、「新七屋」は火曜日と土曜日のみ、希望があれば母屋で獲れたその日の魚料理を夕食で頂けます。

母屋は、宿から2分くらいのところでした。

玄関が広い!
昔から大事にしていた家具とかもちゃんと残っているんです。
こんな広い素敵なところで、ひとりのお食事です。贅沢すぎて申し訳ない。


ちょっとした家具とかも雰囲気を醸し出してます。
これは、ひいおばあさんの嫁入り道具のお箱。布団が入っていたとのことです。
代々受け継がれた釣具の数々。
クダヒゲエビの唐揚げは、殻が柔らかくビールのおつまみにサイコー😃⤴️⤴️


ビールが、すすみすぎます。



真鯛のカルパッチョ
お刺身の盛り合わせです。
ヒイカ、アジ、
赤カマスはあぶりで。
天ぷらも地物

この他、焼き物で小さな鯛の塩焼きがあって、ご飯とお汁が出ました。食べきれないほどで、お腹もいっぱいです。デザートは梨で!私はお部屋にお持ち帰りしました。
ここで、オーナー兼漁師の池田さんといろいろお話することが出来ました。「新七屋」さんには2泊なので、散策のおすすめ場所を聞きましたら今話題のスポットなどを教えてくださいました。


翌日の雑賀崎の夜ご飯どこがおすすめか聞いたら、歩ける範囲には飲食店が無いとのことでしたので、聞いておいて良かったーと思いました。
そういえば、雑賀崎はカフェのようなところがありましたが、ランチで閉まってしまうそうです。
危うく夕食難民になるところでした。

翌日は何か買ってきて宿で食べようと思います。


         和歌山編まだまだつづく。


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