真夜中の緊急速報で飛び起きる(2018年北海道旅)
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9/5美瑛から高速でキロロに向かう途中で札幌に寄ってご飯を食べることにしました。
まずは車をパーキングに停めまして、
「牡蠣5坪」さんへ。
基本立呑屋さんですが、
いつも混雑しています。なんと、こちら!厚岸産の牡蠣が105円なんです。(2018年当時)
運が良ければ、たったの5席に座ることができます。
運良く座ることが出来ました!
生牡蠣に
焼き牡蠣!
そして
ホッキの醤油焼き。
牡蠣を堪能したあとは、
〆でジンギスカン!(笑)
《十鉄》さんへお邪魔しました。平日でもかなり込み合ってます
http://juttetsu.jp/
むすめよ!運転お疲れ様!
と、母だけビールでございます。
娘に運転してもらって、ビールを飲めるなんて、!
至福の時間であります。
きましたきました!
娘も、ラム肉かー、なんて、ちょっと羊肉ということに躊躇していましたが、
いくらでも食べられる!と肉とライスを堪能していました。
札幌からキロロリゾートまで、帰りつくともう23時を過ぎていました。が
まだ寝らんぞ!
娘と、夜中の飲みも楽しい。明日はどこに行こうと相談しながら眠りについたのですが!
いきなりの、スマホからの
「地震です!」のギュイギュイとの音!
直後、いきなりの、ものすごい揺れとともに
飛び起きました。
この地震は大きいっ!
感じたものの、夜中の3:00!
とっさに頭がまわりません
速報ではこの地区は震度5くらいありそうでした。12階でしたのでもっと揺れた感でしたが、自分の家と違って落ちるものや棚もないのでベッドでじっとしていました。娘が横に居たので心強かったです。
ホテルの館内放送は朝8時頃あり
停電になっていて自家発電で従業員エレベーター1台動いているとのことでした。
BSテレビの情報だと大きな被害が出ているとのことで、不安でいっぱいです。
翌朝ロビーに降りると、この日チェックアウトの人がたくさんいて、途方にくれていました。
JRも飛行機も、バスも運行していないようで、ツアーの添乗員さんがフロントであたふたと電話をかけている様子です。
この時点では、地震直後の一時的な停電だと思い、翌日7日の便で帰る私たちはそんなに不安でなかったのですが、(テレビがBSしか映らず細かい情報が入ってこなかった)埼玉の自宅から、いろんな情報がメールで飛んできました!
「ガソリンあるか?」
「旭川空港、帯広までは車で行けるか?」
など。ガソリンも翌日レンタカー返却時にスタンドで入れようと思っていたのでメーターは4分の1くらいです。
インターネットの情報では足りません。
とにかく、食糧を探しに外へ出てみました。
山の方に登っていくと
道の駅がありました!何か売ってるかしら?
中はやはり停電中なので
販売もなかったのですが、唯一
ガスは止まってなかったので、10分後にパンが焼き上がるとのこと!
待ちますっ!
抹茶クロワッサンを購入できました。
コロッケも揚げたてがどんどん売れてます。
お腹も落ち着いたので小樽駅方面まで走ってみると信号機が停電で点いてないのでおそるおそる進みます。東日本震災のときもそういえば計画停電で信号の点いてない交差点走るとき怖かったなぁ➡いろいろよみがえってきます。
コンビニもほとんど物がありませんでした。
食べるものどうしようか?と思っていたら
あら?
まさかの移動販売車が。
初日に食べた!あの鳥の半身揚げを販売していました。さっそく持ち帰りでゲット!
飲食店も全滅なので、ホテルに帰ることにします。
だんだん、帰れるのか不安になってきました。そしてニュースで停電完全復旧1週間と報道されていて、おそるおそるホテルに明日の空きを聞いてみると、副支配人さんが、「今の状況ではなんとも言えない」との事。
午後は翌日帰れなかった場合の対策を練ることにしました。
まずは
宿泊をじゃらんで同じキロロリゾートトリビュートホテルを一室押さえました。➡あと一室だったのでドキドキでした。
そしてこのパックの購入先H.I.Sの連絡先に電話するも繋がらず。
あきらめて
次はANAに連絡。
団体包括運賃なのですが確認番号で照会してくれました。翌日の運行状況は未定ということでしたので7日に搭乗する便を8日に変更。30分くらい待って繋がりました。
そして次はレンタカー会社に電話。
オリックスレンタカーさんでしたが、
こちらはほんと対応が素晴らしかった。
まず、こちらの安否をうかがってくださり、延長分の料金はお支払なしで大丈夫との事でした。ガソリンスタンドも休業しているので、くれぐれも無理をしないようにと、どこの営業所でも返却オッケーとこのような災害時にはとても暖かい対応をしてくださり感謝です。
当初軽自動車でお借りしたのにアップグレードしてくれてハイブリッド車にしてもらったりと
今後もレンタカーオリックスさんにすると決めました。
どこの飲食店も営業してないので、ホテルで唯一開いているレストランで食事します。ビュッフェで驚くほど高い金額でしたがこんなときは食べられるだけありがたいです。
他の自家発電がないホテルなどは、電気が止まってるのでやむを得ず、チェックアウトしなくてはならず、空港に寝泊まりした人もたくさんいたと聞きました。
泊まれるだけでも感謝です。
停電は3割回復という報道でしたがホテルはまだ電気来てないようですが、お部屋の明かりもついてますし、冷蔵庫の電源も入っていました。(自家発電がどれだけもつかわからないとホテルスタッフ談)
小樽も、まばらで信号機が点いてるところと消えてるところがあって、病院や避難所のあるところに優先的に電力配給していると思われます。
そして、震源地に近い厚真町では大きな被害となり犠牲者も多数出ているということです。
そして震度7という大災害のなかで
東日本大震災を思い出し、地震のおそろしさを
再び体験しました。
そして、私は生きているということ。
娘と自然の怖さを共有しながら、
命がある奇跡にも感謝しました。