さちこの湯めぐりな夜(鹿教湯温泉2021年9月)
だって、日本人ですもの。
やはり温泉で疲れた体と心を癒したいですね。
今回は、わりと最近行った旅の記憶の「温泉旅」をお届けします。
今年の夏は暑かった上に、8月から9月は自粛生活を続けていました。ようやく私のところまでまわってきたワクチンを2回接種したタイミングで、疲れを癒しにやってきました。
《鹿教湯温泉》→かけゆと読みます。初めて訪れますが、いかにも湯治に効きそうな感じです。
長野県の上田と松本のちょうど中間地点にある
温泉街も、とくに華やかというわけでもなく、とにかく何もない木々に囲まれた里山です。
お宿は「三水館」
7部屋しかない小さなお宿です。実は夫がずっと以前から行きたいと思っていたそうなんですが、これまでホームページをチェックしていても満室で予約できなかったそうです。
直接ホームページからと一休.comで予約のみとなっているようですね。(2021年10月時点)
今回はタイミングよく一室のみ空いていたとのことで、やはり私も呼ばれるように行くことが出来たのでした。おっ?私のおかげじゃん笑
もう、すっかり秋の空です。
こんな幻想的なトンネルを抜けると、、、
鹿教湯温泉に入ります。
お宿に到着です。
宿の女将さんが、穏やかに宿の案内をしてくださいます。ベッドがあるお部屋や、蔵をリノベーションしたお部屋もあるようです。
ねこちゃんがいます。こごみちゃんだったかな?
冬はやはり薪ストーブですよね。
まだストーブは要らずエアコンも付けずちょうどよい季節です。
こちらもゆったりとくつろげそうなリビング。
お食事の後はここでデザートをいただけるそうです。
お部屋も居心地のよい和室です。
さっそく温泉に入ります。
※お風呂の写真はホームページからお借りしました。
男女は朝夕で入れ替わりますが、お湯も透明無色。
柔らかいお湯で、じわじわと夏の疲れた体がほぐれていくようです。
途中の軽井沢で購入したビールをまずは一杯!!
そして、何といってもこちらのお宿はお食事がとても人気なのです。草料理というのでしょうか?
メニューはすべて丁寧に調理されたお野菜が中心です。
この日は
こんなご案内があったのですが、夫に願いは消極的に却下されました。今鼻が効かなくて、松茸の匂いがわからないかもしれないという一言で。
いいよ、又の機会にしよう。
まずは、こんな風に綺麗に盛り付けられた前菜いちじくとクリームチーズが日本酒にあうぞ。
夫はいつも熱燗。
お酒は「佐久乃花」という地酒をいただきました。
おかわりは鼎(かなえ)
南瓜豆腐。
鱒のゴマあえ。
頭からがぶりの鮎。
そして、ここで、きのこのグラタン。薄味でチーズもいい具合で夫と奪い合って食べる!
そして、栗ご飯とおつけもの。
ほとんどお野菜で、優しい素の味付けなので、日本酒をおかわりしても、普段〆の米は食べない私でも、栗ご飯まで完食しました。
そしてデザートはクラシックが流れるリビングで
紅玉のジェラートとプリン。
もう、最高じゃないですか?
リビングでお話ししたご夫婦は激リピーターさんで、今年もう、5回も宿泊していらっしゃるとか。
やはりこのお料理を味わうと、又来たくなります。本当に。
館内の木製の家具とアートは木工作家の井崎正治氏の作品なんだそうです。
心安らぐ。
こちらのトルコブルーのカップ欲しかったなぁ。
ねこちゃんも、もう眠いのね。
朝ごはんも、全く胃もたれもせず。(あんなに酒呑んだのに)むしろ、お腹が空いています。
朝のお漬け物とお味噌汁で、ごはん何杯でも食べられそう。毎日食べたいなぁ。
(私はこう見えても少食なんです。)→どう見えるかはご想像におまかせしますけど。
ここは、春、夏、秋、冬、と季節ごとに訪れたいお宿です。冬は修繕休みもあるそうなので、今度は春を目指したいです。
帰りは、これも初です。
松本城。立派ですねぇ。
天気もよく、夏かと思うほどの暑さでしたが、
美味しいものを堪能し、温泉に入り、帰りも運転もせず、極楽な癒し旅でありました。
さちこの温泉旅、、、
まだまだ続きます。